日経デジタルマーケティングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこれまでに日本で起きた炎上がまとまっている。炎上事例はほぼ日本のケースのみ。2011,8に発売されているため、ほぼ目新しい事例は無いが、「事件簿」としてケースを思い出す、参考書としては良いと思う。
また、第3章の炎上防衛Q&Aに、個人編と企業編がある。特に個人編については、ソーシャルメディアを使用する上での心得(気をつけるべきこと)が説明してあるので、不安に感じる方や、これから本格的に活用していきたいと思う方には是非先に読んでいただきたい。
第1章:毎月発生する炎上ケースの概要説明(2010,12-2011,6)
第2章:今まで起きた炎上事例を6分類。
それぞれ -
Posted by ブクログ
ソーシャルメディア上で『ついうっかり』つぶやいてしまったことに対して会社が謝罪するなどの『炎上事件簿』を集めたのが本書にです。手軽に誰もが『発信』できる時代になったからこそよく読んで欲しいと思います。
僕自身も実を言うと、名前は伏せますがある有名人に対して失礼なつぶやきをしてそれが炎上してしまったことがあります。幸いにして、謝罪はしましたのでその本人も許していただけたのですが、ああいうことはあまり遭遇はしたくないなぁ、ということが強く教訓として残ってしまいました。
本書は高級ホテルに『お忍び』できた有名人をツイッターで『実況中継』してホテル側が謝罪しましたですとか。某有名スポーツ用品店に契 -
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Posted by ブクログ
若者の〇〇が減っている、と聞いたら単純に人口減の影響がないか、考える。
アンケート調査の場合、設問の仕方によって傾向が変わる場合がる。
キウイの消費量は、半分が60代以上。
保育園建設の反対が最も多いのは40代女性。
若者はむしろ犯罪離れ、切れるのはむしろ老人。暴走老人対策。65歳以上の検挙人員が増えている。
初めて調査するのに「異変」が起きている、との表現はおかしい。事前の思い込みがないか。
コメダコーヒーは昭和型喫茶店で成功した。喫茶店の減少=不人気ではない。
月曜日は祝日が多いので、年間数字は少なくなる。
教師のTOEICスコアと、生徒の成績は関係がない。
禁酒者の中には、ドクタ -
Posted by ブクログ
本書は、日経デジタルマーケティングという雑誌の記事を再構成したもの。この手の分野は書籍より雑誌がいいですね。勉強になりました。特に他社事例。
また、「参考になる本」が興味深そうなタイトルばかりだった。
・資生堂
トレジャーデータのクラウド型プライベートDMPを導入
現在は約15万人がLINEのアカウントとワタシプラスのIDを接続
・クレディセゾン
2016年4月にセゾンDMPを設置
このDMPにカード会員情報、過去13カ月分のカード利用データ、ポイントサイト「永久不滅.com」の利用履歴などを取り込んだ。
セゾンPortalは150万件以上ダウンロード
・スターバックス
スマ -
Posted by ブクログ
情報が手に入りやすい今だからこそ情報を疑えということですね。
その数字を信用する前に。
若者のビール離れなんかまさにそういうとこです。
少子化で僕らの年代が減っているのに対してバブル期に働いてた若手、今でいう40代50代の人もビール離れしてるんですよ。
確かに僕ら世代も少しは酒離れしてる割合ですが僕らが飲まなくなっただけでビールの売り上げそこまで下がることないですしね。
「最近ビール飲めへんわ〜」
そう言えば飲み屋でおっさんが言ってるの聞こえてくるなぁ。w
あと未成年の飲酒や飲酒運転に対しての取り締まりも昔と今とでは厳しさが違います。
昔は大学に入った18歳から即居酒屋で飲み会OK!が今はそう -
Posted by ブクログ
数字を見るときは、その数字を出した背景や母数を考えながら、
複数の角度から判断しましょう、という本。
記者が書いているだけあって、
文章は端的で非常に読みやすい。
また、話も理路整然としていて納得感がある。
さすがによく調べているな-と感心もする。
でも全体として見ると、なんだから連載記事を読んでいるような気になっている。
数字の味方に対する著者の警鐘は十分伝わってくるものの、
なんだからサラッとした印象。
多少偏っていようが、著者のドロドロとしたエネルギーを感じられる本のほうが
記憶に残りやすい、ということだろうか。
(自分にとっては、です) -
Posted by ブクログ
ミクシィ、ツイッター、フェイスブックと順に流行り始め、もうこれ以上のSNSはないかと思われた矢先、怒涛の勢いでユーザー数を伸ばしたのがLINE。上述のSNSは会員数2000万人が限界であったのに対し、LINEは2012年には3000万人、そして翌年には5000万人と天井知らずの増加を見せている。ミクシィ疲れがミクシィ離れを誘発したようにLINE疲れがLINE離れを惹起するかといえば然に非ず。予兆さえみえず、寧ろ年を追うごとに連絡網としての地位を固めている。本書ではLINE急成長の理由、そのリスクを解き明かす。終章にはトラブルを防ぐための設定方法も詳説されており、なかなか役に立つ。リスクさえ弁え