真保裕一のレビュー一覧
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映画を観てストーリーとイタリアの風景がとても好きになり、原作を読んでみたくなり購入。
少しずつ映画とは異なるけど、とても面白かったです。
サスペンスやホラーが苦手なのですが、怖すぎずにストーリーを楽しめる点とテンポがあって読みやすかったです。Posted by ブクログ -
真保裕一による映画原作から書き起こした、外交官シリーズ第一弾。
読み始めはどうも、織田裕二の顔がチラついてなんだかなあと思っていたが、読み進めるに連れそんなことはどうでも良くなってきて、物語の世界に没入してしまう。日本人誘拐事件に端を発した物語は、やがて思いも寄らない展開を見せ始める。このあたり、真...続きを読むPosted by ブクログ -
サンフランシスコで日本人女子大生が姿を消した。その背後にうごめくテロリストを追い、外交官・黒田康作は帰国する。待ち受けていたのは、女子大生と接点をもつ記者の殺害だった…。Posted by ブクログ
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ヨーロッパの小国・アンドラで殺人事件発生。外務省邦人保護担当の黒田は現地に向かい、ひとりの日本女性と出会う。彼女は何者なのか。ふくれあがる疑念とともに、黒田にも危険が…。Posted by ブクログ
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外交官黒田康作、外交官シリーズ第一弾。
母親とともに観光に来ていた日本の少女が誘拐される。
まさに息をもつかせぬ展開。世界を舞台にして、外交官黒田康作が活躍する。Posted by ブクログ -
スペインとフランスの間に挟まれて翻弄される日本人やらアンドラやら。
静かな緊張感をもってストーリーは進むんだけど、クライマックスでも静かなまま弾けなかった。。新藤結香さん、まるで救いがなくて気の毒。Posted by ブクログ -
外交官黒田康作シリーズの第3弾。
シリーズではあるが、単独作品としても十分楽しめる。
欧州の小国アンドラにいる日本人女性進藤結香のSOSに黒田が向かったことで、国家間の陰謀に巻き込まれる。
偽名を名乗った女性にも、何やら隠された思惑がありそうで、黒田にも危機が迫る。
テロ組織ETA(バスク祖国と自由...続きを読むPosted by ブクログ -
役人としての仕事の仕方は、公務員だった私にはうなずける事がある。でも黒田さんのように事なかれ主義ではない仕事をしている人がいるのも知っている。
手助けした人に翻弄されるといやになる気がするのに、彼はある意味淡々と対応していく。最後までキッチリ落とし前をつけるのには惚れ惚れする。Posted by ブクログ -
隣人との駆け引きってなに?というくらい、複雑な交渉に想いの至らない私には国と国との権謀術数なんて計り知れない。と思ったけど、人ごととして読む分には面白かった。その中で暮らすのはとても出来ないと思うけど……
外交に携わる皆様に頭が下がります。Posted by ブクログ -
スピード感あって、長めだけどぐいぐい読ませる。面白かった〜。
欲を言えば、日本人のチェチェンについての無関心さが動機の一つというのであれば、もうちょっと読んでてチェチェンについて詳しくなったり、興味掻き立てるようなくだりがあったら良かったかな…と。(自分で勉強せえや、ですな(^_^;))Posted by ブクログ -
なかなか楽しめたし、さくっと読めた。
最初が犯人の心情から入っているのも、面白い。
お互いの頭脳戦みたいのが、どっちが勝つかー?とハラハラさせられた。
ただの誘拐ものなだけでなく、別の問題もテーマとしてあったのかと思った。Posted by ブクログ -
映画やドラマは見てないが、緊張感があっておもしろく、途中からは一気に読んだ。
誘拐事件がどう解決していくのか楽しみながら読んだが、思わぬ展開になって面食らった。
一回読んだだけでは理解できないとこが何度か出てきて、頭がけっこう疲れた(笑)。
考えさせられる話でもあった。
ただ、黒田のイメージがわ...続きを読むPosted by ブクログ -
真保さんの小説は数年ぶりに読みました。
やっぱり上手いですね(^^)
序盤からあらゆる伏線をひいて、最後に一気に繋がっていくのが爽快です!
サブタイトルが「外交官シリーズ」になってるけど、続編とかあるのかな?!
あったら読んでみたいですね。Posted by ブクログ -
気まぐれで手にとったけど、なかなか面白かった。犯人の動機ととった行動が、なんつーか、心を動かす、というか。複雑な気になりがちなサスペンスの犯人動機ですが、これなら誰しもなんか慮れるんじゃないかと相当評価があがりました。Posted by ブクログ
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イタリアは好きな国であり、その国の中で発生する事柄がスピーディに展開され、非常に娯楽性の高い作品。
自分の仕事柄、日本大使館の方に会うことも少なくなく、その裏舞台を見ているようで楽しくもあった。外交官シリーズ、面白し。Posted by ブクログ -
海外の邦人保護を任務とする外交官・黒田はテロ情報をもとにローマへと派遣されます。
時期を同じくしてイタリアを訪れた日本人の母親と幼い娘。
少女が何者かに誘拐され、黒田は真相を追いかけていきます。
最初から、ただの誘拐事件ではないことを思わせる部分が多々あり、
裏に隠れた真相を見極めようと、1つの言...続きを読むPosted by ブクログ -
過去一で読破に時間がかかってしまった。ハラハラドキドキが少なかったかな。なんとなく予想が出来る展開と若干無理がある展開に納得いかず。同じような言い回しが多く、新鮮さに欠けた。この本の面白さは、霞ヶ関のドロドロを知れることかな。Posted by ブクログ
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読み応えあり。
スペインはグラナダ。そしてフランスとスペイン国境のアンドラ。フランス警察も登場し事件は複雑に。
ミステリーそのものは難解ではないけど、その3つの国の立場をうまく描いていて興味深い。Posted by ブクログ -
外交官シリーズ第三弾、外交官が主人公の探偵小説。
小国アンドラで殺人事件が発生、
大使館に助けを求めた邦人女性を出張中の外交官黒田は急遽助けることとなる。
ところがこの女性が殺人事件の被害者の関係者の可能性が出てきて黒田も事件に巻き込まれていく。
シリーズ第三弾のこちらから読み始めたが、前作の知識...続きを読むPosted by ブクログ