あらすじ
日本人失踪の背後にコロナウイルスの影……弱き者を護るため、あの男・黒田康作が動き出す。
サンフランシスコで日本人の女子大学生が失踪した。彼女と接点があったフリー記者の他殺体が日本で発見される。背後にちらつく謎の外国人留学生を追って、外交官・黒田康作は日本に帰国する。国内では、医療研究所への不審者の侵入や関係者宅が爆破される事態になる。信じがたい事件の真相に辿り着いた黒田に危機が迫る! 型破り外交官、黒田康作が奮闘するノンストップサスペンス小説。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
サンフランシスコで日本人女子大生が姿を消した。その背後にうごめくテロリストを追い、外交官・黒田康作は帰国する。待ち受けていたのは、女子大生と接点をもつ記者の殺害だった…。
Posted by ブクログ
隣人との駆け引きってなに?というくらい、複雑な交渉に想いの至らない私には国と国との権謀術数なんて計り知れない。と思ったけど、人ごととして読む分には面白かった。その中で暮らすのはとても出来ないと思うけど……
外交に携わる皆様に頭が下がります。
Posted by ブクログ
真保裕一『天使の報酬 外交官シリーズ』講談社文庫。
シリーズ第2弾。数年前に文庫化される予定だったのを見送られ、この度やっと文庫化。第3弾の『アンダルシア』が来月文庫化ということで2ヵ月連続の刊行。
第1弾の『アマルフィ』が非常に面白かったので大いに期待したのだが、捻りに捻り過ぎて肩透かしを食ったかの作品だった。
サンフランシスコで日本人女子大生が失踪し、南米のテロリストとの関係も危惧された。外交官の黒田康作はテロリストを追い、日本に帰国すると女子大生との接点のあるフリーの記者が何者かに殺害される。
様々な疑念は女子大生の父親である元官僚へと向かうが……
本体価格920円
★★★★
Posted by ブクログ
過去一で読破に時間がかかってしまった。ハラハラドキドキが少なかったかな。なんとなく予想が出来る展開と若干無理がある展開に納得いかず。同じような言い回しが多く、新鮮さに欠けた。この本の面白さは、霞ヶ関のドロドロを知れることかな。