小池桂一のレビュー一覧

  • ウルトラヘヴン1

    購入済み

    読むドラッグとはよく言ったもの

    ずっと気になっていたこの作品を、ついに購入してみました。
    初読時は絵の緻密さやコマ割りの奇想天外さに圧倒され、ストーリーよりもその技術的な面にばかり目が奪われてしまったのですが、あらためて再読してストーリー面でも斬新で魅力的な作品だと思いました。
    続刊が出ないのが残念でなりません。

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    2019年11月14日
  • 野生哲学──アメリカ・インディアンに学ぶ

    Posted by ブクログ

    これは新たな視点で世界を見るきっかけになった。ものすごい世界観だった。

    私の身近では、マクロビオティックやオーガニック、スローライフに視点をおく傾向がある。だけど、そもそも、どうしてそうすることが必要であり、その根源にあるものが一体何かは混沌としていた。
    それが、まさかアメリカ・インディアンの人々に関連しているなんて!

    私が住んでいる世界は、「都市」であり「土地」という観念はない。しかし、その「土地」は、アイデンティティとみずからの存在の「意味」をも含有するものであるのだ。

    ものすごく印象的だったのは、人間における自己定義のメカニズムについて。それは、差異化と同一化の二つ。差異化ばかりを

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    2012年01月20日
  • ウルトラヘヴン1

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    この漫画はなんだ?
    ジャンキーな主人公が、ドラッグが合法となった近未来世界で次々とドラッグをキメル、というストーリー。
    きめているときの描写は、読んでいるこちらが目を回す程の躍動感。行ったり来たりする時間軸の中で混乱は必至。

    今までに見たことがないスタイル、だがしかし漫画の域はいい意味でしっかりはみ出ていない。
    正に麻薬をきめたような読後感、もちろん実際にきめたことはないからイメージの域を悪い意味ではみ出ないが。

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    2011年12月09日
  • ウルトラヘヴン1

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    この世にまやかし以外のものがあるってのかよ…


    これは……凄いな。絵での表現力では頭一つ抜けた存在感。
    こんな作品に時偶巡り会えるからこそ、漫画を読む事を止められない。
    80点超えは確実、90点以上も余裕で射程圏内です。

    ずっと探し求めていたものの、3巻発売以後品薄になってしまったとかで
    何処に行っても売っていなかった物。

    「これは読むドラッグだ!」という触れ込みがありましたが、
    読後の率直な感想はまさにその通り。夢を視ているような感覚に浸れます。

    ただ単に混沌としているだけではない、無茶苦茶な中にも一本筋が
    通っているという矛盾を孕んだ、人の見る夢が如きものを
    圧倒的な描画力によって

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    2010年12月16日
  • ウルトラヘヴン1

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    これは、やばいです。
    もってかれます。酔わされます。
    ドラックです。
    しかし、こんな本出版していいんだぁw
    これだけで、パラノっちゃう人も出てきそうな、勢いを感じます。
    お薦めはしちゃいけない本。

    -小池さんの本は、何冊も読んでるけど、特に、こいつは、とびっきりです。

    最終的に、良いヌケが出来る本とか仕上げられれば、小池さんは、神になれるね。

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    2010年05月16日
  • ウルトラヘヴン1

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    ドラッグムービー…じゃなくてドラッグ漫画としてはダントツで一番おもしろいと思う。
    「とにかく読んでみて」としか。
    この漫画のおもしろさをうまく伝えられない。

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    2009年10月04日
  • ウルトラヘヴン1

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    高田馬場と言えばコレ。
    とにかく他のコミックと一線を画している。
    そして積みも頼まんがとは一線を画しているのです。

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    2009年10月04日
  • ウルトラヘヴン1

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    ぐるぐるぐるぐる。自分がほんとにトリップしてるみたい。読み終わったあと本気で気持ち悪くなった。すごい漫画。

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    2009年10月04日
  • ウルトラヘヴン1

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    薬事法改正によって現代より薬物規制がかなり緩和された近未来。その時代においても最高違法薬物ウルトラヘヴン。現実と幻覚、現在、過去、未来が混濁となった最上級の読むペーパードラッグ。

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    2009年11月13日
  • 野生哲学──アメリカ・インディアンに学ぶ

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    南北アメリカの先住民の生き方を学ぶ一冊。自然を敬い、集団の一部としての義務を果たしていこうというもの。何か大きな決断をするときは7代先の子孫まで影響を及ぼすことを考えるとか、生きることは祈ること(太陽の光、いのちの水、食べ物になる動植物に対する祈り)という謙虚な姿勢。人間は音でできているのだから、人の話は聞かねばならないという態度にも心があらわれる感じ。自分は誰なのかというときに、どこどこのものですと言えるほど、地に足をつけているのかという問い。

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    2025年02月09日
  • ウルトラヘヴン1

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    ネタバレ

    眩暈がする。まるでドラッグをやっているかの様に、
    私も引っ張られる。
    それがこの作品の本筋であり、説明はいらない。

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    2013年12月22日
  • ウルトラヘヴン1

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    噂通りの強烈ペーパードラッグ

    わたしはバッドトリップしましたがw

    だって恐くない?これ
    恐いよ

    逝ったきり帰ってこられなくなっちゃう危険アリ!!!

    HAVE A GOOD TRIP!

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    2013年01月06日
  • 野生哲学──アメリカ・インディアンに学ぶ

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    書き出しの、未開民族もほぼ携帯電話を持っていて、グローバル化、「人類全てがお互いの存在を知っており、関与しようと思えば関われる状態」にあることは凄いことだと思った。影響を及ぼし合い、ある意味均質化してゆくことは避けられない。
    その中で、土地に根ざした民族文化を守ることが喫緊の課題であるという主張は説得力を持つ。
    特に、歴史的に見ても数十年の文明社会の維持のために、数千年積み上げられてきた土地の記憶を捨て去ることは、相変わらず土地や風土は存在するだけに、違和感を感じるし、文明が自然に適応するためでなく、頭でっかちにバランスを欠いて進んできた危うさを感じざるを得ない。
    インディアンの世界観が、現在

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    2012年07月20日
  • ウルトラヘヴン1

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    やばい薬とかやったことないのに、やったらどうなるか、あたかも経験済みのように「再現」できる新感覚絵本。読むクスリ。確かに。

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    2011年10月29日
  • かたじけない

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    ネタバレ

    この人のコマ割のセンスとかアングルとか描き込むところとすごく大きな視点で見るセンスとか、バランス感覚がとても好きだ。

    ストーリーはまぁまぁくらいの満足感だけど、あの絵がかもし出す世界観はやっぱり好きだ。

    あと頭の中のあのもやっとした金平糖的イメージ(この作品ではまんま金平糖として出てきてるけど)はこの頃からあったのね。

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    2011年02月06日
  • ウルトラヘヴン1

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    ネタバレ

    ドラッグが合法化された近未来社会を描いたコミックス。
    1~3巻までのまとめたレビューを。

    画力と世界構築力がすごいです。
    特に主人公がドラッグによって幻覚症状に苦しむ画が、グロい。
    世界観の作りこみもかなり頭がいい感じでしっかり組まれていて、
    読んでるだけで、結構気持ち悪くなれます。
    ビジュアルドラッグとはよく言ったもんで、さすが。

    2巻以降、トンでもない展開になっていくんで、
    また全然違っちゃうんですけどね・・・

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    2010年12月28日
  • ウルトラヘヴン3

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    ええー…うっそーん。
    2巻までのシリアスさが一気に崩れて笑った。
    ある程度読める展開ではあったけど、
    いちいちぶっ飛んでるのでやはり面白い。
    次は2013年…ぜひ、2012年のアセンションを絡めて頂きたい。

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    2010年10月27日
  • ウルトラヘヴン1

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    すごいね~マンガで行けますよ。アッチの世界に。
    読んでるだけでトべる。

    こんなにドラッグな漫画があっていいのか?

    どこまでが夢なのか現なのか。
    よくわからなくなりそう。

    でも、そのわからなさすら気持ちイイ。

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    2010年03月20日
  • ウルトラヘヴン1

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    読んでて、気持ち悪いんだか気持ち良いんだかわかんなくなった。
    くらくらした。ドラッグ疑似体験みたいな・・

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    2009年10月04日
  • G

    Posted by ブクログ

    ウルトラヘヴンほどのインパクトは無いけど、
    なんだかポストモダンというかその先の文学ちっくな感じでよかったです。

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    2009年10月07日