太田康介のレビュー一覧

  • やさしいねこ うちの ぽー

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    やさしいねこの物語。
    ぽーは一生懸命に生きたんだと思う。
    優しすぎて、野良ではその優しさが弱さになったかもしれない。
    著者の太田さんの家猫になるぽー。太田さんはぽーの自由を奪ったんじゃないかと少し葛藤するんだけど、そこでもぽーは自分のペースで一生懸命に生きる。
    やさしい物語。読んでよかった。

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    2022年12月01日
  • しろさびとまっちゃん 福島の保護猫と松村さんの、いいやんべぇな日々

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    『おじさんと河原猫』を読んだので再読してみました。太田さんの本はどれもいい写真なのだけれど、内容は考えさせられる事ばかりです。

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    2020年09月23日
  • おじさんと河原猫

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    シロちゃんの表紙にノックダウン!可愛いすぎる❤️しかし、可愛いだけでは済まない現実を知らされる。シロちゃんは人生?猫生の半分を過酷な環境で生活していたにもかかわらず14歳まで生きられたのはおじさん達のおかげでしょうね。

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    2020年09月23日
  • しろさびとまっちゃん 福島の保護猫と松村さんの、いいやんべぇな日々

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    ネタバレ

    この向こう側にある恐ろしく厳しい状況が透けて見えつつもこの写真集は癒し系。確かに理想の猫の暮らしか。

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    2018年02月22日
  • 待ちつづける動物たち――福島第一原発20キロ圏内のそれから

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    福島第一原発20キロ圏内に残された動物たち。

    彼等の置かれている状況の過酷さ・・・
    写真と添えられた説明によって、
    現実の一部だけでも知ることができます。

    偶然見つけた太田さんのブログに、
    頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。
    そこで知ったこの本。

    知らなければ知らないままでいるほうが余程気楽です。
    私は何も見なかった。
    私は何も聞かなかった。
    そうしたら良いのかもしれません。
    気楽です。

    でも。
    でも、と思いました。

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    2012年10月03日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    原発がどういうものかということを
    動物たちがその命をもって教えてくれているのだと思った。

    この動物たちのメッセージを
    著者は、写真と文とで私たちに伝えてくれているのだ。

    人という、このいいかげんな生き物に、
    親愛の情を示し、一度(ひとたび)信頼したら、
    その信頼ををつらぬく動物たちを、裏切ってはいけない。

    一人でも多くの日本に住む人に、
    一人でも多くの原発の地元住民のひとたちに
    目を通してほしい本だ。

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    2012年08月07日
  • 待ちつづける動物たち――福島第一原発20キロ圏内のそれから

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    こういう事態を起こすリスクをもった原子力は要らない。読むとつくづく思う。
    一匹でも多く救われますように。

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    2012年04月28日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    ネタバレ

    報道カメラマンの太田さんが撮った福島の動物達の写真。

    写真集・・・といっても悲しい写真です。
    見ているそばから。
    ページをめくりながら 泣きます。涙が止まらないんです。

    動物達の『何故?』が。
    厩舎、牛舎、豚舎、犬や猫のどうして?
    彼等に理解出来るはずはないだろう。
    人だって『対岸の火事』として受け止めている人が多いから。
    理解出来てない人も居るんだから。

    事実として受け止めなければいけない。
    後世に残さなければいけない。
    確かにTV的にはNGなのだろうけど、現実を現実として受け入れないと。
    頑張っている人に、『頑張れ』とは言えない私。
    それでも『生きろ』と言いたい。
    それは生きとし生け

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    2012年04月09日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    ひたすら胸が痛い。

    福島第一原発の20km圏内に残された動物達。
    そこには目を背けたくなるような、まるで地獄絵図のような光景が広がっていた。
    身を寄せ合うようにして一塊になって息絶えている豚や、衰弱してもう立つことさえ出来ない牛たちの姿は、ただただ哀れで辛い。

    なんでこんな事になってしまったんだろうと、読みながら涙が出た。
    原発の影響で突然人の姿が街から消え、何が何だかわからないままに餓死していく動物達。
    それでも、生き残った者達は大好きな飼い主の帰りを信じて待っている。

    いつまでも飼い主の家から離れない無垢な犬の瞳を見ると、なんかもう言葉が出なくなってしまう。

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    2012年03月22日
  • 待ちつづける動物たち――福島第一原発20キロ圏内のそれから

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    悔しい。悲しい。
    今も、飢えと乾きと寒さでたくさんの命が苦しんでいる。

    原発事故のために家族と引き裂かれ、置き去りにされた動物たちは、
    苦しみぬきながらそれでも待ち続けている。
    ふたたび愛する人の腕に抱かれる時を待っている。

    戦争経験者のある作家が、
    もっとも苦しい死に方は、銃殺や爆死なんかじゃない、
    餓死だと言っていた。
    現代に暮らす人間に餓死は想像しづらいかもしれないが、
    今まさに多くの命がその地獄に直面しているという
    現実が描かれている。

    私には寄付や署名をすることしか出来ない。。。
    でも助けたい。
    どうすればいいのか、どういう方法があるのか、
    考えるきっかけをくれた本。

    見れば

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    2012年03月16日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    福島第一原発20km圏内に取り残され、様々な苦労をしている犬・猫等の愛玩動物、家畜の様子を、震災後3ヶ月間にわたり、写真と文章に記録したもの。飼い主に見捨てられたにもかかわらず、家の前で主人が戻ってくるのを、飢えと闘いつつ、寂しげな表情でひたすら待ち続ける姿は健気だ。

    野生動物と異なり愛玩動物は、人間との相互関係の中で生活するものであり、その生存に関わる最大の要素は、飼い主の資質や責任感、次いで、飼い主による十分な保護が叶わなくなった場合における公的・社会的支援の成熟度である。平時から年間30万匹の犬猫が殺処分される日本では、未曾有の大震災の前に、為す術もなく、ただひたすら動物たちを見殺しに

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    2012年02月15日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    頭ではわかっていたけど、こんなことになっているなんて…。

    「かわいそう」一言では済ませられないのはわかっています。
    優先順位をつけるのは必要だと思うし、ある意味仕方がないと言えるのかもしれません。
    でもこの写真を見て、そういう事を抜きに心が痛みました。
    やっぱりこういう現実を突き付けられた時、人は頭ではなく心で感じるんだと思いました。

    正直見るに堪えない写真ばかりでした。
    でも見るべきだと思う。
    人の想像力ってやっぱり限界があるんだよね。
    幸せに暮らさせてもらっている人間として、しっかり見るべきだと思う。

    でも見るだけ、知るだけでは足りないと思う。
    この想いは行動しないと伝わらない。

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    2011年11月20日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    衝撃を受けた。いかに人間が自分勝手か思い知らされる。目を覆いたくなるけど、ちゃんと向き合わなければいけない現実。

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    2011年11月19日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    読みたい読みたくないはフィクション。
    読まなきゃいけないがノンフィクション。
    だから読んで欲しい、一冊です。


    私たちは生きて生きて、一緒に生きなくちゃいけないね。

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    2011年11月12日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    胸が詰まる写真。残された動物の気持ち、置いていかざるを得なかった飼い主の気持ちを考えるとき、ここに至たる状況を作り出した人間を責めても、飼い主を責めることなんてできはしない。太田氏の厳しくも優しい視線の文章に少し癒される気がした。語り継ぎたい本である。

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    2011年11月10日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    泣きながら本のページをめくりました。
    原発事故のせいで、その場に残された動物たち。
    そして、自分たちの飼い主が帰ってくるのを待ち続ける犬や猫。
    すでに命を落としてしまった動物たちもたくさんいます。
    原発事故さえなければ、あんな姿で命を落とすことはなかっただろうし、美しい福島の土の上を元気に走ったりしていたことでしょう。

    人間はなんとか避難できていますが、でも動物たちは残して行かざるをえない状況にあります。
    そして、そんな動物たちのことを思い、ボランティアで保護活動している方がおられ、中には、毎週東京から福島に来て、保護活動をしている人もおられるとか。そして、その方はそのためにお金を使いすぎ、

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    2011年10月21日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    のこされた動物の様子をみて、
    この動物たちの飼い主の気持ちを考えたら涙でた。
    まだ、ペットは保護も可能だけど、
    牛や馬の目を背けたくなる死の姿。
    震災の影響は、想像できなかったところまで及んでいて、あまりにも大きすぎる。

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    2011年10月04日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    胸が締め付けられる…ペットや家畜と括られる、ヒトではない命が、ヒトの都合で消えていく…訳も分からず途切れる命と、その現実を諦めざる得ない飼い主の悔しさを思うと、ほんとうに「チクショー、ゴメンナサイ」としか言えない。あたかも事故が収束したかのように、大手メディアはもう何も伝えなくなってきている今だからこそ、もう一度考えなければならない…使いこなせず、管理もできず、消し去ることも出来ない…そんなエネルギーをまだ必要だと言うのか?

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    2011年09月26日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    「予測できなかった」

    なんて

    誰がこの子たちに言えるんだろう



    ごめんね

    私の生きてきた場所で
    ずっとずっと苦しんでた皆のこと

    知ってすらいなかったよ


    ごめんね

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    2011年09月26日
  • のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録

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    私の高校時代を過ごした南相馬市の動物たちが写っていると聞いて読んだ本。
    もしも、震災をどこか他人事だと感じている人も、ページをめくって欲しい。映画じゃなくて、残酷な、目を覆いたくなるような原発事故の現実が、写真に収められている。

    知り合いの22歳の女のこは、戦争映画やこういう生々しい映像は苦手だと言う。見たくない、と。


    強要は出来ないし、見るのも見ないのも、個人の自由。

    それでも、自分のことだけじゃなく、自分の周りの世界にも目を向けて欲しい。たとえ自分に直接関係がなくても。
    自分がよければいい、そういうエゴの時代に起きた震災を、目を背けずに自分や周りのことを考えるキッカ

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    2011年09月02日