【感想・ネタバレ】やさしいねこ うちの ぽーのレビュー

あらすじ

まわりの猫にいじめられ続けた、“弱虫”ぽーの物語『やさしいねこ』に、写真展リポートや著者の太田康介さん作の「ネコマンガ」・未公開写真など16ページを増補、文庫化しました。

ある日、太田さんは自宅近くでブサイクな野良猫を見かけました。殺処分や事故死など、増えすぎてこれ以上不幸な猫を増やさないようにと、太田さんはその野良猫にTNR(捕獲、不妊手術、元に戻す)を実行。一代限りの“地域猫”として見守っていきます。

しっぽに特徴があったので「ぽー」と名づけられたその猫は、他の猫に交じって餌を食べには来ますが、他の猫が食べ終わるのを陰でじっと待っている遠慮がちな猫でした。

その体はいつも汚れ、傷ついていました。実は、ぽーは“町内最弱”で、まわりの猫たちからいじめられ続けていたのです。太田さんはそれを見ていたたまれず、ぽーを家猫として迎えました。

すると、今度は家の中の猫にもいじめられるぽー。それでもぽーは、少しずつ先住猫たちの心を開いていきました。さらには新たに保護した子猫の世話も始め、太田家にはなくてはならない存在となっていったのです。

深谷かほるさんの漫画『夜廻り猫』(講談社)で描かれて注目を浴びた、このやさしい猫「ぽー」の物語を綴った写真エッセイ。ぽーを描いた『夜廻り猫』も2本収載。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

やさしいねこの物語。
ぽーは一生懸命に生きたんだと思う。
優しすぎて、野良ではその優しさが弱さになったかもしれない。
著者の太田さんの家猫になるぽー。太田さんはぽーの自由を奪ったんじゃないかと少し葛藤するんだけど、そこでもぽーは自分のペースで一生懸命に生きる。
やさしい物語。読んでよかった。

0
2022年12月01日

Posted by ブクログ

夜廻り猫とのコラボされてて手にとりました。猫を飼うまでは犬派の私がこんなに猫にみつぐとは…。姉が拾ってきた猫は我が家の癒しに。1匹でも幸せな猫生をおくる子が増えますように。

0
2022年01月22日

Posted by ブクログ

野良猫は 強くなければ
生き残れない。


ちょっと ぶさいくな猫 ぽーは
他の猫にも優しい。

著者の家に 迎えられて
幸せな日々を送った。

先住猫に気を遣った ぽー。

野良だったら きっと一人でひっそりと終わっただろうけど
大好きな飼い主さんに 抱かれて お空にいちゃった。
人生(猫生かな) の 後半に 家猫になって
ちょっぴり 不自由になったかもしれないけど 
きっと 幸せだったと思う。

真ん丸で 可愛い ぽーちゃん。。。
お空でも 他の仲間に遠慮しているのかな??

0
2021年09月11日

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