今野紀雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近、「複雑ネットワーク」に非常に興味があり、
まずは入門編からチャレンジというわけで、本書を手に取った。
著者の増田先生は色々な文献も著されており、次に読む予定の
ものも増田先生のものだ。
さて、内容だが、基本的な概念や歴史から複雑ネットワークの事例、
スケールフリーネットワーク、SIR、SISモデル、BAモデルなどの
各種用語などを知ることができて、とてもよかった。
内容も平易であり、入門編としてとてもよいレベルだったと思う。
これから、ますます深みにはまりたい。
目次
第1章 ネットワークのはじまり―グラフ理論の誕生
第2章 ネットワークの格子模様―碁盤目とその仲間
第3章 ネットワークの距離―ベーコン数とエルデシュ数
第4章 世界はせまい!?―スモールワールド
第5章 世界は不平等!?―スケールフリー
第6章 伝染病から身を守る―感染経路と予防接種
第7章 通信ネットワーク―インターネットと携帯電話
第8章 生命を支える―ニューロンとタンパク質
第9章 ビジネスを生き抜く―黒幕とエリートの社会 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
複雑に見える身の回りの現象も「複雑ネットワーク」の考え方を応用すれば単純な関係に置き換えることができる。
伝染病やコンピューター・ウイルスの感染経路、ニューロンやタンパク質の情報伝達の方法。
会社や社会の中の人間関係に「意外な法則」が見えてくる。
[ 目次 ]
第1章 ネットワークのはじまり―グラフ理論の誕生
第2章 ネットワークの格子模様―碁盤目とその仲間
第3章 ネットワークの距離―ベーコン数とエルデシュ数
第4章 世界はせまい!?―スモールワールド
第5章 世界は不平等!?―スケールフリー
第6章 伝染病から身を守る―感染経路と予防接種
第7章 通信ネットワーク―インターネットと携帯電話
第8章 生命を支える―ニューロンとタンパク質
第9章 ビジネスを生き抜く―黒幕とエリートの社会
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
数学の専門家が「数」についてわかりやすく説明した本。数字の基礎を整理できた。素数や三角数の特徴や円周率π、自然対数の底eなど、興味深い内容も多かった。数字のマニアは、かなり頭が良いとは思うが、社会にどれだけ貢献しているのかは不明。
「数学の歴史の中には、重大発見が数多くありますが、0の誕生ほど、数学の発展に大きく貢献したものはないでしょう」p32
「「0」: ① 数の大きさとしての0。3-0=3など。② 数字の空位を表す記号としての0。2053など。」p34
「新世紀の始まりは、西暦の下1桁が1の年から始まるのは、紀元後が西暦1年から始まっているからです。当時は0の概念そのものがなかったために、必然的に1年から始めざるを得なかったのです(紀元前1年との間がない)(数直線的におかしくなる。ビルが1階から上に2階、3階といって、下に地下1階、地下2階といくのも同じ。イギリスはグランド階あり。)」p48
「関孝和が、内接する正131072角形の周の長さを求め、3.14159265359という値を得ている」p144
「ルドルフ・ファン・コーレンは正2(62乗)角形を使って、πを35桁まで求めた」p147
「自然対数の底e: 複利計算の受取れる元利合計と同じ(複利回数を無限回にする。年利→月利→日利→時利→分利→秒利としていく)」p182 -
Posted by ブクログ
いくつかの枝とそれを繋ぐ線というシンプルなモデルからこれだけのことを語れるというのは本当にすごい。複雑でどこから手をつけたらいいかわからないような現実社会が、モデルの導入でこんなにすっきり明解に分析できてしまうとは思いもよらなかった。
もちろんここで説明されていることは導入の導入でしかないし、このモデルでは語ることのできないことのほうが多いだろう。たぶん、語れた部分についても多くの事象が捨象されただろうし、その中にこそ大事なヒントがあったかもしれない。
それでもこうしたモデル化が現実を一部であれ解明する糸口になるとこんなに鮮やかに示せるのは意味あることだと思う。社会科学は経済学を除けば統一的なモデル化の程度が自然科学に比べて低いと思うが、複雑で実験の難しい人間社会を扱うからこそモデル化が大事なんじゃないかと思う。