今野紀雄のレビュー一覧

  • サクッとわかる ビジネス教養  統計学
    高校までで習う確率統計の復習だけでなく、
    大学基礎レベルの推定や検定の考え方も、
    イラストと例のおかけで非常に分かりやすかったです

    これまで何気なく過ごしていた生活の中にも統計が役立てられていることが分かり、
    より身近に感じることができました

    分散、標準偏差など高校のときにはつまづいてしまった考...続きを読む
  • 統計学 最高の教科書 現実を分析して未来を予測する技術を身につける
    左半分に、解説、右半分に数値を交えた例題のフォーマットになっており、勉強しやすい。ただし、統計学を初めて学ぶ方は、一度初級編の書物で一通り頭に入れてから、この本を読むと、グッと理解が深まると思います。新書サイズなので、机の端に置いて、辞書的に使うのもよいと思いました。
  • ざっくりわかるトポロジー 内側も外側もない「クラインの壺」ってどんな壺? 「宇宙の形」は1本の「ひも」を使えばわかる?
    トポロジー(位相幾何学,微分幾何学)の全体像を掴むのに良い本。啓蒙書の装いだが,専門分野の紹介といった形で専門書一歩手前レベル。
  • ざっくりわかるトポロジー 内側も外側もない「クラインの壺」ってどんな壺? 「宇宙の形」は1本の「ひも」を使えばわかる?

    大学教科書の前に読むと良い

    例えばブルーバックスのトポロジーの本を読んでもっと先が知りたい人にお勧めの本。
    ブルーバックスなどの数学に興味がある高校生向けの本と異なり、随分と数学の大学教科書に近い記述である。
    しかしながら、数学科の学生向けの本と比べると遥かに読みやすい本であり、数学の神髄に触れられる本である。

    数学...続きを読む
  • 数はふしぎ 読んだら人に話したくなる数の神秘
    副題の通り「読んだら人に話したくなる数の神秘」だった、まさに。
    特に素数の話、約数の話、πの話が面白かった。双子素数とか、不足数、過剰数、完全数とか、πの求め方の考え方とか。いやそういう発想する?っていうくらい、数学者とか哲学者って発想豊かな人達なんだなと思いました。
    何百年、何千年かけても、まだま...続きを読む
  • マンガでわかる複雑ネットワーク 巨大ネットワークがもつ法則を科学する
     スモールワールドの話が入ってます。ネットワークが分かりやすく説明されていて、結構すらすらと読めます。数学が苦手でもちゃんとわかりやすく解説が入っているので、大丈夫かと。
     複雑ネットワークの入門や教養にはぴったりの本かと思います。

     本文内容にあまり関係のない話を言いますと、挿絵の○○先生のイラ...続きを読む
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ
    ネットワークやインターネット、SNSとしてのtwiter,mixi,facebookを卒論として考える時に避けては通れない基本書である。引用文献とはならないが、具体的なテーマを論理だって考えるための助けになるので、研究テーマを決めるまえにぜひ読むべき本である。
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ
    ネットワークについての研究は、単純化されすぎたモデルが現実に即さない場合が多々あるが、複雑ネットワークの挙動はより現実のものに近い。ワッツとストロガッツによるスモールワールド、バラバシによるスケールフリーネットワークの説明とその応用についてよくまとまっている。ネットワークの経路数/ノード数を「距離」...続きを読む
  • ざっくりわかるトポロジー 内側も外側もない「クラインの壺」ってどんな壺? 「宇宙の形」は1本の「ひも」を使えばわかる?
    トポロジーに興味があってもなかなかいい本がなかったけど、この本はトポロジーの初等学習の本としてはいい本だと思う。
  • サクッとわかる ビジネス教養  統計学
    〇目的
    ・本職はソフトウェアの営業だが、会社自体はマーケティングリサーチ業を営んでおり、営業する中でも統計に関わる知識を必要とするため本書で概要を掴む

    ◯感想
    統計学を日常的に使われている身近なものに触れながら初学者にも分かりやすく教えてくれる。

    数学が大の苦手な生粋の文系の私でもイラストや分か...続きを読む
  • サクッとわかる ビジネス教養  統計学
    これまで、説明できない長年の経験や、見て盗め的な教育とは呼べない教育がまかり通っていたが、それらはどんどんデータ化数値化されていく。

    我々の時代は、身体測定や運動能力テスト、学校の偏差値や成績くらいしかデータ化された物はなかったが、
    今後は文系理系にかかわらずデータの作法を知ることの必須のスキルに...続きを読む
  • 統計学 最高の教科書 現実を分析して未来を予測する技術を身につける
    昔は選挙の開票速報は、結果がどうなるのか興味津々で見ていたものだが、最近は開票が始まった直後に、当選とか当確が発表される。どうやら投票所の出口調査で、大勢が判明するらしい。限られたサンプルをもとに、結果を大胆に?予測する、この手法を確かめたくて読んだ。
    本書の前半は基礎の連続で、刺激がなく退屈だが、...続きを読む
  • 数はふしぎ 読んだら人に話したくなる数の神秘
    自然数、整数、有理数、無理数、実数、虚数などの数の概念、ゼロの意義、素数、円周率、図形数(集合・確率との関わり)、対数の意味など、数は身の回りにあり生活に深く関連しているものでありながら、まだまだ証明されていない予想もあることがよく分かった。
    フィボナッチ数や黄金比、音や色の周波数との関わりなど、本...続きを読む
  • ざっくりわかるトポロジー 内側も外側もない「クラインの壺」ってどんな壺? 「宇宙の形」は1本の「ひも」を使えばわかる?
    「ドーナツとコーヒーカップ」の例にあるように知っていると納得だが知らないと何が何やら、のトポロジー。
    これまで断片的にしかトポロジーというものをとらえられていなかったので、
    ざっくりでも全容をつかみたいと思い本書を手に取った。

    なるほどタイトル通り「ざっくり」わかる。
    高次元になると多少混乱するが...続きを読む
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ
    ネットワークの複雑さの評価や定義の話がメイン。グラフ理論から始まって、フリースケール性・スモールワールド性などといった今でしらなかった情報がゲットできてよかった。脳科学の話で特に視野のニューラルネットワークが、「側抑制」という具体例で示してくれて、イメージがつかめた。社会科学的にもコミュニティーの形...続きを読む
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ
    ソフトウェアテストでは、全体を考えることが非常に重要で、全体を表現するために、マインドマップやNGTが使われているのですが、自分が描いている絵は、どちらかというと、南方熊楠曼荼羅に近いものです。

    言葉で書くと、断片を書いて、それらを小さなまとまりにしてクラスター化し、最後に遠くの断片同士を線で繋...続きを読む
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ
    予想以上に数式が無く,理系にとっては辛いかも。入門書であり,ネットワークがあらゆる学問であることを理解できた。
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ
    最近、「複雑ネットワーク」に非常に興味があり、
    まずは入門編からチャレンジというわけで、本書を手に取った。
    著者の増田先生は色々な文献も著されており、次に読む予定の
    ものも増田先生のものだ。

    さて、内容だが、基本的な概念や歴史から複雑ネットワークの事例、
    スケールフリーネットワーク、SIR、SIS...続きを読む
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ
    [ 内容 ]
    複雑に見える身の回りの現象も「複雑ネットワーク」の考え方を応用すれば単純な関係に置き換えることができる。
    伝染病やコンピューター・ウイルスの感染経路、ニューロンやタンパク質の情報伝達の方法。
    会社や社会の中の人間関係に「意外な法則」が見えてくる。

    [ 目次 ]
    第1章 ネットワークの...続きを読む
  • 「複雑ネットワーク」とは何か 複雑な関係を読み解く新しいアプローチ
    複雑ネットワークは言葉しか知らなかったので、大体どういうものかを知るために読んだ。その意味では分かりやすかった。6章以下は個別の応用事例なので、興味あるところだけ読んでもいいかも。