山崎章郎のレビュー一覧

  • 続 病院で死ぬということ そして今、僕はホスピスに

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    病院で死ぬということの続編。
    著者の山崎先生は、前作以後ホスピスで勤務していた。
    数多くの症例により、人間らしく死を迎える事について記載されている。
    妻を自宅で介護しながら看取るため、彼女の排泄やお世話のため、腕立て伏せ10回、腹筋20回しかできない50代の夫が、妻を看取った時には、60歳にもなろうとする夫は、腕立て伏せ100回、腹筋300回もできるようになる。
    栄養摂取が十分でないが点滴は嫌だという患者には、希望を聞き、缶ビールとアイスクリームが与えられた。
    眠れない患者には、ブランデーが与えられる。
    ホスピスで昔の教え子に授業をした先生がいた。

    ホスピスには、最後の瞬間まで、患者の人生を

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    2024年08月13日
  • 病院で死ぬということ

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    医師でもある著者が幾度となく末期がん患者たちの闘病や死に立ち合い、医師としての延命至上主義の立場から、病院で死ぬという事はどういう結末を迎える事になるのか、実際の症例を交えながら考えている。
    人生の締めくくりとしての尊厳ある死については、どうあるべきなのか。この書籍が書かれた時代から、かなり経過し、現実はかなり変わってきているとはいえ、やはり病院では延命が目的である事に変わりなく、誰もが考えるべきテーマである。
    必読書の一冊。

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    2024年08月12日
  • ステージ4の緩和ケア医が実践する がんを悪化させない試み(新潮選書)

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    山崎先生のような考え方の医師が存在することに、
    心から嬉しく、希望が湧きました。

    抗がん剤で救われた人もいるし
    抗がん剤で苦しんだ人もいる

    代替療法で救われた人もいるし
    代替療法で苦しんだ人もいる

    敵対するのではなく、歩み寄って、
    より良い治療法が確立することを願います。

    患者一人一人に寄り添うような、治療で苦しむことが無い医療を切に望みます。

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    2024年07月19日
  • 病院で死ぬということ

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    消化器外科からホスピスへ転向した経緯や、キュブラーロスの死の瞬間を読んで緩和ケアに興味を持ったというエピソードに、似た境遇を感じて共感した。(大若輩である。)

    初版から20年以上が経過している今も、一般病院における終末期医療の問題点は大きく変化していないと感じる。特に、日々の診療で感じる違和感に忙しさで蓋をしている医療者に突き刺さる内容である。

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    2021年08月22日
  • 病院で死ぬということ

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    ネタバレ

    末期ガン患者の終末医療に関する話。もう30年近く前に出版された本なので書いてある内容自体はさほど目新しい感じでは無いですが、出版された当初はかなりインパクトあったんだろうな~。

    こういう本って、元気な時に読んでこそだと思いますが、とにかく読んでみて良かった♪とりあえず、僕が末期ガンだったとしたら映画「最高の人生の見つけ方」みたいな感じが最高だとは思いますが、あそこまで行かなくても、この本の後半に紹介されていたように残された時間を大切に過ごし、嘘偽りなく最期の時を迎えたいと思いました☆

    あと、なにげに施設内に幼稚園を持つホスピスの話も良かった♪2年前に読んだ「夏の庭」という本にも少し似た感じ

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    2021年03月13日
  • 「在宅ホスピス」という仕組み(新潮選書)

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    「病院で死ぬこと」の山崎先生による在宅緩和ケアの本。一般向けですが勉強になりました。特に緩和ケア論の章は読む価値があります。

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    2020年01月05日
  • 「在宅ホスピス」という仕組み(新潮選書)

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    終末医療は限界がある一方、急激に体調が悪くなり医療は欠かせない。医療と介護、それぞれの差を埋めるヒントを読み取れた。
    人生や愛情、宗教など、総合的な判断のために、いろいろな価値観を涵養するために本は有効な手段であると感じた。

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    2019年12月10日
  • 病院で死ぬということ

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    出版は今から23年前と古いが、ガン末期と言う終焉間際の方々のノンフィクションが短編で10作+著書であるお医者さんの考え方が変わった時の短編と、今後の取り組みについてのそれぞれ1作づつの計12作。

    短編ですごく読みやすかった。

    はじめの5作は患者が望んでも、告知されず
    患者自身の最期が孤独なものが、多い。
    なんの誰のための治療なのだろう。
    読みながら、胸が苦しくなった。
    間に1作著書(お医者さん)の考え方が変わったきっかけあり、
    その後残りの5作が描かれている。
    前の5作とは違い、自身の死を受け入れ、自らの意志や家族との話し合いの結果、安らかで人間としての最期を迎えられている。

    読みながら

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    2013年02月20日
  • 病院で死ぬということ

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    終末期医療に関する本。尊重すべきは患者の意志という大切なことが、医者である著者が体験した生々しいエピソードを通して伝わってくる。この本を読んだ人は恐らく「もし自分や家族がこのような状況になったら・・・」と想像を及ばせることになるだろうが、その時どうしても金銭や時間のコストがどうしても頭にちらつくと思う。実際問題、そのあたりは不可避の課題であるため、ホスピスがどのくらいの期間、どのくらいの費用で行われるのかということについても言及されていれば、尚良かった。

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    2012年05月23日
  • 病院で死ぬということ

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    身近に死期のちかい人がいるなら読むべき。
    死に際の人工呼吸は
    生きてるものの自己満足にすぎない
    尊厳を保ったまま送り出してあげよう

    そんなことが書かれていた。
    本当におすすめ!

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    2011年08月15日
  • 病院で死ぬということ

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    今ではインフォームドコンセントは当たり前になってきたけど、そうでなかった時代の悲しい死に心が痛む想いでした。
    最後のガンのお父さんのような暖かい死が病院でも当たり前になればいいのに・・・

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    2011年01月31日
  • 病院で死ぬということ

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    この本は実際のところすばらしい。人々の生死感というのは時代によって変わるものであることが分かる。そもそもそこを避けて通ってきたわたしたちは、もう一度深く考え直す時だろう。

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    2010年10月23日
  • 病院で死ぬということ

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    本書の前半に紹介される悲惨な終末期医療のエピソードは、医療の発達とそれに伴った医療者の倫理観の変化が、皮肉にも人が人として死んでいくことを許さなくなってしまったことを示しており、非常に衝撃的である。

    著者は、従来の医療の常識を覆す緩和医療のあり方に気づく。がん告知の問題から出発して、患者・家族との信頼関係を築き、尊厳ある死を選ぶ道もあることを、医療を受ける側にも、提供する側にも提言している。

    今でこそ医療倫理が注目され、終末期医療のあり方も盛んに議論されるようになったが、本書が世に出された頃は、医科学の奢りともいうべきか、緩和医療について真剣に考えられることも、ましてや組織的な取り組み

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    2010年09月06日
  • 病院で死ぬということ

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    医師である著者が終末期医療に関して書いた本。
    初めて読んだのは単行本で、もう10年以上も前。
    その後文庫で買いなおし、本当に何回も読む。
    「死」「尊厳」について深く深く考えさせられる。
    読むたびに泣いてしまう素晴らしい本。

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    2011年10月20日
  • 病院で死ぬということ

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    十代の頃は「死」についてよく考えていたな・・・と思います。その始まりの本だったと思う・・・・・・それから、エリザベス・キュブラーロスへいって(地元の本屋には無くて、京都に行って始めて買ったのは彼女の「死ぬ瞬間」でした)。

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    2009年10月04日
  • 病院で死ぬということ

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    19年3月 購入
    終末期医療について考える。
    医師として、患者が最期の時を迎えるにはどうした対応が好ましいかを記している。
    最期まで人としての尊厳を保ち、死を迎える大切さ。

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    2009年10月04日
  • 病院で死ぬということ

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    医師の視点から、病、病院、家族、医療、そして死について書かれている。死ぬということについて深く考えさせられ、また涙が止まらなくなるすばらしい1冊。

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    2009年10月04日
  • 病院で死ぬということ

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    私が、「死」について考え始めるきっかけとなった本。昨年、山崎先生と研究会でお会いしましたヽ(´ー`)ノ

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    2009年10月04日
  • 病院で死ぬということ

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    高校生の時読んで、看護学生の時読んで、看護師になり先週読みました。それぞれ感じることが微妙に違っているように感じるけど、看護師として働きだして死が身近になって悩んだときまた読みたいと思います。死について真摯に向き合うことはたやすいことではないですが、著者の向き合い方には共感できます。私もそんな医療者でありたいです。

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    2009年10月04日
  • 続 病院で死ぬということ そして今、僕はホスピスに

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    日本人の90%が病院で死ぬ。年間24万人がガンによる死である。なのに、末期医療のなんと粗末なことか。これが"日本で死ぬということ"なのか!?―医師のこの痛切な反省が、日本にホスピスの理念をもたらした。これは、本当に人間らしく死を迎えるにはどうしたらいいかを考えつめた医師の愛と願望の書。

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    2009年10月04日