伊沢正名のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実践型ノンフィクション。しかも一冊を通じてひたすら野糞の話。ここまでウンコに強い想いを持ち続けるエネルギーは素晴らしい。
お尻を拭くのも葉っぱであったり、指であったりとエコ思想が徹底している。しかも葉っぱのお尻での感触を真剣に論じている。
さらに、ただ野糞をするだけではなく、それが土に帰っていく過程もつぶさに観察している。しかも最後は味わってしまう。これはさすがに真似出来ない。もはや偉人の領域。
子供の頃に野糞をしたときの爽快感は今でも鮮明に覚えているが、この歳になって実行することは多分ないだろう。
「糞土師」は無理でも「糞土志」ぐらいにはなりたいと思う。 -
Posted by ブクログ
「食は権利、ウンコは責任、野糞は命の返し方」
執筆時点での連続野糞記録は13年と45日。
ウンコ原理主義者の信念に基づいた記録である。。
なぜ野糞にそんなにこだわるのか。
まず、人が何かを続けるとき、それが快感となることが前提である。
そのうえで、何故野糞がよいのかを検証すると、現代社会において人間は、他の生物の命を奪って食べるのに、その命を自然に返していない。
し尿処理施設で焼却処分されるからだ。
この、自然から逸脱したシステムへの疑問が信念となり、うんこ原理主義者としてのぐそに励む。
のぐそ...。個人的なハナシですが、年に2,3回、しますよ。
登山中とか、サイ -
Posted by ブクログ
著者の伊沢さん、のぐそにこだわりその回数を何十年もの間1日も欠かさず手帳に記録、日本中を探してもここまでの本物の”奇人”はなかなかお目にかかれないだろう...。
しかし、(99%以上の日本人が)トイレ1回で大変な水を消費して都市を汚し、せっかくの自然の恵みをどぶに捨てている事実が自然保護的観点で大きな損失であることに疑いの余地はない...。
本を読んだ後、うんこが本当に宝に思えてきて仕方がない。
地球の自然を考えたとき、まさしくのぐそは超合理的行為である。とは言え、この人間社会で日々を生きている中、羞恥心という概念が身についてしまっている自分もいる訳で、さすがに都市でのぐそはハードルが究極 -