樹のえるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
職場に突如押しかけて、突如連れ去ろうとする女性。
よくよく話を聞くと、会った事もない祖母がやっていた
下宿屋の学生だと判明。
切羽詰まっている感は出ていますが
突如その行為は…な、女子大生。
行けば困惑しまくり、な現実ですが、主人公は
日本どころか普通の生活するのに14年かかったようで。
しかもフレンチ作っているならば、その価格設定も
なかなかにずれています。
話の端々に、レシピがないけど作ってくれた、と
語られていますが、まさか祖母もこの状態で??
なかなか、スリリングなレシピの仕入れ方です。
最後には、自分に足りなかったものを手に入れて…で
終了しましたが、そもそも職場の提案。
これ -
Posted by ブクログ
再びな首切り事件、再びな連載前、再びな誘拐事件。
すべて、再び、の連続短編。
さすがに驚きの首切りですが、この時点で怪しいお兄さん。
ミスリードかもしれませんが、タイミングと
やってる事が、と思ってしまいます。
コスプレ集団は驚きの結末でしたが、その前に
盗撮魔って本当に手段を選ばないんだな、と。
その根性は、別のどこかに使ってください。
誘拐事件は、まぁ逆恨みというか、黒幕は
うまい事やったな、と。
これを見越して、の犯行なら、完璧です。
結局、首は一体どうなったのか。
比喩表現の方の首、も気になりますけど。
これ現職がやっちゃったら、どうなるのでしょう? -
Posted by ブクログ
死体アレルギーの主人公が出会ったのは
人の顔をコピーしてしまう刑事。
連続短編で、仕事をしてなさそうな同僚や上司だけれど
能力はある、という部署。
能力以外は、ごく普通(?)の職場です。
主人公…はまだあるかもしれない範囲の能力ですが
相棒たる刑事の能力は不思議なもの。
犯人に怒りをぶつけるために、罪を分からすために
殺された人の顔になる刑事。
しかし3話目の話の犯人だけは、そうか、という状態です。
罪の意識がなければ、それ自体を憶えてない、というのは
衝撃的なものでした。
いじめっ子といじめられっ子の法則、も
これに当てはまるのでしょうか?