あらすじ
警視庁刑事部に配属となった若き刑事、大和。彼が足を踏み入れたのは刑事部捜査零課。そこは、組織から弾かれたアウトローの刑事ばかりが集められた部署。 デスクのそばに置いた盆栽に語りかける昼行灯の羽佐間警部、ソファでくつろぎながらスマホゲームに熱中する春日警部補、ほとんど刑事部屋に戻ってこない陣内巡査部長。個性的な刑事たちの中でも、音無レイカは、驚くべき才能をもつ女性刑事だった――。 心に深い傷を負った美しき女刑事レイカと、正義感あふれる大和刑事。陰惨で哀しい殺人事件に遭遇する彼らが、凶悪な犯人を追いつめていく。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なんとなく気になって読んでみた。
同時進行でビブリア古書堂を読んでいたので、なんとなく同じ系統かな? と思ったら、まったく違っていた。
ライトノベルだから、読みやすく、事件の謎も比較的わかりやすく書いている。
ラノベと毛嫌いせずに、中には読み応えのあるものがあると再確認した一冊。
これも続き物っぽいので、一気に読んでしまいそう。
主人公2人の特殊能力がそこまで滅茶苦茶じゃないのが、好印象。
Posted by ブクログ
読みやすく、キャラもはっきりしているので、短い時間でちょこちょこ読み進めても、違和感なく物語の世界に戻れた。
レイカだけじゃなくて、盆栽課長も次作が楽しみだ♪
Posted by ブクログ
異能を扱っている点でラノベライクではあるものの、刑事物としては及第点だと思う。ただ零課が活躍する反面、一課が無能過ぎるのは、ちょっとご都合過ぎるかなとは思う。
続巻は、あるんでしょうね。。。
Posted by ブクログ
組織から弾かれた刑事たちを集めた警視庁刑事部零課が活躍する短編集。
キャラクタはラノベのステロタイプな感じだが、読みやすく面白かった。主人公二人の特殊能力も微妙だが強力すぎないのはいい。
Posted by ブクログ
死体アレルギーの主人公が出会ったのは
人の顔をコピーしてしまう刑事。
連続短編で、仕事をしてなさそうな同僚や上司だけれど
能力はある、という部署。
能力以外は、ごく普通(?)の職場です。
主人公…はまだあるかもしれない範囲の能力ですが
相棒たる刑事の能力は不思議なもの。
犯人に怒りをぶつけるために、罪を分からすために
殺された人の顔になる刑事。
しかし3話目の話の犯人だけは、そうか、という状態です。
罪の意識がなければ、それ自体を憶えてない、というのは
衝撃的なものでした。
いじめっ子といじめられっ子の法則、も
これに当てはまるのでしょうか?