岡田武史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「玲瓏」(周囲がよく見渡せる、透き通った静かな心境)≒「ゾーン」
「道」という日本特有の精神のありよう、身体の使い方をする事で、外国人と互角以上で戦える。
正しい手を指せば必ず勝てるものでもなし、ミスが「いい結果」の呼び水になることもある(将棋は後にミスした方が負荷が大きくなる)。
「長所から試合に入る」無理に短所を消すと長所を損ねる。
「着手をする前に4つの香車を確認しなさい。」
「中立の目」自分でも相手でもない第三者の目で複眼的に把握する。
ライフルは照準や標的の周囲の景色視野に入れて打つ(広い集中)。
リスクを取ることこそ、リスクから逃げる最高のすべ(リスクを取らないことがリスク)。結果がうまくいったかどうかより、リスクを取ったことに自分自身が納得したかどうかを物差しにしている。
変わらずあるためには変わり続けなくてはいけない。
将棋でも負けが続いている時は力が溜まっている時(不調も3年続けば実力)。スランプの時は小さいことでも何か変えてみる(服装とか)。
指導とは中に入れるものではなく、外へ引き出す事。
主力選手でも一線は譲らない「緊張感のある」コーチング。
強いチームは隙がない。
日本人の美学も必要。 -
Posted by ブクログ
信じがたいほどの勝負強さを誇る羽生善治とW杯で奇跡を起こした岡田武史の対談。
羽生さんの発言は著書である「決断力」や「大局観」に書かれていることが中心であり、おそらく岡田さんの発言も彼の著書に共通点が沢山あるのだろう。
しかし、双方の勝負哲学を、静的で個人競技である将棋と動的で団体競技であるサッカーの間でクロスさせることで、両者の勝負哲学が一歩進み、より具体的な中身へと昇華している点が最大の見所である。
「損得や好き嫌いではなく、美しいか美しくないかで物事のよし悪しを判断するメンタリティ」(岡田)
「その判断は美しいか、美しくないか」(羽生)
二人のこの言葉に衝撃を受けた。天啓といっていい。
この言葉に出会えたのが最大の収穫だ。