吉澤康子のレビュー一覧

  • ケチャップ・シンドローム

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    女性独特の自己中さ×思春期独特の浅はかさの最強タッグで贈るドロドロ恋愛ミステリなんだけど、このドロドロさは確かにケチャップみたいなポップさがあるなぁと感じます。

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    2015年11月28日
  • アーサー王の墓所の夢

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    さらに冒険色が強くなった3作目。
    アーサー王の剣が呼び起こす神秘のくだりはファンタジー小説ならありだと思うが、異常ではあるけれどあくまで人間自身に宿る狂気を描いてきた今までの作品の流れからすると、ちょっと異物感を感じる部分だった。

    ロウリーもなかなかおいしいところを持っていくキャラだが、ヘンリー2世はさらに上をいくトンビに油揚げキャラだなw
    王のくせに何とも人間くさくて不思議な愛嬌のある彼だからこそ、前作のエレアノールは憎みきれない情を抱いていたんだと思いたい。

    それにしてもこの著者といいケイト・ロスといい、なぜ期待を寄せる時代物ミステリー作家は4作目が遺作になってしまうのか…本当に残念で

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    2013年12月22日
  • ロザムンドの死の迷宮

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    前作よりも冒険色が濃くなった。
    一番強烈な印象を残してくれたのが、終盤で対面するエレアノールとヘンリー2世の複雑な愛憎。
    謀叛と鎮圧を繰り返す2人のやりとりは心底憎みあってる敵同士というより、互いの首をかけたゲームに慣れきったただの倦怠期の腐れ縁夫婦だった。

    気まぐれに家出した妻の帰りを受け入れるような気軽さで幽閉をほのめかすヘンリーと、夫が決めてある幽閉場所に平然とケチをつけてくるエレアノールに心持っていかれました(*´д`*)

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    2013年12月22日
  • アーサー王の墓所の夢

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    本が好き!様より、献本いただいた一冊になります。
    舞台は12世紀、題名にあるアーサー王の時代からは600年ほど経過した時代。

    アーサー王、イギリスの伝説的な王で当時のイギリスを守ったということ、
    その際エクスカリバーという伝説的な剣を保持していた、といった位のイメージです。

    歴史学的には、実在性についての論争もあるとのことで、
    イギリスにとっては、神話と伝説と歴史がない交ぜになった感じでしょうか。

    日本で言う『古事記』と同じような位置づけなのかな、なんて。

    さて本書は、そのアーサー王と妻グィネヴィアにまつわるミステリー、
    主人公は、アデリアとの女医さんとなります。

    大学で医学を修め、

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    2013年08月30日
  • ロザムンドの死の迷宮

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    12世紀のイングランドが舞台の歴史ミステリ。
    これは第2作で、独立した物語ではあるが第1作での人間関係が反映されているので、順番に読むべきだったかもしれないとちょっと後悔。
    シチリア出身の女医アデリアが主人公で、その検死の力と論理的思考で事件を解決するのだが、イングランドでは魔女と思われないように召使いに医者のふりをさせて自分はその通訳兼助手として振る舞っている。
    国王ヘンリー2世の愛妾が毒殺され、時を同じくして軟禁されていた王妃が逃亡した。内戦を防ぐために愛妾殺害の調査に出かけたアデリア一行だが…
    ミステリでもあるが半分以上冒険小説といってもいいかも。危機また危機といった綱渡りのような状態が

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    2012年05月06日