マイケル・ユシームのレビュー一覧

  • チャイナ・ウェイ――中国ビジネスリーダーの経営スタイル
    監訳者による、孫子の「彼を知り己を知れば百戦危うからず」との言から始まる。

    本書の結論は、中国リーダの教訓から欧米が学べることもある かと。

    気になった点は以下です。

    ・欧米は株式は分散されていて、株主のために短期の利益のために左右される。
     中国は、起業家の株の保有率が高いので、長期的利益に...続きを読む
  • 取締役会の仕事 先頭に立つとき、協力するとき、沈黙すべきとき
    事例が盛りだくさん。それも、殆どが著者達自ら当事者らにインタビューした内容で構成されているだけあって、よくあるちょこちょこっと調べたような上部だけの浅い紹介でなく、現場の空気感まで伝わってくるような、リアルなストーリーを感じられるしっかりとした記述が良かった。
    さらに、これら膨大な事例から、取締役会...続きを読む
  • 取締役会の仕事 先頭に立つとき、協力するとき、沈黙すべきとき
    一昔前の「取締役」と言えば終身雇用の「アガリ」的位置付けであった。いま取締役に求められるのはまさにDirectionである。とはいえ取締役の機能を定義することは難しい。業務が極めて非定型だからだ。

    本書はケーススタディを列挙しその役割と機能を問う。冒頭のアップル社の事例は取締役会が主導を握り復活と...続きを読む
  • 取締役会の仕事 先頭に立つとき、協力するとき、沈黙すべきとき
    取締役会の仕事という、非常にニッチなところに向けて書かれた本である。

    具体的事例が実名とともに多く載っていたが、ほとんど外資系企業であり聞き慣れない会社も多かった。
    また、それら具体的事例から抽象的事柄を掴み取るのは、ボーっと読んでいたらできなかったので、その部分で難しさがあると感じられた。

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  • 取締役会の仕事 先頭に立つとき、協力するとき、沈黙すべきとき
    取締役会における適切な役割とは何か、豊富な事例とともに考えられている。

    事例が多いのは面白いが、そこから学べる共通の要素などが少なく、また定性的な内容となっている。
  • 取締役会の仕事 先頭に立つとき、協力するとき、沈黙すべきとき
    現代のコーポレートガバナンスにおける取締役会の役割がよくわかる。取締役から見た執行サイドとの関係づくりなど、多くの事例を踏まえて、取締役の視点で企業をみさせてくれるので、興味深い。
  • 取締役会の仕事 先頭に立つとき、協力するとき、沈黙すべきとき
    時代の変遷とともに多様化・複雑化する企業の経営環境にあわせて役割が変化しつつある「取締役会」に着目し、そのあるべき姿や課題と解決策について論じたビジネス書。

    著者は、取締役会が単なる形式的な役職だった時代から、機関投資家の台頭と圧力によって経営の監視役としてコーポレートガバナンスの担い手となり、さ...続きを読む