はましま薫夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
性欲を戦う力に変えるというのはジブリールとか、フェアリースあたりのエロゲーですでにやられてることだけど、それに加えてまさか女性の下着そのものを武器にするとは恐れ入った。
こういう作品の主人公ってのは大抵そういう性的なことに憶病だったり、逆にド変態だったりする訳だが、この主人公はその間を行く「変態的行為はするが、女性に興味がない」という珍しいパターン。まあ女性に興味がなくなってしまったのは理由あってのことで元々は彼も変態だったのだが。
必要に迫られているからこそ、仕方なく行う変態的行為は鮮やかで、それをする主人公の顔が無駄にクールで面白い。
ヒロインの中では三奈が好みです。 -
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Posted by ブクログ
一度最後まで読むともう一度初めから読み直したくなる内容だと聞いていたので本格的な叙述トリックだと思って(勝手にそう思ってしまった私も悪いのですが^ ^;)用心深く読んだところ肩透かしを食らってしまいました。我孫子武丸先生に読み慣れている方なら同じ感想を抱くとは思います。が、ライトノベルから出ているしこういったミステリーが初めての人には物凄く楽しめるかも。ラノベの枠組みとしては続きが気になってページを捲る手が止まらず一気に読んでしまったぐらいです。ただミステリーの枠組みで見ると物足りなさを感じました。途中鉤括弧ばかりで背景描写、キャラクターの立ち位置、表情などの表現がないシーンもあるので気になる
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Posted by 読むコレ
な、な、なんじゃこりゃぁ!?
久々の衝撃的な一冊でした。いい意味で、です。
まず、1ページ目からパンツ丸出しのイラストがあり、しかも性欲を力にして怪物に対抗する的な設定で、官能小説買っちゃったか、とも思ったのですが、進めてみると意外に過激でなくでちょっと好印象でした。
そして本作は何といっても、下ネタが大変面白く、官能ものかと身構えさせられたところを不意打ち的に笑わせられたので、何か精神的におかしくなってしましました。いや、こんなに笑った本はいつ以来だろう。。
惜しかったのは、展開に意外性が無かったのと、主人公の性格に一貫性が無かったことでしょうか。
しかし、これは本当に面白かった。
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