はましま薫夫のレビュー一覧

  • バケモノたちが嘯く頃に ~バケモノ姫の家庭教師~

    Posted by ブクログ

     竜騎士07先生がよく舞台にする戦後の日本を元に“バケモノ“をテーマにした推理モノになるのかな。

     ヒロインの茉莉花の猟奇的な描写にうっとなる部分もありつつも、主人公の磊一との会話により次第に変化していく様がとても良い。
     最終的な種明かしの際にもあそこは伏線だったのかと小気味い感じで読めた。

    ひぐらしやうみねこが好きでこの本も手に取ったが、個人的には満足のいく一冊だったと思う。

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    2025年04月26日
  • セクシャル・ハンター・ライオット(4)

    購入済み

    数年ぶりによんだら結構おもしろかったです
    やっぱいい作品は何年たってよみなおしても面白いんだなと実感しました

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    2019年11月13日
  • セクシャル・ハンター・ライオット2

    Posted by 読むコレ

    衝撃的な出会いの前巻からより洗練された印象で、更に期待を上回ってくれました。
    本当に面白い!
    敵を倒す力「性欲」を失った曜一は人類の為に取り戻そうと尽力しますが、恋愛感情や貞操観念も失っているので真摯かつ無節操にエロや変態を追求しようとし、女子を巻き込んでの騒動となります。
    基本曜一の一人称で物語が進むので、発想や比喩が徹頭徹尾下ネタという馬鹿馬鹿しさが笑えるのですが、本人はあくまでストイックで下心がないため下品になり過ぎない所が素晴らしいのです。
    ただ内容は本当にエロくないので、表紙で余り煽らない方がいい気も…

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    2014年03月02日
  • セクシャル・ハンター・ライオット(1)

    Posted by ブクログ

    性欲を戦う力に変えるというのはジブリールとか、フェアリースあたりのエロゲーですでにやられてることだけど、それに加えてまさか女性の下着そのものを武器にするとは恐れ入った。
    こういう作品の主人公ってのは大抵そういう性的なことに憶病だったり、逆にド変態だったりする訳だが、この主人公はその間を行く「変態的行為はするが、女性に興味がない」という珍しいパターン。まあ女性に興味がなくなってしまったのは理由あってのことで元々は彼も変態だったのだが。
    必要に迫られているからこそ、仕方なく行う変態的行為は鮮やかで、それをする主人公の顔が無駄にクールで面白い。
    ヒロインの中では三奈が好みです。

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    2013年08月07日
  • セクシャル・ハンター・ライオット(2)

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    性剣エクスカリバーって…

    いよいよ協力者を得て戦いになるところ。もちろんたくし上げでパンツをみてから。そこが痺れるね。

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    2013年03月31日
  • セクシャル・ハンター・ライオット(1)

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    性欲で異世界侵略者と戦うという割と振り切った内容。1ページ目からパンツワールドでいい仕事している。表紙も女子書店員に是非見せたい絵です。
    惜しいのはやや線が荒い。上手くなるとは思いますが。

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    2013年03月31日
  • 泳ぎません。 2

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    1巻のガールズトークのタルさはどこへやら。
    神卵太郎が語り手になった「泳ぎません。」第2巻。
    これこれ!こういうのを待っていました!・・・が、まさかの2巻完結です。

    それにしてもなんて紳士で男前な天然パーマでしょう。
    これぞ比嘉作品の主人公といったところです。

    エピローグでは作者の心の叫びが聞こえたような気がします。
    1巻がもう少し売れていれば、また少し違ったお話が読めたのかなと思うと複雑な気持ちになります。

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    2012年01月01日
  • セクシャル・ハンター・ライオット1

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    性春バトルラノベ。話の筋は異能バトルで、ヒロインを守りながら世界を救うという見慣れた構図なのだけど、異能の力の元が『性欲』。性欲と書いて『ちから』と読ませるとはw その力を引き出すためにああでもないこうでもないと奮闘する様はなんともまあw それにしても主人公クズいなーw

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    2011年12月08日
  • バケモノたちが嘯く頃に ~バケモノ姫の家庭教師~

    Posted by ブクログ

    作者のあとがきまで読んだら、作中の「バケモノ」に込められた意味やメッセージがより身近に感じられた。
    心の中のバケモノをカミングアウトするかどうか、自分も結構悩んだことがあるので身に染みた。

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    2022年11月15日
  • バケモノたちが嘯く頃に ~バケモノ姫の家庭教師~

    Posted by ブクログ

    一度最後まで読むともう一度初めから読み直したくなる内容だと聞いていたので本格的な叙述トリックだと思って(勝手にそう思ってしまった私も悪いのですが^ ^;)用心深く読んだところ肩透かしを食らってしまいました。我孫子武丸先生に読み慣れている方なら同じ感想を抱くとは思います。が、ライトノベルから出ているしこういったミステリーが初めての人には物凄く楽しめるかも。ラノベの枠組みとしては続きが気になってページを捲る手が止まらず一気に読んでしまったぐらいです。ただミステリーの枠組みで見ると物足りなさを感じました。途中鉤括弧ばかりで背景描写、キャラクターの立ち位置、表情などの表現がないシーンもあるので気になる

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    2021年06月13日
  • セクシャル・ハンター・ライオット5

    Posted by 読むコレ

    完結。シリーズ通して本当に気持ちよく笑い、楽しませていただきました。
    最近、結末まで読みたいと思わせるラノベに出会えず、引退の二文字が脳裏を掠めていただけに、本作には感謝です。
    ホント、1巻目の1ページ目を捲っていた時には、まさか最後まで読み切る等と想像もしていませんでしたが、この予想外の出会いこそ乱読派の醍醐味とも言えるでしょう。
    内容としては、急に店仕舞いを余儀なくされた様なバタバタ感があり、作者に何がと勘繰りたくなりましたが、それでも締め方としてはこだわりを貫いた末の綺麗なラストだったかと。
    良かったです。

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    2014年03月30日
  • セクシャル・ハンター・ライオット4

    Posted by 読むコレ

    良いのか悪いのか、このシリーズも4冊目ともなるとだいぶ小慣れてきました。
    本作の特長である比喩表現も
    「こんなにびっくりしたのは、小学生のときにこんにゃくの食べる以外の利用法を聞いたとき以来だった。」
    とか書かれても「ふーん」みたいな感じで軽く読み流してしまっている辺りは怖いくらいです。
    まぁ、それはそれで面白いのですが。
    最近あまり気に入らないのは、主人公の一人称を外してまでエロを差し込もうとしている所でしょうか。
    下ネタで求道している本作にとって、エロ表現は無粋でしょう…折角の良い所を失わないで貰いたいものです。

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    2014年03月29日
  • セクシャル・ハンター・ライオット3

    Posted by 読むコレ

    いやぁ楽しい。
    全篇通じ比喩が下ネタのみという徹底ぶりは相変わらず。ブレてません。
    今回は普通部が生徒会の指示で廃部に遭い、しかも主要面子に内通者がいるかもというミステリ仕立てで進むのですが、良くも悪くも(変態という方面で)キャラが立ち過ぎている本作のこと、尋問も推理も結局はお決まりの方向に飛んで行って期待を裏切りません。
    ただ、ラストに限っては前巻で行く所まで行ってしまったので、今回変態を通り越してよく分からない世界に辿り着いてしまったのが今後の不安要素でしょうか。
    そういう意味でも今後の展開に目が離せません。

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    2014年03月23日
  • セクシャル・ハンター・ライオット1

    Posted by 読むコレ

    な、な、なんじゃこりゃぁ!?
    久々の衝撃的な一冊でした。いい意味で、です。
    まず、1ページ目からパンツ丸出しのイラストがあり、しかも性欲を力にして怪物に対抗する的な設定で、官能小説買っちゃったか、とも思ったのですが、進めてみると意外に過激でなくでちょっと好印象でした。
    そして本作は何といっても、下ネタが大変面白く、官能ものかと身構えさせられたところを不意打ち的に笑わせられたので、何か精神的におかしくなってしましました。いや、こんなに笑った本はいつ以来だろう。。
    惜しかったのは、展開に意外性が無かったのと、主人公の性格に一貫性が無かったことでしょうか。
    しかし、これは本当に面白かった。

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    2013年12月27日
  • 泳ぎません。 2

    Posted by ブクログ

    卵太郎視点の話だったのは意外。 2巻で完結するのはもっと意外。 全2巻では比嘉氏の味は出ませんよ、MF文庫さん?
    新キャラの美唄や(遅れてきたメインヒロインの)桜子嬢が良かっただけに非常に惜しい作品となりました。
    今日も今日とてプール日和!

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    2012年09月14日
  • 泳ぎません。

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    ただひたすらかわいい女の子とそのトークを愛でるだけのお話。 だがそこがいい!
    プールサイドでの会話がほとんどですがちゃんと部活はしてるのね。 誰かがプールに落ちる羽目になるのはもうお約束かー。

    それにしても本当にタイトルに偽りなしだったな。 そして神卵太郎くんよ、あなたのキャラが掴みきれません……。

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    2012年09月12日
  • 泳ぎません。 2

    Posted by ブクログ

    完結。比嘉智康ワールドはこの後に怒濤の展開になると思ってたのに…と感じるあたり、だいぶ毒されてたんだなぁ(笑)エピローグでチラッと出てたのが本来書く予定だったのかなと勘ぐってみたり。Bサイドとあるとおり、今回は卵太郎視点です。思春期ならではの異性に対する葛藤もある中、ラッキースケベも多々あって爆発しろと言いたくもなるが、基本紳士なのは好感。

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    2012年01月07日
  • 泳ぎません。

    Posted by ブクログ

    水泳部の3人の女子の休憩時間中のお話。タイトルの通り、水泳の話はまぁないw
    ゆるーっと面白かった。語り口も面白い。
    これから、神くんという男子がどう彼女たちに波紋していくのか気になるところ。

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    2011年10月22日
  • 泳ぎません。

    Posted by ブクログ

    看板(タイトル)に偽りなし。水泳部の話なのに(笑)まぁ部活(の休憩時間)の話だからいいのか。いいのか?二話以降もい子→にいちゃんの呼びかけがずっと「兄さん」になってたのは何か作為的なものなのかと思いました。単なる誤植かな。にしては多すぎる気がするが。しかしギャルゴ、ろーどぐらすと読んでくるとにいちゃんの感情の移る性質とかがフラグのように感じられてしまう自分。だって比嘉さんの作品だもの。さあこの話はいつ、どのようにひっくり返してくれるのかな?(笑)ある意味恐いもの見たさ感覚で買ってしまいましたが何か。

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    2012年07月26日
  • 泳ぎません。

    Posted by ブクログ

    これまでのシリーズが非常に好みだったので期待して買いました。が。
    この本の大半を占める女の子3人のゆるーいだべりが、自分でも不思議なくらい楽しめませんでした。
    前作までのような男前な主人公を見ていると、今回の女主人公にはどうしても物足りなさを感じてしまいます。キャラは嫌いではないのですが。

    しかし、序所に存在感を増している神卵太郎が良い味を出しています。いかにも比嘉さんのキャラらしくて、彼の今後の活躍に期待せざるをえません。
    とはいえ、今までになく掴みの弱さを感じてしまった第一巻でした。

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    2011年10月04日