伊多波碧のレビュー一覧

  • 父のおともで文楽へ

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    初読み作家さん
    なんとなく惹かれて購入したのだけど、予想以上に良かった。
    じわりと誰にでも訪れるであろう不幸が佐和子に忍び寄ってくるのだけど、それがリアルで身がすくむ。明日は我が身的な感覚だ。
    それでも文楽に癒され、前向きに少しずつ好転していく様はとても気持ちがよく、ラストも必ずしもハッピーエンドではないのかもだけど、地に足ついたラストでよかった。
    なんか前向きになれた本だった。

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    2020年09月12日
  • 裁判官 三淵嘉子の生涯

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    朝ドラ、虎と翼の原作。本当はテレビドラマを見たかったです。きっとドラマの方が細かく面白かっただろうと思うから。主人公の諦めない、堂々とした
    熱心さ、戦争で夫を亡くし、子供を育てながら立派さにはすごいなと感じます。男社会の中を生き抜く力。彼女がいたから今の法曹界にも女性がいるんだな。

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    2025年08月23日
  • 父のおともで文楽へ

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    「一度落ちこぼれたら終わりなのか」
    うじうじと悩みながら目の前のことはきちんとこなす感じ、よく分かる
    真面目な優等生タイプの人が、周囲に劣等感を抱きがちな感じも、よく分かる
    なので、まるくおさまる感じは鼻白らんだけど

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    2025年07月25日
  • 裁判官 三淵嘉子の生涯

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    日本人初の女性弁護士さんのお話でした。
    ドラマとかになりそうーって思ってたら もうドラマ化されていたのですね。

    アメリカのルース・ベイダー・ギンズバーグさんのように 最初の女性というのは 大変な苦労されたのですね。

    でも このように 努力してくださった 多くの女性たちのおかげで 私たちの地位が向上したのですよね。

    引き続き 女性の地位向上の為にも 頑張って生きたいと 思いました。

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    2024年09月24日
  • 裁判官 三淵嘉子の生涯

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    「虎に翼」のネタバレになるとは思いつつ、ついつい読んでしまった笑
    これから、再婚先の子どもたちとのバトルがあるのね、などと。

    実名で書かれているのだが、ノンフィクションというよりは小説。かなりここで書かれていることは差し引いてから実像を思い浮かべた方がよさそう。

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    2024年08月05日
  • 裁判官 三淵嘉子の生涯

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    ネタバレ

    一気読みした。当時としては進んでいる考えの人だと思うけど、家事を仕事として軽視するようなところはあるのかなと読んでいて思った。男女平等でも段階があるので、最初から完全な平等の考えは難しいし、私たちの時代もまだまだだけれど、、、
    すごく裕福で良い家族だと思った

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    2024年06月20日
  • 裁判官 三淵嘉子の生涯

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    面白かったし、読みやすかった。
    次の朝ドラ「虎に翼」の主人公をモデルにした小説なだけに、読みながら映像が浮かんだように思う。ただし、脳内配役は違う。
    ちょっと展開が駆け足気味に感じて、深く掘り下げたエピソードのようなものがなかった?ので、三淵嘉子っていう人を知るにはいいけど、小説としては物足りない部分もあったかなと。

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    2024年03月15日
  • 父のおともで文楽へ

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    面白かった。主人公の設定が自分と同世代で、自分と境遇は違うが、分かる分かるこの感じ…と、つい感情移入できるほど描写が丁寧。割と身近にこういう人いそうだな、と思う。この主人公の世代ならではの、家族との関わり方、家族への思い、みたいなものも、分かるなあ、、と頷いてしまう。文楽には全く興味がなかったけれど、この本を読んで、いつか機会があれば行ってみたいなと思った。
    自分の両親は幸いにして健在だけれど、いつかは皆いなくなってしまう、
    その時に後悔しないように、元気なうちにもっとたくさん話をしておかないと、と思った。

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    2023年02月04日