伊多波碧のレビュー一覧
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朝ドラブーム中なので読んでみました。
先に『明治のナイチンゲール 大関和』(田中ひかる著)を読んでいたため、二人の看護師の歩みを比較しながら興味深く読むことができました。
本作は鈴木雅の視点で物語が進んでいくため、彼女の葛藤や信念がより身近に感じられ、読み応えがありました。困難な時代の中でも看護の必要性を信じ、道を切り開いていく姿が印象的でした。
鈴木雅は、現在の看護師という職業の基盤づくりに大きく貢献しただけでなく、明治時代における女性の社会進出にも大きな足跡を残した人物です。看護の歴史を学ぶだけでなく、一人の女性が時代を切り開いていく姿に勇気をもらえる一冊でした。 -
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朝ドラに影響されて、その昔子供に読んでやったアンパンマンを思い出した。
今回この本を読んで、ちょうど我が家でアンパンマンを次々買って読んでいた時期が、まさに世に認められて人気に火がついた時だったことを知った。
さらに、こんなにも長い間、苦労に苦労を重ねてこられたことを全く知らなかったが、アンパンマンを通じてやなせたかしという人を知った頃には、漫画家というよりは何にでも名前が出てくる人という印象だった。それにはこんなに長い歴史があったんだと思い、丁寧に人と付き合ってこられた人生のほんの一部分に触れさせてもらい、感動した。
この後も朝ドラを楽しみたい。 -
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ネタバレNHKの朝ドラや大河ドラマが話題になると、つい関連する本を読みたくなって手に取ることがある。最近の朝ドラは実在の女性をモデルにすることが多いし、ドラマ的な脚色と実像を比較したくなってくる。
その脚色の妙に感動したり、脚本家さんに注目するのが楽しいのだけど、今回の「あんぱん」の放映は「幼馴染の二人が戦後に再会し、心を通わせて結婚したのか…ん?やなせたかしさんてそんなよく出来たお話みたいな人生だったのか?」と疑問に感じて、この本に手を伸ばしました。
やはり実際は幼馴染などではなく、変に設定を盛っていない本作の方が素直に良いと感じる。
妻・暢(のぶ)さん視点でやなせさんと出会うシーンはこの作品で -
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手塚治虫、宮城まり子、永六輔らと過ごした日々。
そして、のぶとの運命的な出会い!
「ぼくには才能がない」と世を拗ねていた少年が、五十を過ぎて陽の目を浴びたのには理由があった/帯より
高知から上京し、三越の宣伝部に入り、猪熊弦一郎がデザインした白地に赤い楕円。その、レタリングに関わった。
労使の労働争議で、「ぼくは立場で見方が変わる正義は嫌いなんだ」と、辞めてプロ漫画家を目指すきっかけとなった。この辺りは、やなせたかし氏らしいと。
落ちこんでいた時、暗い部屋で懐中電灯を手にかざしたら、血の色が透けて真っ赤に見えた。『手のひらを太陽に』のフレーズが浮かんだという。このエピソードは知って