伊多波碧のレビュー一覧
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朝ドラに影響されて、その昔子供に読んでやったアンパンマンを思い出した。
今回この本を読んで、ちょうど我が家でアンパンマンを次々買って読んでいた時期が、まさに世に認められて人気に火がついた時だったことを知った。
さらに、こんなにも長い間、苦労に苦労を重ねてこられたことを全く知らなかったが、アンパンマンを通じてやなせたかしという人を知った頃には、漫画家というよりは何にでも名前が出てくる人という印象だった。それにはこんなに長い歴史があったんだと思い、丁寧に人と付き合ってこられた人生のほんの一部分に触れさせてもらい、感動した。
この後も朝ドラを楽しみたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレNHKの朝ドラや大河ドラマが話題になると、つい関連する本を読みたくなって手に取ることがある。最近の朝ドラは実在の女性をモデルにすることが多いし、ドラマ的な脚色と実像を比較したくなってくる。
その脚色の妙に感動したり、脚本家さんに注目するのが楽しいのだけど、今回の「あんぱん」の放映は「幼馴染の二人が戦後に再会し、心を通わせて結婚したのか…ん?やなせたかしさんてそんなよく出来たお話みたいな人生だったのか?」と疑問に感じて、この本に手を伸ばしました。
やはり実際は幼馴染などではなく、変に設定を盛っていない本作の方が素直に良いと感じる。
妻・暢(のぶ)さん視点でやなせさんと出会うシーンはこの作品で -
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手塚治虫、宮城まり子、永六輔らと過ごした日々。
そして、のぶとの運命的な出会い!
「ぼくには才能がない」と世を拗ねていた少年が、五十を過ぎて陽の目を浴びたのには理由があった/帯より
高知から上京し、三越の宣伝部に入り、猪熊弦一郎がデザインした白地に赤い楕円。その、レタリングに関わった。
労使の労働争議で、「ぼくは立場で見方が変わる正義は嫌いなんだ」と、辞めてプロ漫画家を目指すきっかけとなった。この辺りは、やなせたかし氏らしいと。
落ちこんでいた時、暗い部屋で懐中電灯を手にかざしたら、血の色が透けて真っ赤に見えた。『手のひらを太陽に』のフレーズが浮かんだという。このエピソードは知って -
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連続テレビ小説
虎に翼
を家族がみており、私は所々しか見てないため
三淵嘉子がどのような人が気になり読みました
女性弁護士、女性裁判長と歴史を切り拓いた
凄い熱量の人だなと
裕福な家庭で育ったももちろんあるけど
父の貞雄、母信子の影響も大きかったのでしょうね
旦那さんの芳夫、乾太郎(後夫)も
よく出来た夫です(見習いたい)
学生時代に(明治の法学校)とまに学んだ女性弁護士で、法律家の団体をつくるとか(アメリカのイースタリングのアドバイス)、GHQの印象も少しかわりました。日本がいかに遅れていたか、そこから日本がどうあるべきかを説くきっかけになり、せんとうだって学ぶ、取組む姿勢は素晴らしいし