中村珍のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もともとは、“作家と編集部とのもめごと”がいろいろな媒体、作家さんとの間で相次いで起こったときに、その一例として作者のブログが引用されていたのを見かけたのが最初。
だから作品を読んだわけではなかったんだけど、ブログの文章を読むだけで、作者の“アウトプット力”の高さは十分にうかがえた。だから、作品を一読もしていなかったけど、きっとおもしろいだろうと期待できた。
『ちんまん』→『群青(上)』(「群」の字はカンベンしてくだされ…)と読んできて、その期待はまったく裏切られてない。
この(中)巻のキーワードは、切なさと感じた。最初から最後まで、とにかく切ない。様々な切なさが満載。「あーし」「元彼女 -
Posted by ブクログ
読むの二度目のような気がしなくもないですけれども、なかなか良いですよ! 特に家計の事情で大学に行きたくても行けない若造クンの話が良かったですねぇ…身につまされて…(´;ω;`)ブワッ
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、絵がアレかな、人を選ぶかな? という気がしなくもないですけれども、タイトル通り、基本下ネタで(!)話を進めていく感じですねぇ…下ネタを使ったギャグというか、笑わせ方はどうだろ?? 僕は笑いましたけれども、うーん…引く人は引くでしょうねぇ…僕も全面的に賞賛はできないですよ! けれどもまあ…琴線に触れた部分もあった、ということにしておきましょう!!
というわけで、さようなら…。
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Posted by ブクログ
うん。
「なんて無神経な人なんだろう」と、相手に対して思う時、それを思う私は無神経であるのだろう。ここがスゲーなーと思った。
(以下ネタバレを含みます)
正直、1話を読んだ時からこのエンディング以外無いのだろうと思っていた。
だから上・中・下と引っ張った割には、うーん……でもある。ごめん。
いい話だとは思う。「かわいそう」にはときめいた。兄にはイライラさせられた。
この話って「あーし」が主人公だよね。
でも、黒髪の彼女を含めた、あーし以外の登場人物たちが、すべて「あーしを引き立てるための書き割りにしか見えない」んだったりする。あーしも決して現実的なキャラクターではないんだけ -
Posted by ブクログ
強烈にして苛烈。汚いものを全部吐き出して、「てめぇはコレを直視できんのかよ?!」ってからんでくるような漫画です。
"この漫画はスゴイ"と思いました。おもしろい漫画はたくさんあるけどね、"スゴイ"ってなかなか無いと思うんだ。
でも、手放しで褒めているかというと、そうではないです。
強烈な分、ちょっと引いちゃったり、違和感がぬぐえなかったりという部分もあります。
たとえばセリフ回し。「あーし」とか「あーた」って、しゃべり言葉でも自分では言わないし周りでも聞かないので、結構違和感ありました。
それからメガネさんが、いまいち美人じゃないのもちょっと・・・で