羣青 中
  • 完結

羣青 中

880円 (税込)

4pt

限状況下の二人、愛憎の限界を更新する!!

殺した女。殺させた女。“共犯者”となった二人を中心に渦巻く悲しみと苛立ちの嵐に、周囲も否応なく巻き込まれ…。人間の真実の姿を暴き出し、ドラマはさらに深化する。480ページの大ボリュームで贈る、緊張の中巻!

殺人を犯し逃げる女と、共に行動する殺人教唆をした女。どこで間違えたのか、どうしてこうなってしまったのか――自問自答に疲れきり、行き場を見失う二人。愛憎の限界を更新し続けるたった二人のカタストロフ。行き着く先は、一体…?

主な登場人物は、殺させた女(自分の夫を殺すよう友人のレズビアンに頼んだ女。レズビアンの自分に向けた好意を知っていた)、
殺した女(学生時代からひそかに「殺させた女」を慕っていたレズビアン)、
レズビアンの彼女(事件発生後、破局した、「殺した女」の10年来の恋人)。

“犯罪者”であるニ人の周囲の人間も次々登場する本巻。人間の持つ「業」に迫った第11話~第20話を収録!

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羣青 のシリーズ作品

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  • 羣青 上
    完結
    880円 (税込)
    殺した女、殺させた女。傷つけ合い求め合う魂の物語。 日常的に夫から暴力を受けていた女と、その女を慕い、請われるままに彼女の夫を殺したレズビアンの友人。 殺害現場に証拠を残したまま二人の女はともに逃亡を謀る。明日をも知れぬ逃走生活の先に二人は果たして何を 見るのか、それぞれどう落とし前をつけるのか――?極限状況下で震える魂の物語、開幕!●主な登場人物/殺させた女(自分の夫を殺すよう友人のレズビアンに頼んだ女。レズビアンの自分に向けた好意を知っていた)、殺した女(学生時代からひそかに「殺させた女」を慕っていたレズビアン。生家はかなり裕福な“お嬢様”)●本巻の特徴/連載開始時は 弱冠22歳だった著者が放つ、渾身の460ページ!第1話~第10話に、番外編も収録。
  • 羣青 中
    完結
    880円 (税込)
    限状況下の二人、愛憎の限界を更新する!! 殺した女。殺させた女。“共犯者”となった二人を中心に渦巻く悲しみと苛立ちの嵐に、周囲も否応なく巻き込まれ…。人間の真実の姿を暴き出し、ドラマはさらに深化する。480ページの大ボリュームで贈る、緊張の中巻! 殺人を犯し逃げる女と、共に行動する殺人教唆をした女。どこで間違えたのか、どうしてこうなってしまったのか――自問自答に疲れきり、行き場を見失う二人。愛憎の限界を更新し続けるたった二人のカタストロフ。行き着く先は、一体…? 主な登場人物は、殺させた女(自分の夫を殺すよう友人のレズビアンに頼んだ女。レズビアンの自分に向けた好意を知っていた)、 殺した女(学生時代からひそかに「殺させた女」を慕っていたレズビアン)、 レズビアンの彼女(事件発生後、破局した、「殺した女」の10年来の恋人)。 “犯罪者”であるニ人の周囲の人間も次々登場する本巻。人間の持つ「業」に迫った第11話~第20話を収録!
  • 羣青 下
    完結
    880円 (税込)
    人生懸けた恋をした。女と女の最後の選択! 殺した女。殺させた女。 “共犯者”となった二人の旅路で次第にあらわとなる、血縁への執着と、お互いへの無理解。 未練と倦怠に挟まれ、自殺か服役か逃亡か心中かいずれも“どんづまり”の 選択肢を前に立ちつくす二人に、光は射すのか…。 血にまみれた手で欲したものはなんだった? 女たちの魂の咆哮、あるいは彷徨――これにて幕。 主な登場人物/ 殺した女(学生時代から密かに「殺した女」を慕っていたレズビアン) 殺させた女(夫殺しを依頼した。レズビアンから向けられた好意には気づいている) 「殺した女」の兄(妹はそそのかされていると信じ込み、出頭させようと画策する) 【第21話~最終話を収録】

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

羣青 中 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    感情そのままぶつけられる

    2021年04月20日

    人の本心は他人には絶対わからないから居た堪れない気持ちになる
    この作品読んでるとすごい感じます

    0

    Posted by ブクログ 2016年08月28日

    なんだかわかんないんだけど、読むの2回目なのに、なんか違う感じ方をする。
    切ないとか、そんな陳腐な言葉じゃダメ。
    全然違う。
    恋とか愛とかそんなんじゃなくって、でもわかんの。
    いいとか嫌じゃなくて。
    グレイゾーンがないあたしに、限りないグレイゾーンを教えてくれる。
    それでもかまへんねんでって。

    0

    Posted by ブクログ 2015年04月19日

    「殺した女」の兄とその家族が登場する2巻

    兄の言動がいちいちやかましく描写されるのだが、
    これが世間一般多数派の感覚なのだろうという皮肉。

    後半、「殺させた女」と「殺した女」の噛み合ないやりとり
    話を転がすためじゃない、正直にただもつれる会話にグッときました。

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月01日

    殺人を犯した2人の逃避行の物語、中巻。
    逃避行したところで2人に幸せな未来は訪れません。重い。
    分厚いコミックスですが引き込まれます。

    0

    Posted by ブクログ 2011年04月08日

    二人きりで寒いままがよかった。
    そう言った彼女が寂しかった。
    皆、どこへ行ってしまうのだろうか。

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月05日

    前回に引き続き、魂が削られる漫画とか、心のがすり切れる漫画とか、沢山出来たささくれを全部めくられてるみたいな漫画、とかいろいろ思うところはあるのだけれど、ここ最近で頭一個飛び抜けて面白い!どうしてあんな台詞がかけるんだろ。

    0

    Posted by ブクログ 2011年02月12日

    極限状況での感情、欲求、すれ違い、信頼。
    一人であるということ、マイノリティーであるということ。
    作者さん、まだ若い女性なはずなのに、この内容、魂を削って書いてると思う…。

    メガネさんって、ほんとに「どう、しようもないひと」だなぁ。これから二人はどうなっちゃうんだろう。

    0

    Posted by ブクログ 2011年04月06日

    もともとは、“作家と編集部とのもめごと”がいろいろな媒体、作家さんとの間で相次いで起こったときに、その一例として作者のブログが引用されていたのを見かけたのが最初。

    だから作品を読んだわけではなかったんだけど、ブログの文章を読むだけで、作者の“アウトプット力”の高さは十分にうかがえた。だから、作品を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年02月10日

    熱い、まるでバトルマンガのように熱い。感情と感情がぶつかり合いすぎてる。最終巻でどうシロクロをつけるのかすごい楽しみです。

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月03日

     正義の居心地の悪さを感じる。
     うん。明るくて正しくて素晴らしいこと。

     そして理解されるということをくっきりと否定する。ぎくりとした。
     あとは下巻だー。
     最後まで読んで読み返すとまた見方が変わるのかな。
     楽しみである。

    0

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