ロス・トーマスのレビュー一覧

  • 悪党たちのシチュー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2026年の6冊目は、ロス・トーマスの「悪党たちのシチュー」です。恥ずかしながら、初めて、ロス・トーマスを読みました。1983年の作品ながら、今読んでも面白いのは、傑作の証だと思います。謀略スリラー、コンゲーム、バディ物の要素も有り、1つに括るのは、難しいです。
    冒頭のシトロンの強烈な体験の回顧シーンから、ラストのヘールの場面まで、緩むこと無く進みます。
    トゥカモンドに到着してから、ラストまでが本当に素晴らしいと思います。特にラストの回収シーンが大好きです。脇役の登場人物1人1人まで、きちんとキャラクターが立っているのも、流石だと思います。翌年に発表された「女刑事の死」もぜひとも、読みたい所で

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    2026年02月11日
  • モルディダ・マン

    000

    締まっています

    訳者さんはサラパレツキー等の翻訳で有名な方。
    ロストーマスには、マイケルパディロやウーのシリーズがあるが
    この主人公はそうしたシリーズとは別物の作品。
    最後に一気にアクションがあって事態を解決するのは、
    ロストーマスのお約束として、事態の説明をするのに
    頭でアクションがあり、うまいこと読者を掴むながれになる。
    この辺の進め方はとても上手い。
    翻訳は割と出てるけど電子化はされてないので、原文でゆきなさいとの思し召しなのか。
    お好みで。

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    2024年11月09日
  • 暗殺のジャムセッション

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    冷戦交換ゲームの続編。
    最高に面白い。クールで酒好きのおっさんがFBI、米国財務省、MI6、ギャング、某国首脳を巻き込んだ陰謀に巻き込まれる。
    幾人かの死者は有るが陰惨なものではない。日本のハードボイルドもこんな作品を生み出せるようになって欲しいな。

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    2022年11月03日
  • 悪党たちのシチュー(新潮文庫)

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    唯一無二のシブさに痺れちゃう!政治の裏側で生きる悪党たちの犯罪&政治諜報小説 #悪党たちのシチュー

    ■あらすじ
    アフリカの刑務所に収監されていたジャーナリストのシトロン、帰国後に政治家の資金調達係であるヘールに雇われる。ライバル政治家が不利になるゴシップ情報を収集すべく行動するも、様々な利害関係者がふたりを襲う… 国をつかさどる悪党たちの犯罪&政治諜報小説。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    この唯一無二な感じ、さすがロス・トーマスですよ。古き良きアメリカンクライムムービーを観てるみたい。

    まず物語の冒頭、最初のシーンで一気にストーリーに引き込まれますよね。主人公のひとり、ジャーナリストのシ

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    2026年02月08日
  • 暗殺のジャムセッション

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    久しぶりにロス・トーマスの新作が出た。しかも、「冷戦交換ゲーム」の続編。私はあいにく前作を読んでいないが、単体としても十分楽しめます。この際、絶版になっている立風書房刊の作品群も、早川で出しなおしてほしい!ということで次は、「冷戦交換ゲーム」を読むことにします。

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    2011年12月31日
  • 暗殺のジャムセッション

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    とても久しぶりのロス・トーマス。その昔に文庫で読んだ「女刑事の死」とか、あらすじは忘れてしまったけど、いかにもアメリカンな書きっぷりを堪能した記憶がある。そして突如来たブーム(愚者の街)に乗る前に読んでみたが、やはり面白いね。3.8

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    2023年12月22日
  • 暗殺のジャムセッション

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    人の信用・信頼は付き合った年月ではなく、金次第、というのがこの世界の慣わしだ。目の前に大金が積まれれば誰もが多い方に賛同したがる。人の浮気心は見た目以上に軽い。現実、誰もが選択の間違いから罪を犯すのだ。

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    2021年10月11日
  • 暗殺のジャムセッション

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    主人公のマックは外国の要人暗殺を相棒が実行しなければ、人質となっている自分の妻が殺されてしまう、相棒が暗殺を引き受けたとしても、いずれ口封じで妻も相棒も自分も殺されるだろうという絶望的な状況に置かれながら、冷静に淡々とやるべきことをこなしている。主導権や決定権が相手方や相棒にあって、自分にないからかな。不眠や悪夢に悩まされながら驚くほど平静だ。アクションよりも策謀や取引や相手の裏をかくことが主の、これも一種のスパイ小説か?

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    2016年06月25日
  • 暗殺のジャムセッション

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    ジャムセッション=レギュラー・メンバーでないミュージシャンが寄り集まって自由に、そして互いに刺激し合って演奏すること。原題とはかけ離れているが、作品をわかりやすく表現したいいタイトルだと思う。
    つかみどころのない飄々としたキャラが登場し、どこまで嘘か本気かわからないことを平気で口走る。この辺りの軽さが何となく心地よい。緊迫したシーンでも行間から伝わってくる雰囲気は実にゆるく、自然と力の抜けた曖昧さにハマっていた。
    ストーリーはいたって単純なのだが、次から次へと増える登場人物に多少戸惑うことがあるかもしれない。敵なのか見方なのかわからない怪しげなキャラとの騙し合い。この相手の裏をかく策略戦がスト

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    2010年01月24日