平野恵理子のレビュー一覧

  • イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑

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    円タク、マネキンガール、羅宇屋、質屋……。2025年現在、再放送中の朝ドラ『チョッちゃん』(金子成人, 1987)に本書で紹介されている職業が幾つか登場したので再読。

    本書で紹介されている職業は現在では珍しく、非効率的でキツく、非合法なものもある。ただ「何をするのか」という仕事内容と、「食うために働く」という目的意識が明確に感じられる点が好ましく羨ましい。

    これから先、昭和時代に製作された——実際に昭和時代を生きた人たちが製作した——昭和時代が舞台の映像作品を鑑賞するうえで参考になるかも?

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    2025年06月23日
  • イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑

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    昭和の時代、主に戦後以降当時の社会を支えるためにあった仕事だが、今では無くなってしまった仕事を集めた書籍。イラストがついているので、どんな仕事だったのか想像しやすくなっている。当時の価格帯も掲載されているが、当時の経済状況の知識が無いので、冒頭に記載がある簡単な賃金・物価の変遷表から想像するか、本格的に調べてみるしかない。これもまた楽しいのですが・・
    消えてしまった仕事についても、一つ一つ考察することも楽しいと思った。いろんな妄想をするのが、楽しいのだ。
    例えば、なぜ、その仕事が消えてしまったのか?もし、その仕事が現在の進歩したインフラやテクノロジーを使えたとしたら、今でも仕事として存在できる

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    2022年07月15日
  • 五十八歳、山の家で猫と暮らす

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    キャッツミャウブックスで購入。
    あとがきにもあったけと、タイトルのわりにはネコの登場シーンは少ないから、このタイトルじゃなかったら手に取らなかったかもしれない。
    でもとってもいいエッセイで、読みやすいのでさくさく読んでしまったが、ほんとは国語の授業のように、一章を時間をかけて読むのが良さそう。
    折に触れて再読したい。

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    2025年09月22日
  • 五十八歳、山の家で猫と暮らす

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    平野恵理子『五十八歳、山の家で猫と暮らす』文春文庫。

    横浜から両親の残した八ヶ岳山麓の小淵沢の山荘に移り住んだイラストレーターによるエッセイ集。カラーイラストも多数収録。

    五十八歳、山の家、猫と気になるワードが3つも並べば読まずにはいれないでしょう。

    自分は還暦を過ぎて、再雇用が決まったのを機会に田舎のポツンと一軒家に移り住み、その半年後には全身真っ黒の迷い猫を保護し、飼い始めた。


    著者も書いているが、山の家となると家の中に色んなムシが現れる。ゲジゲジやカマドウマ、カメムシなどは著者の家と同じだ。風呂場でカマドウマに遭遇すると驚くのは解る。

    冬への備えや雪との格闘も山の家ならではだ

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    2025年06月10日
  • イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑

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    非効率な社会ゆえに、そんなものが仕事になるのかというものもあったことがわかる
    おばけ暦売りは西洋化の影響が出てて面白かった

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    2024年05月25日
  • 日々のいろどり花手帖

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    とにかく、手書きの花図鑑の絵がいい!
    花と、背景の色がそれぞれ合っていて、写真とは違う良さがあります。
    エッセイのあちこちに、かわいい手書きのイラストが添えられていて、著者の花暮らしの様子が、わかりやすく伝わってきて、大好きな本です。

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    2021年05月04日
  • 糸あそび 布あそび

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    こども向けクラフト本。
    裂き布やダンボールで作る
    織物、子供が大きくなったら
    ぜひ挑戦したいです!

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    2009年10月07日
  • 六十一歳、免許をとって山暮らし

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    還暦近くで免許をとるって勇気があるなぁ。
    私だったら、免許ないから山の暮らしを諦めてしまう…。
    免許をとって生活圏が広がっていく感じがいいな。

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    2025年11月26日
  • わたしはドレミ

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    猫の視点で綴られたエッセイ。読者は「猫の気持ちはこんな感じかな?」と想像しながら楽しめます。

    猫好きにはたまらない一冊。読み進めるうちに心が癒やされ、毎晩でも読み返したくなるような、優しく温かい作品です。

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    2025年09月30日
  • 手づくり二十四節気

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    すぐに試せそうなものから、ハードルの高いものまで色々紹介されていました。
    中国のものが日本に伝わってきたということで、中国の暦も参考にされていると知ってなるほど!と納得。

    ほっこりするイラストも良かったです

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    2025年08月23日
  • イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑

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     今ではほとんど見ることがなくなった仕事をイラスト付きで紹介している。中には昭和初期にはすでになくなった仕事もある。なかなか面白い。

     100余りの仕事を紹介しているが、最初は「赤帽」である。今「赤帽」いうと、軽貨物自動車を使った運送屋さんを思いおこす。本来は駅にいた手荷物を運んでくれる人のことを指した。ホテルなどのポーターと同じ意味である。

     中には全く知らなかった仕事もあった。「天皇陛下の写真売り」である。『御真影」とよばれた天皇陛下の写真を勝手に売っていいのか? 表向きは厳禁だったのが、実際は黙認されていたとのこと。

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    2025年08月16日
  • イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑

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     ここに114種の「昭和の仕事」が取り上げられ紹介されているのだが、昭和半ば生まれの自分でも、その多くは直接には知らない。あるときには相応に必要とされる仕事であっても、時代が移り行き、機械化が進んだり生活環境が変わっていくと、少しずつ廃れてしまったり、場合によってはなくなってしまう。

     取り上げられている職種では、身体を使った労働が多いが、それだけ「働く」ことには苦労が多かったし、その働く姿が生々しく人の目に見えていたのだろうなと思う。正に生業(なりわい)の世界。各解説はコンパクトにまとめられていて、社会の片隅で黙々と働いていた人たちの姿が浮かんでくる。

     それぞれの職種に平野恵理子さんの

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    2025年02月15日
  • イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑

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    ネタバレ

    面白かった。
    自分は9割くらいイメージが湧くのだが、自分の子供世代には珍紛漢紛だったりするのかな。

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    2024年12月28日
  • 手づくり二十四節気

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    『五十八歳、山の家で猫と暮らす』の平野恵理子さんによる歳時記。
    立春には手書きのお札、夏至にはアジサイの花を電灯の上に吊るす、大暑には麻布で布団皮を縫う、などなど、二十四節気ごとに手づくりで季節を味わうアイデアをイラストで紹介。

    マッチ箱に紙を貼るだけとか手軽な感じがいいですね。ゆるいイラストもかわいい。というかこっちが恵理子さんの本業なのか。

    冬になったらあたたかいものを作る機会が増えるので土鍋を食器棚の手前に出すとか、小さなことでも季節を感じられるんだな。

    もともとは『暦生活』の連載記事だったそうで、私が恵理子さんを知ったのもここの記事だったと思います。

    2月なのに春みたいな

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    2024年02月17日
  • 六十一歳、免許をとって山暮らし

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    『五十八歳、山の家で猫と暮らす』に続く、平野恵理子さんの山暮らしエッセイ。

    この第二弾のタイトルに勝手に親近感を抱いていましたが、免許をめぐるあれこれは本当に親近感。

    やる気満々で問い合わせたら「今は学生の予約でいっぱいだから4月まで待て」と言われたとか、最初のうちはミラーを見る余裕なんてないから見るふりしているだけだったとか、若い人に「運転怖くないですか」と聞いたら「全然」と即答されたとか、今まで行った一番遠いところはディーラーだとか、ああ、よくわかる。

    「どこかで自分が車を運転していることに、いまだに確信を持てていないようなところがある」というのも共感。

    ローカルな地名がい

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    2024年01月06日
  • 六十一歳、免許をとって山暮らし

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    前作に続いて、いいなぁと思う山暮らしの日々。
    58歳で免許証をとって、また少し幅が広がった自然の中での1人暮らし。
    年越しあばら骨折り損日記は、痛々しかったけど、この暮らしの続きがまた楽しみ。
    イラストもかわいくて、素敵。

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    2023年10月16日
  • 六十一歳、免許をとって山暮らし

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    様々なアクシデントもありながら 丁寧な暮らしに好感がもてます。運転免許取得で更に山暮らしが充実されますように。とはいえ 冬は厳しいですね。

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    2023年10月06日
  • 六十一歳、免許をとって山暮らし

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    初めての作家さん。
    星3.5
    山の中での一人暮らしなど、よほど強い精神の持ち主なんだろうなと思うが、早起きができなかったり、苗を次から次へと買っても、そのまま放置したりと、親しみがわく。
    お正月教の信者ともいえるほど、きっちりお正月の準備をほぼし終えたところで、転んで怪我したところなど、私も転んだばかりなので、人ごとと思えなかった。

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    2023年08月30日
  • 六十一歳、免許をとって山暮らし

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    小淵沢で暮らし始めた著者のその後。電動自転車だけの生活は、なかなか大変。意を決して61歳にして免許をとったそうです。そんな著者のコロナ禍前後の日々。大晦日に家の中で転んで肋骨を骨折したというオチ(?)で終わった。
    なれない運転は、くれぐれもお気をつけいただきたい。

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    2023年08月07日
  • 手づくり二十四節気

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    時節に合わせて、生活を彩るものを作っていく。
    今の季節のページを開いて、その時その時で楽しめる。
    日常が色付くお手伝いをしてくれる本。

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    2023年06月22日