加藤恭平のレビュー一覧

  • 検察側の証人

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    ビリーワイルダーの「情婦」を観て衝撃を受け、
    さらに原作がアガサクリスティーだというので読んでみたいと思っていました。
    買ってからこれが戯曲版だと知りましたので、短編の方もぜひ読みたいです。

    内容についてはとにかく面白かったです。
    割とそのまま映画化したんだなと思うと同時に、いかにアガサクリスティーの原作の力がすごいのかがわかりました。

    あとなぜか脳内では劇団四季の発声法で再生されました笑

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    2025年09月07日
  • 検察側の証人

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    ネタバレ

     すごいストーリーを見てしまった。面白い。
     どんでん返しをどんでん返しされて驚きの連続だった。最後の菅野さんのコメント「一転、二転、三転の逆転劇」まさしく、読み終わった時のドキドキが凄い。幕引きの台詞まで綺麗で、それでこのタイトルなのかと納得した。

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    2024年07月20日
  • 検察側の証人

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    【戯曲】
    これ以上ないくらい完璧なストーリー。
    自分が1番好きなタイプのど真ん中だった。

    小説ではなくて戯曲なので、余計な部分が削ぎ落とされていてたったの220ページしかない。

    1幕ごとに幕が下りてセットも変わるので、読んでいても実際に演劇を観ているような感覚になる。
    自分も陪審員になったような感じで、誰が嘘を付いているのかジャッジしながら読んだ。
    まぁ、見事に気持ちよく騙された。
    没入感が高いし、展開が完璧で上手い!!

    この作品はビリーワイルダーの映画『情婦』の原作になっている。

    戯曲なので攻略本で★5になってなかったらチャレンジしてなかったので、攻略本は本当にありがたい。他の戯曲作

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    2024年06月30日
  • 検察側の証人

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    アガサの戯曲は初めてだったけど、どんどん話にのめり込んで臨場感があった。
    結末も2回3回どんでん返しで、そうきたか!って感じで面白かった。

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    2024年05月22日
  • 検察側の証人

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    ネタバレ

    クリスティの戯曲は初めて。
    事件自体は本当にシンプル。最後の最後まで、アイデンティティの偽装に気づかなかった。

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    2024年05月18日
  • 検察側の証人

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     クリスティの戯曲は中々手を出せずにいたがほとんど作品を読み尽くしてしまい、いよいよ戯曲を読むに至る。
     今作「検察側の証人」は法廷ミステリーになる訳だが、1953年から全く色褪せる事なくあまりにも面白い作品で衝撃的だ。小説よりも短いため読みやすく、戯曲でも傑作と言われる様に起承転結が丁寧で完成度が高い。更にはクリスティ得意のどんでん返しと読者(観劇者)を騙す為のトリックが見事に作用している。

     若いハンサムなレナード・ボウルは中年のフレンチという女性をとある事故から救った事により親しくなる。ある日、フレンチ婦人が自宅で殺害されており、レナードに疑いがかかってしまう。レナードの潔白を証明でき

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    2024年05月10日
  • 検察側の証人

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    ネタバレ

    姉に結末が大どんでん返しで本当に面白かったと言われて読んだので、最後覆されるのはわかってても、最後に驚きの展開でええ?!と声が出てしまった。とても面白かった。アガサクリスティのミステリーは数年前に読んで理解できずにいたので、読むのを迷ったが、読んでよかった!他の本も挑戦したいと思う。

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    2022年02月14日
  • 検察側の証人

    購入済み

    検察側の証人

    最後まで読めない展開で凄く面白かった。

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    2021年09月28日
  • 検察側の証人

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    初めて戯曲を読み、普通の小説とは少し違った感覚を覚え、とても楽しむ事ができた。ページ数が少ないので、あっという間に読破してしまうかと思っていたが、セリフや動作を一つ一つ思い描きながら読んでいると、ゆっくり楽しめた上に、ストーリー展開が絶妙な速さで、存分に堪能出来たと思う。

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    2021年07月04日
  • 検察側の証人

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    ゾッとして微笑ましくなる、恋愛ミステリ

    【読みやすさ】10
    【衝撃】9
    【推し度】8
    【引き込まれ度】10
    【イヤミス】10

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    2021年09月02日
  • 検察側の証人

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    戯曲。
    一気読みできる短さなのにこんなに満足感があるとは。台詞も余計な事は書かれていなくて洗練されている。
    最後の最後まで気が抜けない。衝撃のドンデン返し。

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    2021年03月10日
  • 検察側の証人

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    ネタバレ

    素晴らしい。
    クリスティーの戯曲は初めて読んだけれどこれをマレーネ・ディートリッヒで観たい!

    ローマイン、ドイツ人の設定でイギリス人とこちらから見たら欧米人で変わりは無いのだけれど、コレをこうこだわりを見せた法廷モノはその結末をも予測させずに読者は放り投げられてそれでも感嘆の声をあげてしまう。
    ブラボー!

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    2019年12月26日
  • 検察側の証人

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    このトリックは絶対忘れないだろう、というミステリは今まで読んできた中で何冊かあるけど、これはその一冊。とにかく驚いた。初読の驚きをもう味わえないのが本当に残念…。何十年かしたら忘れてくれているかも?

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    2019年11月30日
  • 蜘蛛の巣

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    ネタバレ

    戯曲は、自分で演じるか、演劇の裏方として関与しているときでないと、ピンと来ないことが多い。

    アガサクリスティの作品も、映画などで見た作品は、戯曲を読んでも理解できるし、映像を思い浮かべることができる。
    でも、映画も舞台も見たことがない作品では、自分たちでやろうと思わない限り、つまらない。

    本作品も、そう思って読み終わったら、解説で似たようなことが書かれていた。

    作品を演じてみると、なにげないト書きに、伏線があったり、
    演じてみると、楽しい舞台にすることができる。

    俳優や監督の解釈と、主張により、楽しいものにすることができる。

    であれば、この戯曲も、自分の人生に照らして、

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    2011年08月14日
  • 検察側の証人

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    アガサクリスティは毎回騙されるので今回は騙されないぞ…と思いつつ読んだらやはり騙された。騙されるの楽しい。
    結末は正直スカッとしていい。どうせ有罪になるならやってしまおう

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    2025年10月13日
  • 検察側の証人

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    ネタバレ

    オールドミスとレナードは親しい関係となっていくが、ある日、オールドミスが何者かによって殺害されてしまい、それで犯人はレナードだと疑われる。彼の妻ローマインは彼に不利な証言を言い続けるが、彼女の証言が嘘だと指摘される。このように、本作は法廷を舞台としたものだが、最後の最後で衝撃な展開がなされる。

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    2025年07月13日
  • 蜘蛛の巣

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    凄かった…。
    蜘蛛の巣のように事実がこんがらがって解かれてあった瞬間のそうだったのか!と膝を打った。

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    2024年10月29日
  • 蜘蛛の巣

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    【戯曲】
    クリスティーの戯曲。
    戯曲は短いので時間がない時にもサクッと楽しめて良い。短いのに二転三転して面白い。

    この作品は倒叙のような感じもあり、コメディータッチなので明るくて、三谷幸喜さんぽい。
    今まで読んできた作品とは違うクリスティーの新たな一面だった。

    登場人物みんな明るいキャラクターなのが楽しい。勝手に三谷さん作品で毎回出てくる役者さん達を想像しながら読んだ。

    攻略本にも書いてある通り、舞台ならではの「志村、後ろ〜!」的な面白さが味わえる作品だった。これは舞台で観てみたらもっと面白いだろうな。
    最後もコメディー舞台らしい感じで、読後感も楽しかった。

    ◆あらすじ
    外交官の夫から

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    2024年07月10日
  • 検察側の証人

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    1933年発表の短編集『死の猟犬』に収録された短編を戯曲化した作品。短編よりもキャラクター一人ひとりの個性が際立っており、読み応えがある。また戯曲オリジナルの脚色もスリリングで"演出家"クリスティの手腕も堪能できる傑作中編ミステリ。

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    2024年07月09日
  • 蜘蛛の巣

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    殺人事件なのに重たい雰囲気はあまりなく、喜劇っぽい感じ。
    自宅の居間で死体を見つけたクラリサ。
    通報しようとしたけど、夫が大切なお客様と家で会談するので通報できなく、またある事情により隠蔽を図る。
    呼んでいない警察の到着、見つかってしまった死体、そして消えた死体。
    テンポよく色んなことが起きて、あっという間に読み終えてしまいました。

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    2024年06月02日