井原西鶴のレビュー一覧

  • 男色大鑑-無惨編-

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    素晴らしい。。。

    最初に、このコミックを発見した時。
    まさか、井原西鶴の作品がBLで読めるとは思わなくて、感動したのを覚えています。
    その時〜いつの時代のものなか、Wikipediaで調べましたよ!
    「男色大鑑 - 貞享4年(1687年)」

    335年前なんて・・・感無量(߹߹)

    そんな大昔に、この様な作品を出して大衆を喜ばせていたとは・・・今、現在〜私も楽しく読んでいる。感銘深いです。


    時代を超えても尚〜今も語り継がれている事が素晴らしいと思いました。

    原作を読みきる自信もなく、コミックで有難いです。
    補足やあとがきも、しっかり読ませて頂きました。

    #萌え #深い #ドキドキハラハラ

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    2022年09月01日
  • 男色大鑑-武士編-

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    原作が井原西鶴で古の作品のため、活字では永遠に読めなそう。だからこそ、こうしてコミカライズしていることがありがたいな。江戸時代BLにハズレ無し。この頃の時代観からしてハピエンとして終着するものが多くないからこそ、趣深くてしみじみする。

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    2022年02月13日
  • 日本永代蔵 全訳注

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    本郷 恵子(中世史学者・東京大教授)の2018年の3冊。
    江戸時代の商家の諸相を語る。原文テキストに現代語訳・語句解説・内容解説がつくという丁寧な構成で、日本のビジネスの源流を知ることができる。

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    2018年12月30日
  • 男色大鑑-歌舞伎若衆編-

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    大竹直子さんはもっと男性の読者が増えてもいい。歴史もの好きなら衆道をも読み込めなくちゃ。BLすら読まず男同士の恋愛小説や漫画を楽しめない淫夢厨は人生損してるって、はっきりわかんだね。

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    2017年10月08日
  • 男色大鑑-武士編-

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    原作が日本至高の古典だけに、絵柄とお色気のバランスで好みやイチオシ作品は割れるでしょう。九州男児(筆名)さんがお笑い控えめで驚いた。腐男子にはエロが抑えすぎな不満も残るが、古典の勉強の学生や歴女でBL耐性ない人には逆に丁度いいかもしれない。むしろBL初心者入門には、西鶴の勉強のためという格好の口実がある分、かなりお勧めかもしれない。

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    2017年10月08日
  • 新版 日本永代蔵 現代語訳付き

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    江戸時代の商人の成功譚、商売の教訓を描いた言わずと知れた、井原西鶴の浮世草子。
    当時の高度に発展した資本主義、町人の風俗や道徳がわかって面白い。

    例えば、長屋に住んで、質素に暮らして長者になったひとが町で噂になるのだが、強盗に入られないほどに安全な社会なんだな、とか、売掛金はきちんと回収できるもんなんだなとか、とても新鮮な印象を受ける。

    武士道を説く「葉隠」ばかりが着目されるが、江戸の町人のダイナミズムにもっと注目されてもいいと思う。

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    2012年10月13日
  • 新版 好色五人女 現代語訳付き

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    恋の切なさ、人に及ぼす影響が悲劇的に描かれているもの。
    唯一、巻五 恋の山源五兵衛物語だけハッピーエンドだった。
    どうせなら全部揃えて欲しかったなぁ。

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    2023年07月18日
  • 新版 日本永代蔵 現代語訳付き

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    江戸商人の商人道の本だろうが、町人の金銭欲や成功欲を描いた短編集にも読める。井原西鶴は 自身が書きたいものではなく、読み手が読みたいものを書いているのでは ないだろうか


    道徳を前提に 「貯金」「倹約」「勤労」「分相応」「健康」を商人の成功のコツとしており、時代への対応も重視する内容となっている

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    2017年04月22日
  • 男色大鑑-無惨編-

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    江戸ものがお好きでしたら是非♪ な一作。

    国語の教科書でもおなじみの「好色一代男」の井原西鶴作「男色大鑑」を元にしているそうなので、読めば古典を学んだ気持ちになれて一石二鳥な気持ちに。

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    2016年09月19日
  • 新版 好色五人女 現代語訳付き

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    八百屋お七の話が読みたくて購入。
    ツッコミどころが多く、面白く読めた。
    あらすじと現代語訳があるので、内容を掴みやすい。

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    2014年11月26日
  • 新版 好色五人女 現代語訳付き

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    現代語訳→原文の順で、内容を把握してから読み進められるので読みやすい。
    内容がハチャメチャなのに突飛すぎないのが不思議だ。

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    2013年04月04日
  • 好色一代男

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    ネタバレ

    54帖あり、あの作品のパロディと書いてある。

    ほー。
    世之介は横道世之介のことを思い出す。
    こちらの世之介はもてもて。
    そりゃあの人のパロディなら。

    年齢が小さなころからおんなずき。
    親から受け継いだ財産の額にも驚く。
    何者だったの?

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    2024年03月28日
  • 新版 日本永代蔵 現代語訳付き

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    庶民向けの自己啓発本的な内容

    倹約しつつ工夫して本分に励む事が重要と説いている

    本分に関しては町民には芸事は贅沢で余計なものと言ってるところとかは時代を感じる

    貨幣経済が発展してきている時代のためか、投資をしきりに勧めていることが印象深かった

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    2022年01月12日
  • 男色大鑑-無惨編-

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    ネタバレ

    うーん、シリーズ化?しているけどいまいちでした。
    大竹直子さんが一番印象に残ったかなー…なんせ受けが首ちょんぱ…

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    2019年09月21日
  • 新版 日本永代蔵 現代語訳付き

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    ネタバレ

    金銭の貴重さ、みの持ち崩し方、芸事の無益さ、様々な町人の立身出世、栄枯盛衰を描く。三井の話が出てきて驚く。当時の中国人は琴や書、詩に親しみ雅で実直だったとある。

    2代目に破る扇の風
    世は張物
    欲しいものは買わず、惜しいものを売れ

    唐土人は心静かにして、世の稼ぎもいそがず、琴棋詩酒に暮して、秋は月見る浦に出、春は海棠の咲く山を眺め

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    2018年04月04日
  • 新版 日本永代蔵 現代語訳付き

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    まず全6巻(といっても150ページもない)の現代語訳、その後、一篇ごとの原文と解説といった流れ。 庶民のお金にまつわる短編集といった感じ。 全体としてはそんなにおもしろいという内容ではないかな。 今も昔も基本的な考え方は変わらないんじゃないかなと思えたのは良かった。 お金を貯めたければ倹約と勤勉さ。 羽目を外しすぎると転がり落ちるし、かといってケチケチしすぎるのも考えものですね。 バランス大事。

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    2017年11月01日
  • 新版 日本永代蔵 現代語訳付き

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    貨幣経済の浸透し、町人の台頭した元禄文化を代表する井原西鶴の古典。
    成功した長者たちの話を中心に訓戒めいた逸話が多い。掛け金の回収など現代に通じる面もある。ただし、日本の古典は構成が現代文学と大分趣が異なり、すっと理解できないのが難点。

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    2017年02月13日
  • 男色大鑑-武士編-

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    井原西鶴がこういう作品を世に出していて、それをその時代の人たちが楽しんでいたんだということは、興味深い。「常識」っていうものがいかに流動的なものかと。ところで、自分はやはりアンソロジーってあんまり好きではない。作者のレベルがまちまちで。

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    2017年02月04日
  • 新版 好色五人女 現代語訳付き

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    原文と現代語訳の二本立て。

    色恋の滑稽さを、悲喜こもごも描いている。

    現代語訳はさらにあらすじまでついているので
    かなり読みやすい。

    注意点としては
    原文とは言っても読みやすく改訂されているので
    その言葉通りの原文ままではない。
    洒落や二重の意味を掛けた言葉遊びなど
    井原西鶴は言葉の美しさが際立っているらしいが
    この本で本来の姿を味わうことは出来ない。

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    2012年06月20日
  • 新版 好色五人女 現代語訳付き

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    新訳がとても読みやすく、楽しむことができました。江戸時代当時の恋愛感が知ることができて、とても興味深かったです。ただ、各事件の真相が想像力で補われている感じなのが残念。

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    2009年10月04日