【感想・ネタバレ】男色大鑑-武士編-のレビュー

あらすじ

井原西鶴が男色をテーマに描いた傑作短編小説集が今、BL漫画として現代に蘇る。本武士編では、面目や意気地のためには、命を捨てて顧みない武士たちの悲壮な恋を描く。 一人の美しい若衆をめぐって、朋輩の武士たちが恋のさや当て。殿様が寵愛する美童に、家臣が決死の横恋慕。恋の道を貫くために、命をかけて愛し合う、男たちの生き様をご覧あれ!! ≪執筆陣≫装画:ZAKK/時東穹生/オトノアヲ/雁皮郎/九州男児/黒井つむじ/眞山りか/宮木りえ解説:敬愛大学教授 畑中千晶

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

原作が井原西鶴で古の作品のため、活字では永遠に読めなそう。だからこそ、こうしてコミカライズしていることがありがたいな。江戸時代BLにハズレ無し。この頃の時代観からしてハピエンとして終着するものが多くないからこそ、趣深くてしみじみする。

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2022年02月13日

Posted by ブクログ

原作が日本至高の古典だけに、絵柄とお色気のバランスで好みやイチオシ作品は割れるでしょう。九州男児(筆名)さんがお笑い控えめで驚いた。腐男子にはエロが抑えすぎな不満も残るが、古典の勉強の学生や歴女でBL耐性ない人には逆に丁度いいかもしれない。むしろBL初心者入門には、西鶴の勉強のためという格好の口実がある分、かなりお勧めかもしれない。

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2017年10月08日

Posted by ブクログ

井原西鶴がこういう作品を世に出していて、それをその時代の人たちが楽しんでいたんだということは、興味深い。「常識」っていうものがいかに流動的なものかと。ところで、自分はやはりアンソロジーってあんまり好きではない。作者のレベルがまちまちで。

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2017年02月04日

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