嬉野君のレビュー一覧
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ネタバレ最初のエミリーの話ですでにやられた。
殿下はきっとずっと好きだったんだろうなあと思うとともに出さなかった手紙というのがもう、なんというかもだもだする。伝えたいことはたった一言なんだよね。それがなんとも潔くもあり、また珍しく感傷的でもあった。
砂鉄とユースタスはもう仲睦まじくていうことないよ。だけどユースタスが笑顔だと私もうれしくなってしまう。二人とも哀しいことも苦しいこともあったけれど、二人で幸せになってくれればうれしい。
三月と夏草の話は、最初に彼が出てきたときにもしかしてと思ったけれど、やはり出会いの話だった。でもそこからの編纂と家族を得た三月の心にうわーうわーと読みながらもう涙出そうだった。本編読んでいたときにそんな好みではなかったのだけれど、もう飢えるほどに欲していたことがわかってしまった時に彼のことも随分好きになっていたと気づいたよ。
錆丸の一言って本当に偉大だったんだね。そして大人になった錆丸はいい男になったなあ。いいお父さんでもある。桜のために何でもやっちゃうんだろうなあ。錆丸が旅の中で得たものは金星や桜だけじゃなくて、仲間だけでもなくて、一番は知識と知恵と行動力なのかもしれないな。
彼らの話はこれからも続いていくんだろうけれど、願わくばその道がいばらの道でないことを祈るよ。
ところで天使の話は鎖様ですよね。短いながらに鎖様の謎だった過去の一端が見れたことが喜ばしいよ。それは彼女にとってもつらいこともあったけれど嬉しい思い出の一つなんだと思う。 -
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世界中の金星の痕跡を回収する砂鉄とユースタスのその後、夏草と三月の出逢い、アルベルトの恋文の中身、鎖様の初恋、父親となった錆丸の現在・・・。錆丸と金星の世紀の恋の一方で語られなかったいくつかの物語と彼らの旅の後日談を描く金星特急シリーズの外伝。
うおおおおおもう待ってました、待ってましたよ外伝!フラゲして一足早く読み終えましたが、もう深夜まで興奮して眠れませんでした。本当に本当に大好きです金星特急!嬉野先生いろいろありがとう!!
砂鉄とユースタスのその後はもうね、語るより見ろと言いたい。砂鉄さんはぶつくさ言ってましたけど、ノアの所業は素晴らしかったと思うの私。ユースタスだって喜んでたしいいことじゃないの。錆丸の見立て通りユースタスの全てにベタ惚れな砂鉄さんにニヤニヤが止まりません。命が尽きる瞬間までこの二人は一緒にいるんだろうなと思います。
あと個人的にぐっときたのは夏草ちゃんと三月の出会いね。いつから一緒にいるのかと思ってたけどこんな過去だったとは・・・涙が止まりませんでした。二人とも幸せになってくれて嬉しい。
錆丸もエミリーもお姫様もハハリJrも鎖様も皆変わってなくて、これでおしまいなんて思いたくない。きっとこれからも彼らの人生は続くでしょう。金星のいない世界で、桜と錆丸たちファミリーが一歩一歩生きていく姿を想像して耐えることにします。あーー面白かった。 -
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『金星、君に会いたい』生放送で全世界に呼びかけ、金星特急をグラナダへ呼び寄せた錆丸。スペイン内戦は止まるものの、一行はイェニツェリの追跡を躱しながら列車の到着を待たなくてはならなくなる。グラナダを出れば、次はおそらく終着駅、この世に戻ることはない。覚悟を決め残された時間を精一杯生きぬこうとする花婿候補達と、それを助けたい錆丸。彼らの旅の終わりに待つものとは?そして錆丸と金星の世紀の大恋愛の行方は?
泣いた。こんなに紛争だらけで主要人物が傭兵とかいう殺伐とした世界なのに、なんでこの話こんなにあったかいの。じわりじわりと視界が滲むかと思えば泣き笑いしつつページ捲ったり。とても忙しかったです。錆丸たちと一緒に世界中旅した気分だよ。嬉野先生、金星特急書いてくれて本当にありがとうございます。この作品と出会えてすごく嬉しい。もう語りたいことが多すぎるんだけど、とりあえず。
砂鉄とユースタス。悩んでた彼女が彼に対して、自分の気持ちがぶれないことに気づいて強くなったところはもう・・・砂鉄が嬉しいって言葉にするのってすごく珍しい気がする。残り時間が少ないからこそ、大切な人とともにいて満たされる、そんな二人にもうどうしようもなく嬉しくて泣いた。どんな未来でも、この二人は変わらずお互いを好きっていうことに純粋に喜びを感じて幸せなんだろうなと。ユースタスが樹に変わりそうになる瞬間の砂鉄の行動でもそれが示されて、二人でいることの意味がずしりと胸に。彗星には悪いけど、でも好きな人の幸せを祈れる子でほっとしてもいる。違う世界で幸せになっていますように・・・。
金星の正体は最後まで予想外の展開だったけど、伊織と錆丸の過去は薄々勘づいてたのでそこまで驚きはなく。ユースタスの過去も6巻で分かったので、最後にアルベルトが命を賭して解明した事実で一番びっくりでした。ふえええやっぱり神だったんすか金星さん。許されない恋ってあたりからして伏線続いてたんだね。錆丸が周りの人を救う判断してホントに安心してます。最初から最後までキーマンだったな、錆丸。巻を重ねるごとにイケメンになる彼に敬礼。きっとこれから穏やかに暮らしていけると思うと、良かったねと一言言いたい。お疲れ様、ついでとはいえ人類を救ってくれてありがとう。
さて、最終巻にして初めて三月を好きになりました(笑)それまで何とも思ってなかったのにいざ死にそうってシーンで突然嫌だと思った。夏草ちゃんを一人にしちゃだめ、せっかくできた錆丸のお兄ちゃんいなくなっちゃだめだよって。死んでほしくないとあんなに切実になった人物は意外としぶとさを見せつけてきましたが、相変わらず夏草と組んでるんだと思うとほっとするわニヤニヤが止まらないわ。好きです、錆丸救ってくれてありがと。
正直上手くおさまりすぎじゃないかと思うところもなくはないけど、それを含めても満足のいく終わり方でしたし、何よりシリーズずっと追っかけてきてこんなに感情移入できたの久しぶりで、すごく良かったところばっかり浮かぶので最高の作品だと言えます。外伝・画集にも期待。 -
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夏草と三月を雇い金星特急を追う錆丸。だがイスタンブールで戦闘集団イェニツェリに捕まり、純国語普及委員会に監禁されてしまう。 狙いは錆丸の持つ金星の情報。 正しい世界語の普及を推進する団体である純国普が、なぜ金星について知りたがるのか?疑問を覚えつつも錆丸は独力での脱出を試みる。一方、特急内の砂鉄は無事一命を取り留める。 ところがその直後、突然列車が乗客たちを降ろして走り去ってしまい!?
何この面白さ。今までも謎だらけなのに読むのを止められない面白さだったけど、少しずつ謎が解けつつも全て分かるまで気になって仕方ない面白さは久しぶりです。これは7巻まで手元に揃えて一気読みできて良かったかも。単に忘れてただけですが。
錆丸がどんどん身体的にも精神的にも成長してて頼もしい。これは伊織や砂鉄とは違う意味で惚れるだろうなあ。そばで守りたくなる対象から、共に戦いたくなりました。頑張れ、錆丸。しかし金星怖すぎ。木に変えてたのやっぱりこの子だったのか。そして何よりこの巻ではリオンの登場により砂鉄への思いを完全に自覚するユースタスでしょう。マリア像の前でかすかに笑う砂鉄うううううううう!!!!あとがき収録verも鼻血噴くかと思いました。これはヤバい。この二人本格的に応援するわあああ。あっでも彗星ちゃんも切ないんだよな。これから運命の人現れてくれればと願ってます。 -
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ネタバレある程度予測していた部分も、予想範囲外の部分もあったんですが、楽しめました。
最後の最後までという皆の選択や、役割ということ。ちょっと都合がいいなと思う展開もありましたが、それはそれ。この作品に登場するたくさんの人が生きて、そして幸せになればいいと願うお話でした。
レジナルド・ヒューズが意外に大活躍でした。あとバドル・アッディーンが何気にいい奴だったのでびっくりした。まあ、そりゃ必死にもなったよね、と理由に納得した。それなのに関わった人を捨てきれないところが何かね。
個人的には砂鉄とユースタスに対する彗星の反応が怖かったんだが、あのこはあのこで可愛い娘であったよ。金星については途中ぞっとするほどでしたけど、けれど彼女の存在理由についてはなるほどと思った。そういう世界、か。
普通に恋心を抱く金星は可愛かったよ。
錆丸本当にいい男になったなー。
蝶の子と女神の恋のお話、また最初から読み返したいね。 -
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作者さまが、本編がぎゅうぎゅうだと言うだけあってぶっといです!そして読み応えがあります。着実に外見も中身も成長していく錆丸がカッコ良くて目を見張ります。吸収力が半端無いというか、性格が素直なんだなと感じました。錆丸に動向する夏草・三月の2人も連鎖するように少しづつ変わってきているように思います。特に三月は寂しさとかそういうものに気づいて触れてもらえて嬉しいだろう。この人の素直になれない心の壁が可哀想で愛おしい。本誌ではさらに物語が展開していてどうなっていくのかとても気になります…。短編の夏草はとにかく涙が止まりませんでした。沢山の人に愛されて助けられて、それがあるから苦しい、でも自分を見捨てないでいられる。二鎖始め白鎖は夏草に育てられているのですね。というかですね、私、夏草→鎖様推してたんでちょっと嬉しかった(^O^)