田嶋陽子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「そこまで言って委員会」でおじさま達に噛みついていた強い女性の印象しかなかった田嶋陽子さん。
確かにこの本を読むと、彼女の強い主張に圧倒される。そこまで?極端すぎない?って思いながら読み進めたが読み終える頃には、なるほどなと感じた。
第四章ペニスなしでどこまで人を愛せるかで述べられた恋愛論には共感した。
この本は1992年に書かれた本で、読んでいて古いと感じるところもあったが、充分、現在にもそうであるべきと感じるところが大部分である。1992年には「このオバさん何言ってるんだ!」って思う人が多かったかもしれない。でも現在は共感する人の方が多いかも。それだけ時代は進んだのかな?まだまだか。
20 -
Posted by ブクログ
田嶋先生とアルテイシアさんが明るく軽いノリでフェミニズムを語る対談本。「フェミニズムの過去と現在」を知るのにいい本でした。
田嶋先生、元気そうでよかったなー。
両親を亡くしたアルテイシアさん。フェミニズムを学ぶことによって、彼らがジェンダーの呪いにかかっていることを知り、親の死の意味を理解できて救われたという言葉が印象的でした。
「まだまだ根強い女性差別は、世間に笑い飛ばしながら伝えていくしかない」テレビを拡声器にしてフェミニズムを世間に少しづつ広めていった田嶋先生、素晴らしいな。アルテイシアさんも確かに軽すぎだけど、重いと見てもらえないし、見てもらえないと前に進まないという。戦略的にフェ -
Posted by ブクログ
ネタバレ独身未婚中年男性の自分にとって、第5章までは特に目新しい情報はありませんでしたが、非常に良い本だと思いました。
自分にとっては、第6章の村瀬先生と田嶋先生の対談がすごく良かった。お二人の対談だけで1冊読みたいと思いました。
田嶋先生はTVだと男性を言い負かすほどの勢いでいろいろと物議をかもしていましたが(自分はTVタックルが好きでよく見ていました)、対談で語られている内容は非常に地に足のついた話だと思いました。
もっとも、自分は平成期日本のフェミニズムは労働政策的にはあまり上手く行かなかったと思っています。男女雇用機会均等法が出来た当時は経済的にはまだ上向きでしたが、バブルがはじけました。 -
Posted by ブクログ
久々に田嶋陽子の名を見聞きした気がした。1990年代はけっこうテレビやメディアで見聞きすることが多かったけど。この本も90年代に出版されたものの二度目の文庫化。
上野千鶴子は何冊か読んでは腑に落ちるようなすごさを感じていたけど、ある意味90年代のフェミニズムの双璧の一方ともいえる田嶋陽子の本を読むのは初めて。この本は論というよりはエッセイで、もしかしたら聞き書き形式でライターが文章にしたのかなという感じもするくらい、しゃべっているのを聞いているような感じで読める。そのぶん読みやすい一方でまとまりに欠けるかな。
書題は、母との関係や男性との関係を取り混ぜてのことだと思う。読んでみると、田嶋陽子さ