愛という名の支配(新潮文庫)

愛という名の支配(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

どうして私はこんなに生きづらいんだろう。母から、男から、世間から受けてきた抑圧。苦しみから解放されたくて、闘いつづけているうちに、人生の半分が終わっていた。自分がラクになるために、腹の底からしぼりだしたもの――それが“私のフェミニズム”。自らの体験を語り、この社会を覆い尽くしている“構造としての女性差別”を解き明かす。すべての女性に勇気と希望を与える先駆的名著。(解説・山内マリコ)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

愛という名の支配(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    学術書でないからこそ伝わってくるものがありました
    顔と名前しか知らず著書を初めて読みましたが、自分の頭の中にあるイメージのようなものを、どうしてそう認識しているのかを立ち止まって考えてみる必要性をあらためて感じました

    0
    2024年04月02日

    Posted by ブクログ

    30年近い時の流れがあった筈なのに、まったく古さを感じないどころか、まさに今の世ではないのか、、?日本は前に進んでいないのか?と愕然とした。

    著者が心身を削られ続けた実体験から苦しみもがいて深く考察し、様々な人間関係や経験を経て、あまりにも身近過ぎる母娘の問題を俯瞰できた時、フェミニズムの普遍的か

    0
    2023年04月10日

    Posted by ブクログ

    フェミニズム入門にぴったりの一冊。フェミニズムに合わせて窮屈に生きるのではなく、自由に生きる術としてフェミニズムを使いなさい、と書いてあり、心強い。

    30年ほど前に書かれたものなのに全く古びてない。それだけ文化の中にある差別が変わってないということなのだけど、これから自分由来でないしんどさに出合っ

    0
    2023年03月27日

    Posted by ブクログ

    田嶋氏の思い出を通してこの国の女性の在り方について綴られた所では、気持ちが憂鬱になり過ぎてどうしようかと思いました。でも後半の部分で色々な選択が可能な社会に、この国も少しずつ変わって来ているとのメッセージがあり少し救われた気持ちになりました。家事は家族全員でやっていきたいと思います。

    0
    2021年12月05日

    Posted by ブクログ

    これ、ほんとに30年前に書かれたの??
    冒頭から、この話最近の〇〇さんの本人にもあった!のオンパレードで、言葉はわかりやすく辛辣で、読んでいてゾゾ〜っとなった。この社会の構造はあまりにも根深い。

    0
    2021年10月29日

    Posted by ブクログ

    とてもいびつなイメージのあった田嶋陽子先生だったが、
    これを読んで、う~んと唸ってしまった。
    書いてあることが、いちいち思い当たる。
    一番頷いたのが次の部分。

    「抑圧されていると、
    自分が腹の底でなにを感じているのか
    わからなくなってしまいます。
    自分の気持ちがつかめません。」

    そうなんだよね~

    0
    2021年08月04日

    Posted by ブクログ

    素晴らしいですね。愛情という美しい言葉で束縛されるということ。誰も他人を支配していい理由なんてないのに。

    0
    2021年04月06日

    Posted by ブクログ

    去年だったかVogueで田嶋さんのインタビューを読み、遅まきながら著書を読んでみました。元は1992年出版なので、メインとして語られているのは自分の母あたりの「主婦ドレイ」の話なのだが、女性の不払い労働を基本に成り立っているという社会への批判は引き続き有効だなあと思わざるを得ない。

    そんな中で、家

    0
    2021年02月13日

    Posted by ブクログ

    首の鎖が長いか短いかの自由しか女には許されていない。
    男らしさにあって女らしさにないもの、それは自分らしさ。

    この本は、フェミニズムという言葉に引いてしまう人や、
    田嶋陽子を男相手に怒ってるおばさんという誤ったイメージを持っている人、
    自己啓発中の人、
    そしてとにかく男女問わず若い人に読んでほしい

    0
    2020年08月02日

    Posted by ブクログ

    1992年に書かれた本、今でも全然話が通じちゃうから、いかに社会がジェンダーの観点で変わってないかよくわかる。読んでて新しい発見もあったりして、私もこの社会のよくわからん価値観に染まってるんだなぁと改めて思ったり。
    読んでて、出てくる内容と、私の家の典型的な家父長制、家事労働をやらされる奴隷として存

    0
    2020年06月19日

愛という名の支配(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

田嶋陽子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す