道具小路のレビュー一覧

  • 君に叶わぬ恋をしている

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    愛した妻を忘れられない男の話。
    こういった話は自分に置き換えてしまうので本当に涙を流しながら読んでしまいました。
    もう一度会いたいという気持ちが自分にも生まれるんだろうな....

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    2024年02月27日
  • 千年茶師の茶房録 小梳神社より願いを込めて

    購入済み

    お茶好きにはたまらない1冊

    お茶について沢山描写があるのでぐいぐい引き込まれていきました。
    抹茶について「綿を食むような」と言う表現などとても素敵です。それにお茶回廊は天国ですか…お茶好きが見る夢がこの1冊に詰まっています。こんな良書に出会えた奇跡に感謝します!道具小路先生こんな素晴らしい本を世に出して下さって本当にありがとうございます!!!そして後からじわじわ身に染みてきたのは三兎についての描写です(茶畑の○○、生まれて最初に発した言葉は○○○○)…こんな面白いものありません!
    それに主人公の藤堂くんは熱かったです!!印象力で戦う描写はとにかくすごかったです。
    あの機関車も夢みたいに素晴らしいです、ああ!緑の噴煙

    #アツい #笑える #泣ける

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    2021年05月05日
  • 汽水域の人魚

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    現代に、この本の主人公に共感できる人は多いと思う。自分と置き換えて改めて自分を見つめ直した時、勇気と自信をくれる本。

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    2024年09月30日
  • サンタクロースのお師匠さま 石蕗と春菊ひとめぐり

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    道具先生の小説を拝読するのは三作目なのだが、いつも舞台化したら面白いだろうな~と思っている。群衆のドタバタ描写があるからかもしれない。舞台のハシからハシ。または客席のほうまでサンタが右往左往したら楽しそう!
    春菊ちゃんのドジは想像以上のものでびっくりした。とくに手紙を投函しに行くシーンは「あ!」って声に出してしまった。ダメな子ほど可愛いとはこのことか。と思えた(´▽`*)
    一番弟子の水梨にどうして石蕗は思い入れがあるのか不思議だったけど水梨と過ごした描写を読むと感動した。春菊ちゃんとはまた違う師弟愛があった。切ない。
    表紙は庭春樹先生のイラスト。買う前は石蕗はお兄さんだと思ってたからおじさんで

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    2019年12月16日
  • 駄菓子屋凸凹堂と魔女のドロップ

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    ネタバレ

    小説の終わりのほう。おちゃめちゃんが蜂蜜くんへの気持ちに気づく場面が可愛いのだが、さらに蜂蜜くんがそれを上回る可愛さをみせてくれる。もう可愛さを通り越していとおしい気持ちになった(´- `*)→p319
    p318の七味ちゃんのセリフ。おちゃめちゃんと蜂蜜くんを〈カレーコンビ〉と呼んでいたけど、小説を最後まで読むと理解できる( *´艸`)道具先生は「京都ぽんぽこ着物修繕帖」でもこんな感じのユーモアを書いてあるから面白い♪
    子供たちはあだ名で表記されている。
    庭先生の表紙のイラストに葵町タバスコ団の主要メンバーが描かれている。
    おちゃめ、蜂蜜、七味、ジュゲム、そぞろ。
    小学生の頃。男子につけられた

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    2019年08月16日
  • 京都ぽんぽこ着物修繕帖

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    ネタバレ

    最後まで読んだあと、すべての登場人物が手をつないで円を描いているイメージをもった。ブラボー!って言いたくなるようなきれいな終わり方。
    たぬきに好かれる主人公、静ちゃんの語りがときどきユーモラスで面白い。個性的な神様の着物の修繕をしつつ、色々な人の心をほぐしてくれる。そんな静ちゃんと、きつねが営む呉服屋の職人の小御波さんは最強ペア!ご縁を大切にしたいと思わせてくれる一冊です。
    表紙のイラストのたぬきときつねが可愛い♡モフモフの好きな方にオススメ(^-^*)

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    2018年12月22日
  • 君に叶わぬ恋をしている

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    相手が亡くなって数年経っても、なお人を想い続けるってどういうことなんだろう。自分の周りでその人は誰なのか、また今後それだけ愛せる人は現れるか…いろんなことを考えました。

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    2017年08月15日
  • ひび割れから漏れる

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    生んで終わりが親じゃない。

    生きるというのは、理不尽さを噛みしめながら、理不尽さを使いこなすということです。

    始めることで始まる責任を背追い込もう。

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    2022年04月20日
  • ひび割れから漏れる

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    特に仲良かったわけではないのにクラスメイトの千歳さんから科学部に来ない?と誘われた佐々木。それも避雷針を作りたいとのこと。
    こないだ、校外学習で土砂降りになったため、たまたま雨宿りで一緒になった二人。そこで、「雷に打たれたい」と言っていた千歳。
    なぜ避雷針を作りたいのかわからないが、結局一緒に作ることになった二人。次第にわかってくる千歳さんの内面。
    高校生の恋模様を描きながら、二人の抱える苦悩と共に「夏」が始まっていく。


    雷に打たれたいという千歳さん。最初は不可解でしたが、後にわかる真相に心が痛みました。同時に色んな伏線も張られていたので、二重三重に痛みました。
    避雷針を作るというひと夏の

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    2022年01月01日
  • 京都ぽんぽこ着物修繕帖

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    狸の言葉が分かる主人公は、狸であれば大丈夫。
    それがたとえ、陶器の狸であっても…。

    壮絶(?)な学生時代を送ってます。
    捕まえて狸鍋にしました、と言われても
    納得すべき学生時代です。
    相手の男もあれですが。
    後で分かりますが、これに関しては狸を支持します。
    が、最初にした事がアウトです。

    狸のため、狐の会社に侵入する大変さ。
    しかし、狸と狐の話なのか、神様なのか
    ミステリーなのか。
    全部くるめて鍋にしました、という感じでした。

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    2021年12月27日
  • 駄菓子屋凸凹堂と魔女のドロップ

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    夏休み前日に、当らないと評判のクジで当たりを引いて
    もらった景品はドロップ缶。

    小学生たる主人公が食べた時だけ、何かしらの力が
    発揮される、不思議なドロップ。
    力がでるわ、生き物の言葉が分かるわ、空が飛べるわ。
    連続短編になっていて、不思議な夏休み状態。
    ついでにちょっとした青春もあったり?
    童話がもうちょっと進化しました、という内容でした。

    主人公は周囲から『おちゃめ』と呼ばれているのは
    何故なのか。
    3話で知り合った男性に自己紹介をしたら
    ややこしい、と言われたました。
    最後までこれで通すのか、と思ったら
    母親に名前呼ばれてました、1回だけ。
    多分これが名前なのだと思いますが、ややこし

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    2018年06月08日
  • 千年茶師の茶房録 小梳神社より願いを込めて

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    友人の就職活動のため、おもてなしをする事になり
    お茶を手に入れに行った先での、出会い。

    連続短編で、当然のことながらお茶が出てきて
    非常に美味しそうです。
    近場には、熱血お茶好きがいますし、すごい界隈です。
    皆様色々な葛藤がある、というのも後半には出てきますが
    読後の一番の謎は、主人公の顔。
    高校生の時点で9歳児の顔って…どれだけの童顔w

    お茶の味の追求の深さ、も面白そうですが
    結局美味しく飲めればいいか~で終わります。
    先人達のおかげ、でそんな事も言っていられるわけですが。
    しかし最後…どこまで続くのでしょうか、奥は。
    いやそれよりも就職。
    時間がなかったとはいえ、一応下地を作った方が?

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    2018年04月12日