あらすじ
たぬきの神社に生まれ、たぬきに囲まれて生きてきた静。これ以上たぬきに人生の邪魔をされたくないと、就職で地元を離れて京都へ。
ところがやっぱり縁を切ることはできず、静はたぬきの依頼で、きつねが営む着物修繕店に潜入することに。そしてそこは、「神様専用」のお店だった――。
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Posted by ブクログ
最後まで読んだあと、すべての登場人物が手をつないで円を描いているイメージをもった。ブラボー!って言いたくなるようなきれいな終わり方。
たぬきに好かれる主人公、静ちゃんの語りがときどきユーモラスで面白い。個性的な神様の着物の修繕をしつつ、色々な人の心をほぐしてくれる。そんな静ちゃんと、きつねが営む呉服屋の職人の小御波さんは最強ペア!ご縁を大切にしたいと思わせてくれる一冊です。
表紙のイラストのたぬきときつねが可愛い♡モフモフの好きな方にオススメ(^-^*)