帯津良一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
長寿は人類の長年の夢だったと思いますが、現在では男女とも平均寿命が80歳程度あり、定年後どのように生活するかに頭を悩ませている人は私も含めて多いと思います。
年金支給も開始年齢が遅くなると共に、支給金額も減少していくことが予想される中で、どのように人生を終わらせることかが今後、問われていくでしょう。この本は、自分の人生を最高の状態で終わらせるにはどうすれば良いかを考える上で参考になると思います。
以下はためになったポイントです。
・いつかは訪れる自分の死について、日ごろからしっかりした心構えを持つことが大事(p2)
・「達者でポックリ」の対極ともいえるのが「寝たきり」であり、こ -
Posted by ブクログ
「場」は未来から次々と襲いかかってくる。この襲いかかる場を予感と直感で選択し取捨を決断していくことが私たちが生きていくことにほかならないのではないか。最後にやってくるのが死後の世界である。これまでの場と違って死後の世界は予感と直感で取捨選択するこものではなく誰にでも、やってくる場である。帯津先生が感銘や影響を受けた方々の死生観を紹介しつつ御自身の死生観を紹介。しかしこの本堅苦しくはない。気のいいオジさんが軽く1杯ひっかけて、頬をほんのり赤くさせながら、「死を迎える瞬間も楽しみだねえ」と語ってくれている感じで。でもこちら(私)は、リラックスしてお話しをきいているけど、もちろん襟を正し、正座は崩さ