帯津良一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書録「病気にならない全身の「ツボ」大地図帖」3
著者 帯津良一、藤井直樹
出版 三笠書房
p172より引用
“でも、ストレスを受ける→食べる→血糖値
が上がる→幸福感、という回路がつながって
悪い連鎖ができあがってしまうと太る一方な
ので、ストレスから遠ざかるのが一番の対策
です。”
目次から抜粋引用
“なぜ、ツボを押すと健康になるのか?
胃の痛み
二日酔い
禁煙
食欲コントロール”
幅広い方面から医療を行う著者による、体
のツボを紹介する一冊。
ツボ押しと健康との関連性についてから
各症状別のツボの位置と押し方についてまで、
ツボの場所がよくわかるイラストと共に記さ
れています。
上記の引用は、ストレスによる過食に効く
ツボについて書かれた項での一節。
ストレスから離れられるのであれば、それが
何よりなのでしょうが、生活する上で離れら
れないストレスも多々あるでしょう。
少し自分の体の一部を抑えることで、悪循環
から逃れられるのであれば、こんなに簡単な
方法もないのではないでしょうか。
著者の略歴を見てみると、少し首をかしげ
たくなるような事も書かれていますが、ツボ
押しなら気軽に試せていいと思います。
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Posted by ブクログ
人生に必要なものは、じつは驚くほど少ない、がこの本のタイトルですが、最近になってやっと実感することができました。それを実感できるようになるには、何が自分にとって必要であるかが明確にできる、つまり、整理整頓ができないといけないのですね。
整理整頓とは、以前に診断士という資格の勉強をしたときに学習して、自分の考え方を変えた記憶に残るものですが、要は、捨てれるようになることです。何でも捨てるわけにはいかないので、捨てる基準を作ることが大事です。
このように考えていくと、死を覚悟しなくてはいけない患者さんと接している、お医者さんの帯津氏と、断捨離で有名になられた、やました女史の対談が実現されたのも理解できました。
自分では大事だと思って大事に保管しているものの、何年にもわかって使うどころか見ることもないので、これはゴミと変わらないのではと思うこともあります。私も、自分に必要なものは何かを考えてみる良い機会を与えられたと思いました。
以下は気になったポイントです。
・捨てる、ということは「手放す」こと。手放す、という教えはどんな宗教にもある。仏教の断食や出家がそう、キリスト教でいう「与えよ」ということ。どんな教えにもあるのは、手放すことがいかに難しいかという証拠でもある。執着があるから(p18)
・最初は気に入っていたものでも、時間が経つと要らなくなる。モノとの関係性はつねに変化する「諸行無常」、モノ自体は関係性で成り立つものであって実体はない「諸法無我」、そういう関係と変化をいろいろ体験していく「一切皆苦」、この3つを統合した結果として至る境地が、「涅槃寂静」である(p18)
・局所と局所の間に存在する目に見えないつながりを診るのが、中国医学である、陰陽学説・五行学説という東洋思想の原理に基づいて発展してきた(p20)
・手術した後に、2-3日間は隙間の空気がレントゲンに写るが、そのうち空気が吸収されて写らなくなる。臓器と臓器の間にある隙間はレントゲンに写らない(p28)
・生命場のエネルギーが「いのち」で、いのちの「場」の動きが大脳というフィルターを通して外に形になって現れたものが「こころ」(p31)
・エントロピー増大の法則と反対の方向へ行くのが「気」であり、中国医学はエントロピーの医学である(p42)
・出てきた溜まったものを捨てるという繰り返しが生命現象、捨てずに溜め込むことをしてしまうと、体がおかしなことになる(p48)
・昔の友達とずっと仲良しということは、どっちも進歩していない証拠(p54)
・50代に入ったころから、断捨離で身軽になっておくことは、人生の後半を軽やかに生きるうえでとても大切である。50代の人はそれまで子育てや仕事で忙しく、たくさんの不要なモノを溜め込んでいる(p61)
・湯豆腐、刺身、ジャガイモの煮っ転がし、キャベツとコンビーフの炒め物、などを晩酌とともに食べる(p76)
・断捨離のモノ選びの基準は、時間軸は「いま」、重要軸は「私」、これが自分軸となる(p79)
・加齢を老いととらえるか、ときめき、と捉えるかが大きな分かれ目である(p115)
・医学はあくまで後方にあって、最前線の医療が必要とするものを備蓄して、すみやかに供給・輸送する脇役(p122)
・知行合一、知識は行動によって知恵になる(p149)
・50歳からも、道に目覚めることなく、モノやコトの獲得に走っていると、どんどん苦しくなるし、それを維持できる気力・体力も落ちてくる(p155)
・旬を食べるのは、食養生の他に、それを前にしたときの「ときめき」があるから(p169)
・ときめき、とは、内なる生命場の小爆発である、小爆発によって、生命エネルギーが対外へ溢れ出る。そのときに一緒にエントロピーも溢れ出て、体内のエントロピーを一気に減少させる(p205)
平成27年4月27日作成 -
Posted by ブクログ
長寿は人類の長年の夢だったと思いますが、現在では男女とも平均寿命が80歳程度あり、定年後どのように生活するかに頭を悩ませている人は私も含めて多いと思います。
年金支給も開始年齢が遅くなると共に、支給金額も減少していくことが予想される中で、どのように人生を終わらせることかが今後、問われていくでしょう。この本は、自分の人生を最高の状態で終わらせるにはどうすれば良いかを考える上で参考になると思います。
以下はためになったポイントです。
・いつかは訪れる自分の死について、日ごろからしっかりした心構えを持つことが大事(p2)
・「達者でポックリ」の対極ともいえるのが「寝たきり」であり、これを避けるためには日ごろから代替療法(代表例:p150)などを取り入れ、自分の弱点を補うことが大切(p4)
・「達者でポックリ」いくための2大要素として、1)常日頃から心構えを持ち、自分の死のタイミングを見極める精神性をもつ、2)日々「生命」のエネルギーを高め、最期を迎えるまで自立して過ごす、がある(p27)
・ちょうど良い死に時として、多くの人を見て感じるのは、「80歳」が一つのめどになる(p31)
・死の不安に打ち克つために一番大事なことは、「死後の世界」を信じること(p56)
・日本尊厳死協会では、個々の尊厳死を支えるため、「尊厳死の宣誓書」を発行している、署名・押印した書類を医師に提示することで、自然な死を遂げる権利が主張できる(p67)
・十分なエネルギーがたまったとき、虚空へ帰っていくのが「死」であるので「死」は、終わりではなく旅立ちである(p69)
・死について日ごろから考える癖をつけるためには、一日のうち一度は死を考える時間を持つべき(p77)
・生命場を乱す原因として、食(30%)・気・心があり、3つの養生が大切である(p94)
・自然治癒力を下げるものとして、「旬のものを食べない」「薬の飲みすぎ」がある(p105)
・食の養生のポイントは、旬で地場のもの、フードマイレージの小さい(少ない)もの、あまり加工していないものが良い(p117)
・基本的には野菜中心が推奨されるが、肉を食べる場合は、「高くてうまいものを適量」が良い(p119)
・呼吸法において、息は鼻から吸って出すのが基本だが、吐くのは口から吐いても良い、口から吸うのは駄目(p144)
・健康とは、目に見えない「生命場」のエネルギーにあるが、残念なことに今の科学では測定できない(p165)
・水は、イオン水・アルカリ水ではなく、自然の恵みを取り入れた山の中の自然の湧き水が良い(p175)
・12か条:1)歩く、2)功を身に付ける、3)旬や地場ものを食す、4)好きなものを少し、5)酒は適量、6)早寝早起き、7)希望と「ときめき」、8)生きる悲しみを理解、9)この世は修行、10)死を想う、11)弱点はサプリメント補強、12)いい人たちと交流、生命場を上げる(p205) -
Posted by ブクログ
「場」は未来から次々と襲いかかってくる。この襲いかかる場を予感と直感で選択し取捨を決断していくことが私たちが生きていくことにほかならないのではないか。最後にやってくるのが死後の世界である。これまでの場と違って死後の世界は予感と直感で取捨選択するこものではなく誰にでも、やってくる場である。帯津先生が感銘や影響を受けた方々の死生観を紹介しつつ御自身の死生観を紹介。しかしこの本堅苦しくはない。気のいいオジさんが軽く1杯ひっかけて、頬をほんのり赤くさせながら、「死を迎える瞬間も楽しみだねえ」と語ってくれている感じで。でもこちら(私)は、リラックスしてお話しをきいているけど、もちろん襟を正し、正座は崩さない。帯津先生はガン治療に、西洋医学プラス、ホメオパシーや気功、漢方などの代替医療を積極的に併用し、ホリスティック医療を掲げた病院をなさっている。私は患者として、ホリスティック医療はガン治療だけではなく、すべての医療の場で実現することを願っている。