神経症の母親に嫌われ、言われない怒りの対象となり、母のお気に入りだった姉といつも差別されていたイザベル。
自由に表現する事を押さえて暮らしていた。
父母の死により、一人で生きていくことになり初めて解放される。
しかし、好きな本を存分に読み自由なはずの生活、知り合った大学生たちとの交流でも違和感を感じ続けるイザベル。
知人の突然の死をきっかけに再び訪れた自分の祖だった町で、真の自分の欲していたこととその才能に気づく。
母親の呪縛の深さに恐ろしさすら覚える。
最後は解き放されるイザベルではあるが、読後もその呪縛の深さが怖かった。