井上里のレビュー一覧

  • わたしはイザベル

    Posted by ブクログ

    『アラスカを追いかけて』と比べると、純文学だなあ、と思う。物語を楽しみたい人には『アラスカ』の方が面白いだろう。
    これは、母から虐待を受け、大人になっても社会に馴染めない女性が、「書く」ということに、つまり自分が本当にやりたいことを見つけるまでの物語。読み物として面白くしようとするなら、もっと虐待部分を繰り返したり、大学生と交流する中には恋愛を盛り込んでも良かったが、著者は面白くしようとは思っていない。「書く」ということを発見した、自分を取り返した、苦いよろこびに至る道を書きたかったのだ。
    YAとして出版されているので、10代向けに書かれた青春ものを期待すると、違和感があると思う。大人が、中高

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    2017年06月10日
  • わたしはイザベル

    Posted by ブクログ

    神経症の母親に嫌われ、言われない怒りの対象となり、母のお気に入りだった姉といつも差別されていたイザベル。
    自由に表現する事を押さえて暮らしていた。
    父母の死により、一人で生きていくことになり初めて解放される。
    しかし、好きな本を存分に読み自由なはずの生活、知り合った大学生たちとの交流でも違和感を感じ続けるイザベル。
    知人の突然の死をきっかけに再び訪れた自分の祖だった町で、真の自分の欲していたこととその才能に気づく。

    母親の呪縛の深さに恐ろしさすら覚える。
    最後は解き放されるイザベルではあるが、読後もその呪縛の深さが怖かった。

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    2017年01月02日
  • ENDGAME ‐ THE CALLING エンドゲーム・コーリング

    Posted by ブクログ

    かなりの歯応えを感じるが、実本が無いと参加できないらしいので見送りかな。かなりの機動力も必要なようだし、まったり推移を眺めるにとどめるか。

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    2014年12月01日