プチ鹿島のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
捏造と過剰演出と仕込みばかりで構成されたドキュメンタリー番組を、あれはドラマだと言っておけばよかったのだと後年言った人は取材に応じた関係者中でただ一人で、それがすべてを象徴してる。大学のメディアリテラシーの講義で番組動画を教材にしてるこの人を除き、出てくる関係者全てが下劣で誰も論点を理解してない感じだし人間としては最下層民、バイト先や飲食店で低能行動をする学生と同じ人種。ただ、取材当時の把握状況では全員落ちぶれている様子だから、マスコミやコンテンツ制作業界にも自浄機能があるのかなとも思える。無免許で盗んだバイクを乗り回すのも学校の窓を割るのも犯罪でしかないからね。そんなことが許される「時代」は
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Posted by ブクログ
もう10年以上たつのか、podcast東京ポッド許可局で初めて知ったプチ鹿島さん。
コメディアンでありながら、毎朝新聞13紙(だったかな?)を読む。
時事芸人を自称している。
そんな彼の政治ネタは切り口鋭く、盟友ダースレイダー氏と選挙戦に乗り込み、
映画まで作ってしまう。
「選挙ナンデス」「シン・ちむどんどん」
youtubeの「ヒルカラナンデス」も毎週金曜のお楽しみだ。
そんなプチさんの著作。
内容は上記媒体で聴いているものと大差ない。
新鮮味があるわけではない。
むしろ違和感がある。
「キツく」読めてしまうのである。
プチさんが、あの軽妙な語り口で話すから、
どこかコミカルで、ウィットが -
Posted by ブクログ
書名は狙って「教養としての」と付けたのだろう。
おそらく反応が違うのだ。
では中身が伴わないかと言うとそうでもない。ア
ントニオ猪木の生き様、その「ストロングスタイ
ル」を貫いた人生を考察しています。
つまりノンフィクションに近い訳で、それを「教
養としての」と表現したと思えます。
果たして、アントニオ猪木とは何者であったので
あろうか。
一人のプロレスラーの枠に収まらない、破天荒と
も言える人生をこの本では一言であ表しています。
「遠くから見ているから魅力的だった」
一緒に生活していた近くの人たちは、猪木氏に振
り回されて大変だったろう、という結論に行き着
いています。
稀代の -
Posted by ブクログ
我々は数多の書籍があるジャングルで、遂に本書を発見したっ!
40代後半以上の人なら覚えておいでだろう。テレビ朝日で放送
されていた「水曜スペシャル」。そのなかで当時の子供たちが
手に汗握り、固唾を飲み、心を躍らせた「川口浩探検隊」。
嘉門達夫氏が番組内容を茶化して歌った「行け!行け!川口浩」
というパロディ・ソングを覚えている方もいるだろう。
著者もそんなひとりだ。探検隊の放送を毎回楽しみにしていた。
そんな著者が、川口浩探検隊の隊員として参加した当時の
スタッフを探し出して番組の真実に迫った。探検隊のみならず、
「ヤラセ」と言われるテレビ番組の真相にも迫っている。
と、川口浩探検隊 -
Posted by ブクログ
日本政治て絶望感がすごい…
わかります!私もそんな気持ちです。
そんな絶望的な日本政治を笑いに変えてくれるのがこの本です。
新聞の合わせ読みをする芸人プチ鹿島さんが書いてる本ですが、これが面白い!
読むと日本の政治家てこんなにギャグを大真面目に言ってるのかと思う。呆れるほどの笑いが生まれます。
(本来政治はそれはダメですが)
目次を見るだけでも読みたいてなりますよね。
例としてはパンツ泥棒や、取材しないで記事を書く四国新聞やパパ活する菅前総理の長男など、
なんか面白い匂いがしてきます。
政治てよくわからない方はぜひ、読んでみてください。
ギャグ満載でちょっとは政治を考えるきっかけになるかもです -