ジョシュ・カウフマンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
オリンピック出場や世界記録を出すことを目指すのであれば1万時間でも足りないだろうが、趣味のレベルで楽しむためにスキルを身につけるのであれば20時間で十分ということを示してくれる。
事前準備の時間は20時間に含まれておらず、また相当の準備を必要とするが、「練習時間を20時間しかとることができない」と仮定して計画を立てるとするのであれば当然のことだろう。20時間しかないのだから無駄なことをしている暇はない。そう考えれば入念に準備をして当然である。
1万時間の練習を否定するものではないが、1万時間という言葉が独り歩きし、1万時間という言葉に怯んでしまって挑戦をやめてしまっているのも否定できない -
Posted by ブクログ
ネタバレビジネススクールに通わなくてもMBAで学べる内容を学ぶことはできる、と説く。一方で、この本を読んだらそれだけでビジネススクールに多額のお金と時間をかけて通う価値を得られるわけではないと釘も刺す。そりゃそうだ。
勿論ケーススタディなどは扱わないが、今後どんな分野をどう深めていこうかという指針にはなる。まさによりよい問いを立てるのに役立つ本。
でも、本が重たくて持って読むのが大変だった。
誰かのレビューにあったように財務と会計がすっぽり抜けているのはいかがなものか。
〈学びたいこと〉
①自分が今後すべきこと
②課題解決のための独習法
③幼少期からできること
①・CIAsとMEVO、フックを考え -
Posted by ブクログ
ネタバレあるスキル(囲碁やウクレレ、プログラミングなど)を約20時間で身につけるための方法論。
とはいえ、達人レベルに達するわけではない。
最初の習熟を上げるための原理原則を紹介し、同時に著者自身がケースとして多数紹介されている。
逆に大半が事例でもあるのだが。
わかりやすい反面、分解し、自分の嗜好、能力に併せて絞り込む作業が最も難しいと感じた。だからこそ、もっとも重要なのだろう。
〈超速スキル獲得法10のルール〉
1、魅力的なプロジェクトを選ぶ(自分に取って?)
2、一時にひとつのスキルにエネルギーを集中する
3、目標とするパフォーマンスレベルを明確にする
4、スキルをサブスキルに分解する
5、 -
Posted by ブクログ
タイトル通り20時間でスキルを習得する方法を紹介する。
プロ並みのスキル獲得には1万時間のトレーニングが必要という研究もあるが、 基礎的なスキルの部分を習得するには20時間あれば充分と著者は主張する。
短期間でのスキル習得に必要な10のポイントを踏まえ、著者自身が身に付けたいヨガ、プログラミング、囲碁、タッチタイピング、ウインドサーフィン、ウクレレ等の興味あるスキルについて実践した結果を紹介する。
著者は学習マニアと自称するだけあって、スキル習得に対するモチベーションが非常に高い。また、学生時代にスポーツ、音楽、ゲームに親しみ、社会人になってウェブサイトを立ち上げる等、もともと基盤となる