喜安幸夫のレビュー一覧

  • 日中尖閣大戦【1】開戦前夜

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    中国は内憂が高まるとそこから民衆の視線を外させるために「小日本」を持ち出してきたのはこの10年を見ても明らかである。本書は尖閣を巡って中南海が動き出す前に動かない日本政府にかわり、民間人が尖閣諸島に日本の国旗を建てるところから話が始まる。22年の5月上梓されているので、登場人物がわかりやすく実在する人物を想起する分、リアルな展開がよりリアルさを醸し出し、読み手を引き込んでいく。

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    2023年09月07日
  • 知らぬが良策~大江戸木戸番始末(五)~

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    内容(ブックデータベースより)

    米沢町の相州長屋で、深夜に動物の死骸が置かれる嫌がらせが起きた。杢之助は、近頃様子がおかしい住人の若夫婦・茂一、お恵を狙う何者かの存在を疑うが、はっきりしない。
    そんなとき岡っ引の捨次郎から、近隣に禁制の賭場が有るらしいと聞き、探り始める杢之助。夜陰に紛れ町内に入り込む怪しい二人組をつけていくと、向かったのは・・・。
    シリーズ、緊迫の第五弾。

    令和7年8月15日~22日

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    2025年08月22日
  • 千住の夜討~大江戸木戸番始末(三)~

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    内容(ブックデータベースより)

    両国広小路に、傀儡師の一座が小屋を張った。
    一座は町に受け入れられるが、町内の職人・庄三郎は、
    なぜか娘のお照を一座に近づけまいとする。
    一座と庄三郎の過去の因縁とは?
    そして杢之助は、古巣の四谷左門町と米沢町、二つの町を巻き込む卑劣な陰謀が進行していることを知る。
    町の平和を守るため、杢之助はある危険な賭けに出る。
    好評シリーズ第三弾。

    令和7年7月16日~18日

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    2025年07月18日
  • 贖罪の女~大江戸木戸番始末(二)~

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    内容(ブックデータベースより)

    両国・米沢町一丁目の裏長屋に住むお糸が
    十年前に死んだ一人娘を「自分が殺した」と
    自身番に訴えでる。
    心配した杢之助たちはお糸を宥めるが、
    時を同じくして人殺しが起る。
    阿漕な金貸しを恨んでの犯行かと思われたが、
    お糸を巻き込み、事態は意外な方向に転がってゆく。
    町の安寧を守るため、
    人に言えない過去をもつ杢之助が活躍する
    好評シリーズ第二弾。

    令和7年7月11日~15日

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    2025年07月16日
  • 身代わりの娘~大江戸木戸番始末(十二)~

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    「喜安幸夫」の長篇時代小説『身代わりの娘~大江戸木戸番始末(十二)~』を読みました。

    「喜安幸夫」の作品は半年振りですね… ここのところ時代小説が続いています。

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    まだ肌寒い如月。
    米沢町の小間物商い、珠洲屋の娘「お珠」は病が治癒したお礼参りに出かけるが、同道の女中「お千」が「お珠」に近づく白い蛇を目撃する。
    「白蛇の現われた者は死ぬ」言い伝えに、すわ「お珠」に災難が、と一家は心配するが、それは、珠洲屋を見舞う大騒動の前触れに過ぎなかった。
    頼れる木戸番の「杢之助」が町内の平穏を守るために大活躍。
    人気シリーズ最新作!
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    2022年03月12日
  • 両国の神隠し~大江戸木戸番始末~

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    ネタバレ

    何やら訳あり風なおじいさんが主人公。
    町奉行や同心とは絶対関わりを持ちたくないらしい。

    自称、元飛脚、足が早く身のこなしも素早い。
    泥棒を足を出して転ばせ、捕まえるのに一役買ったことで、注目される。

    小田原にいたが、そこで注目されるよりは、人が多い江戸の方が、、、と誘いに応じて江戸の木戸番の親父として働くことになるのだが、なかなか頭も切れるし度胸もあるので、秘密が知りたくなってくる。

    どうも本編は33巻あるらしく、これは新シリーズの第1巻らしい、、、とくれば、本編から読破するのが良いのかしら?

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    2020年07月26日
  • 流離の姫 用心棒 若杉兵庫

    購入済み

    続編を期待しています

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    2018年12月24日
  • 日中アジア大戦

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    本書は、日中海戦決戦と一対を成す東シナ海有事をシュミレートしたリベラルアーツである。背景として押さえるべき日本側の事実は、陸上自衛隊の03式中SAM改がアメリカ、ホワイトサンズの試射場で10発中10発命中の好成績収め、2016年の配備により都市防空機能が向上する。ただし、多弾頭に対しての実効については不明。ペイトリオッツミサイルや洋上にあるイージス艦のSAM-3にて飛来するBMDは、確度を高めつつある。一方、ABLについては、米国で試験は成功したものの余りに高価で脆弱な747の作戦行動を危ぶむ声に開発が中止となった。今年、中国の習近平総書記は、台湾の馬英九総裁と戦後初のトップ会談を行なったその

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    2015年11月11日
  • 狂言潰し~大江戸木戸番始末(四)~

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    内容(ブックデータベースより)

    薬研堀の煙草問屋・肥前屋の番頭、庄助の様子がおかしい。
    真面目一本で商売熱心だった店の主の壱右衛門が、商売を顧みず柳原堤の女を囲ったことを気に病んでいるという。
    杢之助は意外な色恋沙汰に驚くが、そんなとき、堀に庄助の溺死体が揚がった。色恋沙汰を利用した肥前屋を狙う一味の魔の手が、米沢町に伸びるのを感じ取る杢之助だが・・・。
    シリーズ第4弾。

    令和7年7月29日~8月1日

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    2025年08月02日
  • 両国の神隠し~大江戸木戸番始末~

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    内容(ブックデータベースより)

    両国広小路に流れ着いた新任の木戸番、杢之助。
    仕事熱心と評判の枯葉、古巣の四谷左門町を
    ある事情から逃げ出した過去を持つ。
    ある日、両国界隈で神隠しのうわさが流れ、八百屋の息子、留吉が消えてしまう。天狗の仕業だと町の面々がおびえる中、杢之助は留吉の捜索を買って出るのだが・・・。
    己の過去を隠しつつ、町の平穏のために奔走する男、
    杢之助の新シリーズ始動!

    令和7年6月30日~7月3日

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    2025年07月03日
  • 日本中国開戦 激震襲う台湾海峡

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    2006年上梓。2006年当時の中国で起こったこと、オリンピック開催前の用地取得、新幹線事故の隠蔽、上海で顕著に見られた地盤沈下などを巧みに取り込んで日本と中国が日中境界線で睨み合う中で不測の事態から戦闘行為が起こったことを想定してフィクションを紡いだ。安倍政権下で成し得なかった憲法改正は2025年現在未だに大願成就とはいかないが、中国での不動産バブル崩壊以降の経済低迷と米中の経済戦争により中国自体が内政にフォーカスせざるを得ない状況と欧米日の企業が脱兎の如く生産拠点をアジアに移したことから太平洋を米中で二分しようなどという軍部の法螺も聞こえなくなってきた。しかし、一帯一路をはじめシーパワー国

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    2025年02月23日
  • 狂言潰し~大江戸木戸番始末(四)~

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    「喜安幸夫」の長篇時代小説『狂言潰し~大江戸木戸番始末(四)~』を読みました。
    ここのところ時代小説が続いています。

    -----story-------------
    薬研堀の煙草問屋・肥前屋の番頭「庄助」の様子がおかしい。
    まじめ一本で商売熱心だった店のあるじの「壱右衛門」が、商売を顧みず柳原堤の女を囲ったことを気に病んでいるという。
    「杢之助」は意外な色恋沙汰に驚くが、そんなとき、堀に「庄助」の溺死体が揚がった。
    色恋沙汰を利用し肥前屋を狙う一味の魔の手が、米沢町に伸びるのを感じ取る「杢之助」だが――。
    シリーズ第四弾。
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    米沢町一丁目の木戸

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    2024年01月04日
  • 日中海上決戦 尖閣・沖縄侵攻を阻止せよ

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    アジアでの有事をテーマに描かれる小説は、意外に多い。例えば、夏見正隆氏は、東シナ海有事に、取り組んだ日本人作家として佳作を残している。本作では、中国を完全に敵性国家として描いており、正邪が明確なアメリカンノベルのような読み物となっている。これを日本で出版したことが驚きである。さて、物語は東シナ海で領海問題で日中間に緊張が漂う中、中国海軍に5万排水トンの新鋭空母が進水。中国版イージス艦を従えた空母群を形成して東シナ海を遊弋している最中、空母から発進した偵察ドローンが奄美諸島に墜落、回収を企図したキロ級潜水艦から中国軍水兵が無断で日本の国土へ上陸、その後潜水艦からのミサイル攻撃により破壊に至る。日

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    2017年06月18日
  • 隠密廻り裏御用 闇の仇討ち

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    第二弾
    ある藩の公金横領事件に絡み、犠牲となった仇討ちも裏で始末も付ける。
    この程度が長さとも適当で読みやすい

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    2014年06月24日
  • 隠密廻り裏御用 女難の二人

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    シリーズ第一弾
    口やかましい姉を持つ隠密同心と元奉行のコンビ?が事件を秘密裏に解決
    二話で四章構成?

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    2014年06月14日
  • 日中海上決戦 尖閣・沖縄侵攻を阻止せよ

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    ずっと積んであって登録もしてなかった、買ったのは2011年3月で地震の前

    尖閣や沖縄をめぐる日中の限定戦争。時期的に漁船衝突ビデオ流出事件の時に書かれたお話

    やっぱりこういうストーリーは直後に読まないとイマイチに感じるかな

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    2012年08月25日
  • 菅原幻斎怪異事件控

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    いわゆる陰陽師物。ただし時代は江戸時代。江戸の郊外に住んでいる菅原道真の子孫(!)が主人公の幻想怪奇時代劇です。かっこいい術を駆使したり怪しげな法具を使ったりという、陰陽師につきものの派手な立ち回りはありません。この人、ただ幽霊が現れる気配を読み取ることができるのが唯一の取り柄でして、幽霊を怖がらないので幽霊の手助けしてみたりっていうか。スタンスとしては漫画の「百鬼夜行抄」に近いものがあるかも。絶対オススメ、ってほどじゃありませんが、読後感は悪くなかったので続き出るなら買ってもいいかなあ、と思ってます。

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    2009年10月04日