【感想・ネタバレ】日中尖閣大戦【1】開戦前夜のレビュー

あらすじ

202X年春、日中外相会議開催の四日前、尖閣諸島水域で石垣島の漁船二隻が、領海侵犯した中国海警船三隻に追い払われる事件が発生。
そんな中、米インド太平洋軍司令部から、SLBM搭載可能の原子力潜水艦を含む三隻の中国潜水艦が所在不明との一報が入る。
さらに中国艦隊が南沙諸島にある太平島領海に急接近しているというのだ。
次々と軍事行動を起こす中国。日本国内でも尖閣諸島を護れとの声が高まるのだが、政府は軍事衝突に発展するのを恐れ具体的に対処しなかった。
国の対応に業を煮やしたある民間人らが尖閣諸島への上陸を企て、作戦を実行に移した。
尖閣をめぐる日中戦争、ついに勃発か!?

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Posted by ブクログ

中国は内憂が高まるとそこから民衆の視線を外させるために「小日本」を持ち出してきたのはこの10年を見ても明らかである。本書は尖閣を巡って中南海が動き出す前に動かない日本政府にかわり、民間人が尖閣諸島に日本の国旗を建てるところから話が始まる。22年の5月上梓されているので、登場人物がわかりやすく実在する人物を想起する分、リアルな展開がよりリアルさを醸し出し、読み手を引き込んでいく。

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2023年09月07日

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