國井修のレビュー一覧

  • 世界最強組織のつくり方 ──感染症と闘うグローバルファンドの挑戦

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    世界最強組織のつくり方
    感染症と闘うグローバルファンドの挑戦
    著:國井 修
    ちくま新書 1430

    世界エイズ・結核・マラリア対策基金、通称「グローバルファンド」
    ビル・ゲイツ、コフィ・アナン、U2ボノが支援する、三大感染症と闘う国際ファンド

    WHOに凌駕する規模の医療援助を展開しているこのファンドの内容を紹介するのが本書です

    エイズ、結核、マラリア、三大感染症。毎日ジャンボが2,3機墜落するほどの死者を出している

    過去16年で、500憶ドルを調達、年間50億ドルの予算を組んでいる
    WHOの年間予算の2倍であり国際機関の保健医療援助額としては最大である

    気になったのは、以下です

    ・吉

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    2024年06月05日
  • 医良戦略2040~2040年の医療を生き抜く13の戦略

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    最高に面白かった。医学書ではないけれど、医療に関してガッツリ書かれている本。
    若手医師が読むと確実に刺さる内容がいっぱい散りばめられていると感じた(というか、自分には刺さる内容が沢山あった)

    自分のやりたいことは、最近「病気治し」よりも「病気になりかけの人を良くすること」だと感じている。1番自分の中で印象に残っている患者も、入院している重症患者や高齢者ではなく、外来で(当初あまり使われていなかった)SGLT2阻害薬を導入してDMや心不全や肥満が改善した、明らかに「予後が伸びた」と感じることのできた中年男性だった。
     また、小さい子を育てている層の患者(腎臓内科ならIgA腎症の患者が多い)の慢

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    2023年01月07日
  • 14歳からのSDGs――あなたが創る未来の地球

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    グラフ、表、データ、写真などを使って子供でもわかるような説明に加えしっかりと重みのある内容になっており、とても読み応えがあった。
    これからの地球の未来は私たちの手に委ねられているということを痛感しました。

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    2022年11月21日
  • 人類vs感染症 新型コロナウイルス 世界はどう闘っているのか

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    國井先生はわたしが尊敬する人のひとり
    ここまで各国の細かい情報を集めて客観的な分析をされる胆力に敬意

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    2022年05月05日
  • 国家救援医 私は破綻国家の医師になった

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    熱い本。確固たる信念の元、それを貫きながら築き上げられていくキャリアパスは、壮絶で圧巻。余程の信念がなきゃこうはいかない。病・人のみならず、国家を救う医師って、掛け値なしにカッコイイです。学生時代からして既に、将来設計に基づいて途上国に留学したり、医師としての仕事も積極的に僻地を選択したり、生半可な覚悟じゃ出来んだろっていう局面のオンパレード。いやはや、痺れました。

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    2018年11月16日
  • 国家救援医 私は破綻国家の医師になった

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    本書は、20年以上に亘り、世界各地で医療活動・援助を行ってきた國井修医師の半生記である。『月刊ナースコール』で2003~2010年に連載された「Dr國井の国際協力最前線」を再編集し、書下ろしを加えたもの。
    國井さんは、自治医大を卒業後、栃木県の山間僻地での診療活動を挟み、NGO、大学、国際医療センター、外務省、国連等で国際的な医療活動を行い、本書刊行時はソマリアで活躍されていた。その間、訪れた国は、カンボジア、インド、バングラデシュ、インドネシア、アフガニスタン、パレスチナ、イラク、ザンビア、モザンビーク、ガボン、エチオピア、ルワンダ、シエラレオネ、ナイジェリア、コンゴ、ミャンマー、ケニア。。

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    2016年01月31日
  • 国家救援医 私は破綻国家の医師になった

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    2012年36冊目。

    また一人、同じ日本人として誇りに思える方を知った。
    世界110カ国以上で活動してきた、行動力に満ち溢れたお医者さん。

    アジア・中東・アメリカ・アフリカと数多くの国々の様子が、
    医療問題が中心ではあるが、飢餓・紛争・環境問題・自然災害など幅広い分野を織り交ぜて書かれている。
    特定の分野・地域のみではなく、国際協力に全般的に関心がある人はぜひ読んでみて欲しいです。

    特にカンボジア・ルワンダのお話は、自分がこの目で見てきただけあって、
    何か大事なものが再び心の底からわきあがってきた気がした。

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    2012年06月04日
  • 国家救援医 私は破綻国家の医師になった

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    国際保健を目指すきっかけを下さった尊敬する人の一人。
    爆発的な行動力と知見の深さには頭が下がるが、少しでも追いつけるよう頑張ろうと思う。

    ちょうど来月ゴールデン・トライアングルに訪問するので、さらに調べたい。

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    2012年02月19日
  • 医良戦略2040~2040年の医療を生き抜く13の戦略

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    病院で働く医者というよりは、公衆衛生や民間企業に腰を据える医療関係者の人たちの対談コラム
    私自身病院に来る手前の人たちに医療従事者側が介入するシステムを構築することに興味があるので色々と参考になる内容が多かった。横文字が多くてちょっと読みづらかったけど。
    医者としての将来に不安はつきないが、同時に変化していく未来が楽しみでもある。何でもできるし、何者にでもなれる。多分。

    ✏少子高齢化や人口減少で社会保障費の負担がどんどん大きくなる中で、サステナビリティだけを考えれば、医療費を抑えるために治療を「諦める医療」にシフトすればいいという話になりがちである。しかし、質を担保したまま持続可能な医療にす

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    2023年01月11日
  • 世界最強組織のつくり方 ──感染症と闘うグローバルファンドの挑戦

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    國井修氏(1962年~)は、自治医大卒、公衆衛生学修士(ハーバード大学)、医学博士(東京大学)。これまでに医療活動を行ってきた国は110ヶ国以上。栃木県の山間僻地での診療に始まり、NGO、国立国際医療センター、東京大学、外務省、長崎大学熱帯医学研究所(教授)、ユニセフ(ニューヨーク本部、ミャンマー、ソマリアでの保健・栄養・水衛生事業を統括)を経て、2013年、本書で語られている「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(通称・グローバルファンド)」に移り、現在は、約10人の幹部の一人として、戦略情報部、技術支援・連携促進部、コミュニティ・人権・ジェンダー促進部などを統括している。尚、國井氏のユニセフ

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    2019年11月10日
  • 国家救援医 私は破綻国家の医師になった

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    世界で活躍する日本人医師。
    あとがきにあるように、筆者は日本では
    変わり者に見えるが、世界の中ではごく
    普通なのかもしれない。
    視野を広く持っていろいろなことに興味を持って
    トライしていこうと思った。

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    2012年11月24日
  • 医良戦略2040~2040年の医療を生き抜く13の戦略

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    千葉大学に設置されている千葉県の地域医療支援センターでキャリアコーディネーターをされている吉村先生の著書。元厚生労働省の医系技官という経歴を活かして、近年の医療をめぐる様々な問題について対談形式でまとめられている。

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    2024年11月15日
  • 国家救援医 私は破綻国家の医師になった

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    国家救援医とは言い得て妙である。
    まさに国家を対象に世界をまたにかけている。
    途上国衛生環境の貧しさ、治安の悪さなどのレポートとしても読み応えあり。
    元が連載ものであったため一つ一つが短めで若干ドライな感あり。

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    2012年11月03日