佐藤大介の作品一覧
「佐藤大介」の「医良戦略2040~2040年の医療を生き抜く13の戦略」「オーディション社会 韓国」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐藤大介」の「医良戦略2040~2040年の医療を生き抜く13の戦略」「オーディション社会 韓国」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
韓国の人にとって국정원(国情院)という言葉は広く知られている。
中央情報部(KCIA)を発祥とする韓国の国家情報院は、時に大統領と肩を並べるほどの権利を持ち、民主化運動の時代には市民に徹底的な弾圧を加えた。
日本では、公的に存在の認められている国の情報機関は、大きく5つある。内閣官房内にある内閣情報調査室、法務省の外局である公安調査庁、警察庁警備局が統括する公安・外事警察、防衛省・自衛隊の情報本部、外務省の国際情報統括官組織だ。
米国では対外情報機関として中央情報局(CIA)があり、諜報機関として連邦捜査局(FBI)を持っている。
国情院は対外情報機関と諜報機関の2つの役割を担った巨大組織であ
Posted by ブクログ
KCIA、国家安全企画部を経て、1999年に誕生した国家情報院。情報機関として現在さまざまな活動をしているが、予算や人員など多くのことは依然として謎に包まれている。本書は国家情報院のみならず、これまでの韓国の情報機関の歴史や日本との関係について取り扱う。本書で言及されているが、韓国の情報機関はKCIA以前から存在しており、1902年高宗により設立された帝国益聞社が起源とされる。朴正煕政権時にKCIAが設立されてCIAを理想としていたが、組織の活動はKGBに近かった。これは幹部の多くが日本の植民地時代に軍、警察で情報、諜報の教育を受けたことで、CIAの組織論に馴染まなかったと指摘される。その後、
Posted by ブクログ
共同通信の記者として4年近くニューデリー特派員を務めた佐藤大介氏が、トイレという切り口でインドに光を当てた力作です。各地におもむき、現地で色々な活動をしている人たちを取材することにより、非常に質の高いルポになっています。
モディ首相肝いりの「スワッチ・バーラト」運動で、トイレはある程度出来たものの、形だけであったり、下水処理が追いつかなかったり、等の現実が紹介されます。人口が集中する都市では排泄物が下水処理されずに河川に垂れ流されるため、川の水質汚染が悪化しているのに、人々はその流れで沐浴をするという恐ろしい話もあります。もっとも驚いた内容は、排泄物の処理はダリットという不可触民たちの仕事