苫野一徳のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本を読むと、頭の中に知識のネットワークができ、僕たちをグーグルマップにしてくれる。
解決したい問題に出会ったとき、頭や目が威力を発揮して、進みたい道へ、自由に歩き出せるようになる。
本当にやさしく、でも本質を突いた、本の読み方を紹介してくれます。
今まで読んだ読書術、読書論の中で、一番良かった本です。
日本語で”教養”と言うと、実生活には大して役に立たないけれど、知っているとちょっとかっこいいたくさんの知識、というようなイメージがあるかもしれません。
でも、哲学――物事の”本質”を深く考え抜き洞察する学問――の世界では多くの場合、この言葉は、わたしたちがより「自由に生きるための知恵や知識」を -
Posted by ブクログ
P.16〜 落ちこぼれ 吹きこぼれ
「皆で同じことを、同じペースで、同じようなやり方で」管理・統率型のシステム
「規律とドリル」
小1problem
ルソー『エミール』
P.33〜 active learningのやり方を先生が細かく指定する問題→「一斉アクティブ・ラーニング」
P.37〜 体罰
デュルケーム『道徳教育論』
学級
柳治男『学級の歴史学』
ニーチェ『ツァラトゥストラ』
第2章 先生もつらい
授業の画一化 〇〇スタンダード
ユニバーサルデザインに基づく授業、ケアの思想
障害など
EBPMエビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング
+哲学、教育学的センス?
学力調査の方 -
Posted by ブクログ
少しずつしか読み進められなかった。私にとってタイミングが合っていなかったのだろう。愛(特に性愛)を他者の言葉でしたり顔で語る季節は遠くに過ぎ去ってしまい,今はもう愛を自分の枠組みの中で収めてしまっている。基本は自己の拡張であり,対象を自分の一部であるかのように大切にする行動を導くものが愛だろう。自分が自分を大切にできないなら愛することは難しい行為。自分を大切にするためには大切にしてもらう体験,つまり愛された経験が必要だろう。愛が普遍的なものであるならば,社会装置としての愛概念ではなく,生物学的な基盤があると思う。誰かを何かを愛しているか?誰かに愛されているか?どちらの問いにも確信を持って答えら
-
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
第1章 何が問題の本質なのか?
第2章 先生もつらい
第3章 学校をこう変える①~「探究」をカリキュラムの中核に
第4章 学校をこう変える②~「ゆるやかな協同性」に支えられた「個」の学び
第5章 私たちに何ができるか?
<内容>
隔靴掻痒な感じの本。「わかっているが、それができるのか?」。学校現場にいると、問題点はわかり、変えていきたいが、日々の活動の中になかなか落とし込めない。毎日どんどん進んでいくし、こうしたことに気づかない(気づかないふりをしている)同僚を口説く労力も浮かばないし…。理論はわかっているが、実践の効果が数年後だろう、という感じがまた行動を遅ら -
Posted by ブクログ
著者は若手哲学者・苫野先生。
5年前のNHK「日本のジレンマ」を観て以来、気になる存在でありました。
※あの番組はイケてる人とイケてない人が大きく分かれる。
ご自身のイタくてこじらせていた青年時代を引き合いに、
哲学がいかに生きづらさを救う学問であることを語っております。
哲学の目的を絶対の真理の探究でなく、
共通了解を得る知恵としているスタンスが、気楽で良いなと思いました。
その他、人は世界を欲望を通じてできている。
欲望と能力のギャップこそ、悩みの原因。
絶望した人には可能性を与えよ。
近く(自分)ではなく、遠く(社会)をみよ。
など「絶望からの脱出」語録満載です。