相川司のレビュー一覧
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新選組について再勉強できました。近藤と土方の関係、隊士との関係性、隊内での様々な動きなどわかりやすかったです。土方の存在無くして新選組はありえませんでした。Posted by ブクログ
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まず史料としての価値が高いことはいうまでもありません。
沖田総司と言えば、どうしても史実の彼よりも、後年の作家が作り上げたイメージが強い。
そんな中で丹念に一つ、一つ、史料を拾い上げて読みあげているのは相川氏ならですね。
彼の出自、試衛館時代、新選組でまさに近藤の懐刀として活躍した時代。そうして、...続きを読むPosted by ブクログ -
真田信繁(幸村)の戦いにつて冷静な筆致とともに、どこまでが真実でどこからが作り話か、著者なりに明快にしながら進んでいく。家康がどこまでも豊臣家を守ろうとした、というあたり、賛否が強い様子。内容は面白く読んだ。真田信繁の一生を概観するにはとても良い本と思う。Posted by ブクログ
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真田丸では信之はやや情けない描かれ方をしていたが、この人なくして真田家は幕末まで残らなかったのであり、超名君である。暮らすなら信之殿の下がいい。Posted by ブクログ
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浪士組と呼ばれたころからの隊士であり、永倉新八と共に大大正時代まで生き延びた人物である斎藤。たくさんの記録を残した永倉とは違い、ほとんど記録を残さなかった彼の軌跡を追うものですね。
いわゆる試衛館の食客だけが生き延びたのだなと考えると感慨深いものがあります。
年表、史料もきちんと明記されており、参考...続きを読むPosted by ブクログ -
新選組「鬼の副長」土方歳三。多摩に生まれ箱館に散った三十五年の生涯を、彼が組織した新選組の変遷と対応させながら詳細に語る。
函館旅行のための購入第3弾。個人的に一人の人間に光を当てた書き方は分かりやすく思いましたし、現代とは違う社会のシステムや新選組の戦時と平時の体制の違いなど初心者向きの一冊でした...続きを読むPosted by ブクログ -
ノンフィクションは苦手なのですが、
興味がある分野については、楽しく読めるんだと実感した本です(笑)
GWにドライブがてら函館五稜郭、江差方面まで行ってきました。
江差には大好きな開陽丸があり、しばし箱館戦争に思いを馳せます。
(ちなみに開陽丸は復元ですが、海底から引き揚げられた
砲弾やサーベル、...続きを読むPosted by ブクログ -
系図に沿っての説明なのでわかりやすい。
各時代の役職の解説もあり、今までごっちゃになっていた知識が整理された。
名前も同じような名前が多く、読めない漢字も多い中、ちゃんとフリガナを振ってあったり、何代なのか書いてあるのでそこもわかりやすかった。Posted by ブクログ -
とある切っ掛けで、土方歳三の事に興味が出て読んだ一冊。
全体の内容として、初心者向けと言うよりは、ちょっと理解できる方向けな印象。一つを理解するにも少し時間が掛かったりと、読み応えはありますが、途中で挫折するような感じも受けます。新選組やそのメンバーの生き様を知りたいと言う人には読んでみて損はない...続きを読むPosted by ブクログ -
土方歳三の誕生から最期までを綴った本書。
小説ではなく、資料から考証したノンフィクションものという感じ。
なので新選組のことを詳しく知りたい方にはおすすめしたいけど、今まで定説となっていた史実を全く知らない方にはおすすめしづらい。
今まで定説となっていたものを覆すような考えもあって面白かったけど、そ...続きを読むPosted by ブクログ -
特別厚いわけではない文庫本なのですが、なかなかに内容がみっしり詰まっていました。
自身で過去を語らなかったため、永倉新八など生き残った他隊士に比べ謎の多い(むしろ謎だらけ)の斎藤ですが、複数の証言や史実を重ね合わせることで見えてくるものもあります。それでもミステリアスなのが斎藤一の魅力でもありますが...続きを読むPosted by ブクログ -
人物事典としては正直微妙な出来。一人一人のスペースが小さく、記事が物足りないない人物が目立ちます。また、肖像画等の絵も無くぱらぱら眺めてる楽しさは少なく感じました。
ただ、辞典として使うなら及第点。テレビや本、ゲーム等で気になった人物をさっと調べるのには悪くありません。Posted by ブクログ