【感想・ネタバレ】沖田総司 新選組孤高の剣士のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2015年08月01日

まず史料としての価値が高いことはいうまでもありません。
沖田総司と言えば、どうしても史実の彼よりも、後年の作家が作り上げたイメージが強い。
そんな中で丹念に一つ、一つ、史料を拾い上げて読みあげているのは相川氏ならですね。

彼の出自、試衛館時代、新選組でまさに近藤の懐刀として活躍した時代。そうして、...続きを読む労咳となり、一番必要とされた時に病に倒れてしまった沖田総司という人物を通して、刀から鉄砲へ、戦から戦争へという日本時代の流れを感じさせます。

きちんと史料も当たられており、本当に良書です。(流石に昨年の9月に西本願寺で発見された新史料のことまで当たっているのは、さすがというか、驚きました。ファンとしてはありがたい一冊です)

0

「ノンフィクション」ランキング