井上大輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1. 本書の要約
本書は、マーケティングを仕事の技術ではなく、生き方の思想として捉える一冊。
マーケターとは「自分をどう表現するか」ではなく、「相手にとってどんな価値を提供できるか」を起点に行動する存在であると説く。
市場を定義し、価値を定義し、価値を作り、価値を伝えるというマーケティングの4ステップは、そのまま人生設計にも応用できる。
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2. マーケターで生きるという思想
マーケターとして生きるとは、
•自分が何をしたいかではなく
•相手が何を求めているか
を常に起点に考えること。
対極にあるのは「芸術家として生きる」姿勢。
•マーケターとして生きる:相手の役に立つ
•芸術家として生きる:自分を表現する
どちらが良い悪いではなく、意識的にどちらを選ぶかが重要だと感じた。
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3. マーケティングの4ステップ
① 市場を定義する
まず、自分が価値を提供する相手を決める。
重要なのは、
•自分にできること
•市場の大きさ
この2つのバランス。
仕事上、相手が最初から決まっている場合でも、
「自分なりに相手をどう定義するか」が成果を分ける。
多数を相手にする場合は、
•母数が多く
•自分が得意な分野
にフォーカスする。
どの市場で自分の力を発揮し、自分を売るかは戦略そのもの。
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② 価値を定義する
価値は一つではなく、4つの側面がある。
価値の4現象
1.実利価値
機能的で顕在的な価値
例:水が喉の渇きを潤してくれる
2.保証価値
機能的で潜在的な価値
例:この水は品質が良さそうだという安心感
3.評判価値
情緒的で顕在的な価値
例:役には立たないが、その人にとって意味があるもの
4.共感価値
情緒的で潜在的な価値
例:お守りのような存在
「役に立つかどうか」だけでなく、
「どう感じてもらうか」まで含めて価値である、という視点が印象的。
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4. 印象に残った考え方
WHAT TO SAY / HOW TO SAY
何を言うか、どう言うか。
自分が何を話したいかではなく、
相手が何を求めているかを起点に設計すること。
これはコミュニケーションだけでなく、
仕事、キャリア選択、人間関係にもそのまま当てはまる。
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5. 自分への問い(行動につなげる)
•今の自分は、どの市場で価値を出そうとしているか
•相手に提供している価値は、4つのうちどれが強いか
•自分の発信や行動は「表現」になっていないか
•相手視点に立ち切れているか
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6. 一言でまとめると
「自分をどう見せるか」ではなく、
「相手にとって何者であるか」を設計する生き方。
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マーケターのように生きろ 井上大輔
新しい本というわけでもないが、周りで読んでいる人が多かったので。現行版はこれと全然違う装丁になっているらしい。
マーケティングの概念を押さえながら、否応なく「選ばれていく」必要に迫られる現代社会を生きやすくしてくれる本かな。掘り下げるより視野を広げるタイプで、スコープを広くとっている分、知識や経験の点を線で結んでくれる内容が多かった。
価値をどう作り出し、誰にどう伝えるか。
本旨もためになるが、計画された偶然をよりよくすること、そのために社会関係資本をより多く蓄えることがやっぱり大事なんだなというのが個人的な学びポイント。
そこに、「求められる人」になるためのマーケティング力が活きるということ。 -
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ネタバレマーケティングを身に着けることで人生がとても充実し、誰からも必要とされる人になるといっております。理由は、マーケティングとは価値の交換と述べており、言いかえると【相手の役に立つこと】だからです。相手に必要とされ続ければ仕事であれプライベートであれ自分を頼ってあまたの人が声をかけてきます。そのためには筆者が述べる
①市場を定義する
②価値を定義する
③価値を作り出す
④価値を伝える
この4つのステップで物事を考えることが大切です。自分がこれからやろうとしていることは誰に対してどんな価値を届けたいのか、それをどう作ってどのように伝えなくていかなければならないのかを述べております。
私たちが会社のお達しでと無理やりお客さんに商品を売りつけることがあります。それは消費者目線で物事をとらえていない証拠です。私は営業としてそのような商品は販売しない姿勢を貫いてきました。ただ、マーケティングをしているかというとそこまでの領域に達していません。あらゆることを考えると難しいのですが、【この商品における価値は何か】を定義すると自分の中で理解がしやすく、営業活動にも取り入れやすいと思ったので明日から実践していきます。 -
Posted by ブクログ
マーケターのように生きろ―「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動
著:井上 大輔
相手をよく知り、その期待に応えるという生き方がある。
自分を表現するのではなく、人の期待に応えることを追求する。そのために、まずは相手を良く知り、相手が何を求めているかに思いをめぐさせる。そして、自分にできる精一杯でそれに応じる。
そのような生き方を「マーケターのように生きる」と呼んでいる。マーケティングとは、そうして「常に相手からスタートする」という考え方を体現したものである。
本書は以下の2章から構成されている。
①人の役に立ち、自らの価値を高める「マーケターのように生きる」という思想
②仕事もキャリアも人生も好転する「マーケターのような生き方」4ステップ
物事の軸を自分軸だけではなく、他人軸から始めることは悪いことではない。自分探しの中で自分の個性を活かすだけを軸に置くと、他人へ貢献するどころか自分さえも幸せを得ることは難しい。
自分の個性を殺すのではなく、自分の個性を活かせるところを見つけてそこに自分のやりたいこと、やるべきことを重ね合わせ、他人への貢献からの感謝を喜びとすることで、生きがい、働き甲斐、モチベーションを確保して楽しみながら、成長することができる。
スタンスも偏ることではなく、その中で自分軸のバランスを調整して入れ込んだり、いつのまにか自分軸と他人軸の重なりが大きくなり、全てが自分軸に移行した中で日々過ごせることにもつながる。
人は貢献・アウトプットが大切。
個性が叫ばれる時代だからこそ、他人軸を一番に考えた個性が活きる時代でもある。 -
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マーケターのように生きる=相手のことを考える
常に顧客のことを考えて行動することで、凡人でも活躍できるようになる。
1市場の定義
2価値の定義
3価値をつくり出す
4価値を伝える
それぞれの場面で常に相手を考え、「価値」にこだわることが書かれています。
当たり前の内容も多いですが、ビジネスだけではなくキャリアやプライベートについても実例を通して書かれるところが、他の作品との差別ポイントです。
ビジネスでは制約があってできないこともあるかもしれないが、個人としてならばできることはたくさんあるので、ある意味読んだ後に行動が絶対に伴いそうです。
相手の役に立つこと、それが何より大事です。