井上大輔のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
◯新たなライバルを見つけ出したとき、マーケターはそこに新たな市場を見出すのです。(109p)
◯3社が文字どおり世界を制することができたのは、ひとえにそうした機能や使い勝手の「磨き込み」ゆえではないでしょうか。そして、その磨き込みは、絶え間ない相手との対話を通じて行われてきたのです。(183p)
◯実際にはそんな集団は存在しませんので、言ってみればすべて架空の話=フィクションなのです。ただ、そのフィクションは「真実の一人の顧客」から始める必要があります。(219p)
◯私はこれまでニュージーランド、イギリス、ドイツの会社で働いてきましたが、このPIEの法則はどこの企業でも見事に当てはまっ -
Posted by ブクログ
けっこうよみやすかった。
テーマは、あなたにもある、「いずれも世界に欠くことができない、大切なピース」があるはずなので、本書を通してそれを見つけていこう。です。
個の時代。際立った「個」がないと生き残れない。
自分からではなく、「相手からスタートする」
人から必要としてもらえるように生きる
マーケティングとは、価値をつくって、伝えて、届けて、交換すること
マーケティングの4つのプロセス
① 市場を定義する
② 価値を定義する
③ 価値をつくりだす
④ 価値を伝える
2つの生き方
マーケターのように生きる 出発点 相手 目的 相手の役に立つ
芸術家のように生きる 出発点 自分 目 -
Posted by ブクログ
リーダーとマネジメントは違う
リーダーはヒトモノカネをどこに集中するか決める マネジメントはリーダーの決定をいち早く実現する、ゴールの達成のために自分の組織の生産性を最大化する
マネージメント 手段と手段の箱は違う
会議は計画は手段の箱
手段は 関係を作る、任せる、軌道修正する、背中を押す チームワークを作る。
関係はルールに基づく、感情に基づく、互恵性に基づく。
任せるは 「丸投げか自分でやる」は未熟 評価してアサインしてモニターして調整して介入する。
軌道修正するは コミニュケーションは奉仕型 ネガティブな指摘は事実に基づきその場で敬意を忘れずに。
ティーチングは指摘中心、コーチング -
Posted by ブクログ
いわゆるマーケティングの知識を学ぶための本、というわけではなく、「マーケティングの考え方を人生に活かす」ことに重きを置いた一冊。
「相手を基準に考える」
言葉にすると簡単で、いつかどこかで聞いたことのあるものに思うけど、いざできているかと自問すると、難しい。
「自分はこれだけやっているのに、なぜ評価されないんだ」という悩みは多くの人が持つものだろうけど、それは本書でいうところの『相手』がないからなのだろう。
常に「自分は誰の役に立てるのか」「このチームの中で貢献するには何ができるか」を考える人と、そうでない人とでは、日々の行動も違うし、未来も変わっていくのは明らかだ。
目の前の仕事にいっぱいに -
Posted by ブクログ
以下は本当に個人的な感想なので誰の参考にもならないけど.....
デザイナーは芸術家タイプに生きるべきだとどこかで思っている自分がいて、でもそういう特別な人間にはなれないとわかってる自分もいて、もやもやしていたので、マーケターのように生きるデザイナーがいてもいいのか、と思えた。
とはいえマーケターとして生きるとは、自分の人生にどう落とし込めばいいのか。自分だけができる他者の役に立つ方法ってなんだろう。わたしが発信できることで、みんなに喜んでもらえる情報はあるかな。と考えるべきことはたくさんある。
悩みを解決するためのタネをたくさんもらえたような気がする。 -
Posted by ブクログ
やりたいことが見つからない、けどキャリアアップはしていきたいとおもっている人向けの本。
やりたいことが見つかっている人にとってはあまり響かないかもしれないです。
キャリアアップとは理想とする自分への前進していることを指すと思っているのですが、そんな理想の自分が見つからない人は多いのではないでしょうか。
読書好きの方からすると、より多くの著者の経験に触れているので経験から好きなことややりたいことが見つかることがあるかと思います。
ただ、特に何か経験を得られる環境でもなく、何かしたいけど好きなことが見つからずに仕事と家の往復を繰り返している人には読んでもらいたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ《要点》
・What to say(何を言うか)だけでなく、How to say(どう言うか、伝え方)まで心を配ることで人の心や行動を変えることができる
・「実利価値」「評判価値」「保証価値」「共感価値」という4つの価値の象限がある。どの価値を提供しているのか認識することが大切
・知名度6割、印象3割、実力1割 ←選ばれる決め手となる要素の重要度(全て必要なのは前提条件)
《総括》
常に相手からスタートするというマーケティングの基本的な考え方をもとに、これからの自分の生き方の指針の参考になった。相手の役に立つ、そのアプローチの仕方、意識するべき点を学ぶことができた。