秋山虔のレビュー一覧

  • 源氏物語 1 古典セレクション
    原文と現代語訳が対訳で、ほぼ見開きに配置されていて見やすく、現代語対訳の文章も読みやすい。谷崎潤一郎訳も合わせて読んだのだが、主語等が補完されていることから、初めて読むにはこちらの現代語訳の方が誰が読んでも内容がパッとわかると思う。何より注釈が非常に詳しく、古典に疎い私でも原文も合わせて読み進められ...続きを読む
  • 源氏物語
    源氏物語は大作なので、全部をまだ読んではいません。
    何年たっても読み進まないので、ときどきは、本書のような情報源を頼りに、忘れてしまった中身を思い起こすことも楽しみです。

    源氏物語の展示をしている、奈良、京都の展示場や、名古屋の徳川美術館などを訪問するのも楽しいです。
  • 源氏物語
    内容紹介:光源氏の青春の出発を語る「桐壺」を初巻として,源氏物語五四巻は成り立っている.著者は,この作品の顕著な特徴が,物語の成立していく過程によって主題・方法が発展していくところにあることを指摘し,そうした視角から,物語の全貌とその本質を,作者紫式部の内面的な生活とのかかわりにおいて生きいきととら...続きを読む
  • 源氏物語
    原典を読む力がないので、この本でストーリを押さえ、傍らに対訳を置きながら挑戦しようとした若き日の思い出。
  • 往生要集 全現代語訳
    円仁。最澄の弟子。念仏を唐から持ち帰る。847 平安初期。

    空也(903-972)。京都の市中で浄土教を広める。市聖いちのひじり。平安中期

    極楽浄土にいって生まれ変わる。その方法には色々ある。その中でも念仏を私は勧める。他のやり方を否定はしない。ただ男女貴賎はさまざまで、念仏以外の方法を十分に行...続きを読む
  • 紫式部日記
    わからんものはわからないが、古文であってもこれくらいの長さであれば、全文を眺めることはできる。1000年前に生きた紫式部がリアルな人間であったことを実感するだけで価値あり。
  • 源氏物語
    源氏物語の復習のために読む.

    源氏物語のあらすじを知るためにこの本はたぶん向いていない.一度通読した人向け.この本で読む源氏物語は著者の内部でより劇的に増幅されているような印象を受けた.ときどき引用される原文には訳が全くついていないので,私には意味がほとんど分からない.難しい.このように難しめなの...続きを読む