坂本葵のレビュー一覧
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ネタバレ卒業後も司法書士を目指していたまふみが、新しく勤め始めたのは母校の学校司書としてだった。
シェアハウスの大家は美しい装丁の本を作る製本家で…と言う話。
まふみ、元々本は好きな法学部卒、非常勤とは言え学校司書になっているのだから在学中司書資格も取っているはずなのに本のことを知らなさすぎて不自然。
銀河鉄道の活版印刷の事ピンと来ないなんて事あるか?
司法書士目指してて司書はその繋ぎだからと言っても仕事してるんだから普通知識は蓄積されていくだろう。
(私は文学部卒で経理はからきしだったが、経理部にいた時は簿記の資格なくても仕事はしていたし、PLもBSも読んで業務にあたっていた)
まふみがディスレク -
Posted by ブクログ
5年ぶりくらいに小説を読んだ、、ルリユールという職業があることを知り、検索したら出てきた本で、軽く読み始めたら珍しく最後まで読み終えることができた。作者さんの言葉へのこだわりはもちろん、本自体へ愛情を感じた。改めてすみれの花をゆっくり眺めたいと思ったし、「ルネ・ヴィヴィアン詩集 菫の花の片隅で」も読んでみたいと思った。
由良子さんがディスレクシアの少年に急ぎ作った装置に記した言葉「これは世界の覗き窓」が印象的だった。登場人物も分かりやすい、ルリユールの工程が魅力的、本の結婚式の世界観も見てみたい、などなどの理由からぜひ映像化してほしいな〜 -
Posted by ブクログ
『ダ・ヴィンチ』2025年6月号のプラチナ本。
ということで。
司法書士になる夢をあきらめ、母校である花園小学校の図書室の司書として働き始めた主人公まふみ。赴任するために引っ越してきた釣り堀近くのアパートには、『ルリユール工房』という製本所が併設されていた。アパートの大家さん兼製本所の親方である瀧子(たきこ)と孫の由良子(ゆらこ)を通じて、手仕事の製本(ルリユール)の世界に魅せられていき…
図書室に来る小学生が起こす、ちょっとしたトラブル。そのやり取りがとても可愛らしく、優しい気持ちになる。
心にしみたフレーズを1つ。
ディスクレシア(識字障害)の子に由良子が作ってあげた窓あきの装置に記 -
Posted by ブクログ
文豪、谷崎潤一郎が、実は自ら”食魔”と名乗っていた、その辺のあれやこれやを1冊の書籍化したもの。
御免なさい、純文学は苦手で殆ど読んでません。
”細雪”くらいしか知りませんでした。
幼少の頃からの食体験・周辺環境の大きな変動から、”グルメ”ではなく、純粋に”食べる”ことに偏執した谷崎に関して、様々な視点から、氏の作品の部分的な引用を多用しつつ説明されている。
この本の作家自身、純文学の人なんでしょうね(済みません、詳しくは知りませんし関心も余り...)。
文体や表現が文学的で、解釈も多分に純文学的なところがあり、面白い本だとは思うのですがちょっと疲れました。
谷崎作品の大ファンの方、自身が”