吉村葉子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み通すと、いかに自分の母親が頼りたいと思える、安心できる母親だったかということがしみじみわかりました。
毎日窓から出て手をふって送り出すお母さん、ただいまと必ず挨拶するお母さん。美人な母というわけではないけれど、家で女を忘れた態度をしたことはない。今まで、いわゆる現代っ子で育ってきて自分の自由や権利を大事にしたいとばかりに見失っていたものに気づかされ、自分の母のような妻であり母になりたいと思いました。
本の趣旨とは違うと思いますが、お母さんに感謝の気持ちとお母さんの良さや味が分かって見習いたいと思いました。
・記念日はどちらか片方が覚えていればいい。「彼は忘れたくて忘れてしまうのではなくて -
Posted by ブクログ
個人的には、
どうパートナーシップを築くのか
「結婚」という制度に捉われない愛し方とか
どんな人にも当てはまる内容を期待してたけど
「結婚するべき」
「独身でいるのは結婚の良さを分かってない」
っていう想いが結構強く感じて
後半から読むのに心が少し
重たくなってしまった...。
でも女性はそこにいるだけで
場を和ませることができる存在って
いうのは何だか心に残って。
自分もいるだけで癒されるような
笑顔を与えられるような人になりたいな
って思った。
職場とか特にピリピリしがちだけど
そこに温かさを持ち込めるように
なれたらいいなぁ。
ただ「男性はこう」「女性はこう」って
正解が -
Posted by ブクログ
最初は日本が否定されているようで、説教くさいなぁと思ったりもしましたが、読んでいるうちにハマってしまいました。
実態は知らないながらも、なんとなく、自分の中にフランス人像というものはあって、それに合致するところもあれば、意外な面もありました。
特に印象的だったのは、お金に対する価値観です。フランス人はお金の無駄使いをしないようで、食事にしても、ショッピングにしても、出費を最小限にする文化のようです。
結婚のお祝いのプレゼントもあらかじめ、もらう側が、あらかじめ、お店を指定して、そこに自分たちの欲しいものリストを上げます。
プレゼントする側は、そのリストの中から選んで買うだけなので、楽です -
Posted by ブクログ
一冊目の「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」が良すぎたのもあるけど、本作はちょっとうーん・・という感じ。
10数年前の本とはいえ、2021年の今読んでみるとジェンダー的な部分でちょっと価値観が古い印象。
女性らしく、とか結婚するのが当たり前、とかって
自分自身で気にしたり結婚したいと思ったりするのはいいけど
人に言われると何か違うんだよなあ。
すでに結婚されていてお子さんがいる方だったらもっと刺さるのかな。
おそらくそういう方をターゲットに書かれているはずだし。
一冊目はわりと色んな世代の性差もあまりない内容だったからこそ、恋愛というフィルターがかかってしまうと