吉村葉子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一番お金がなかった社会人1~2年目の時に読んでから幾度となく読み返している本。
10年以上前の本なので今とは違うこともあるかもしれませんが、この本に書かれているフランス人の考え方や生活が私は好きです。
刺激にあふれた日本、東京の生活を楽しむ反面、
休みの日に恋人や家族とマルシェにでかけて、買ってきた食材を料理して一緒に食事をする、こんな生活にもどこかで憧れる自分がいます。
うちはうち、よそはよそ、的な周りと自分を比較しないことも大事だなと感じます。
全部が全部真似するのは難しいにしても、フランス人のエッセンスを自分の生活にも取り入れていきたい。 -
Posted by ブクログ
「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」に引き続き、2冊目の吉村葉子さんの著書。
わかっているけれど日々の雑務の中で置いてけぼりにしがちな、例えば自宅で自分を飾ること、主人からの視線を意識することなど。加えて、必要以上に頑張らない、自然体で暮らすこと、女性だからこその自立を、改めて意識した。
幸いにもわたしの旦那さまは、日頃から気持ちを言葉にしてくれるし、家事もお願いしたら、一緒にしてくれる。そんな彼が、今よりもっと歳を重ねて、おじいちゃんになったときに、「きみの旦那になって、僕は幸せだよ」という言葉を自然と聞けるような、そんな歳の重ね方をした女性でありたいと思う。
前 -
Posted by ブクログ
ヨーロッパが好きだ。といってもぼんやりとしてるし、広範囲なので、よくよく考えてみたら、イギリスとスペインが特に好きだ。と、思っていた。
「女優やモデルってなんでかパリに憧れるよね~。なんでパリなんだろう?」とゴチゴチの偏見でもって不思議に思っていた。
なのに、だ。なんだか急にパリが気になった。遠い昔に一度行って、その魅力がわからなかったパリが、コロナ禍という状況も後押しとなってか、急に気になる存在になった。
調べてみると、パリは20区で構成されていて、ハッキリクッキリ分かれていないにしても、区の特色がそれぞれあるらしい。各区のことを知りたいと思って手に取ったのが本書。
前置きが長くなった・ -
Posted by ブクログ
« そもそもよりよく生きるとは、今を大切にすることにつきる »
当たり前なんだけど、ついつい忘れちゃう。ほんとそうだよな。なんで、未来のことばっか考えて今を生きてないんだろう、
今を大切にすること。か。
5年以上前に書かれた本で、なおかつ作者のパリ時代の思い出話だけど、フランス人の特徴がめちゃくちゃリアルに書かれてて(鮮度落ちてなくて笑)、納得度がすごい。ほんとこんな感じだよね。。っていう。みんなすごいつつましい。服買わない。一生おんなじ服着てる。部屋は借りるより買う。そして、お金ないってぼやきながらも、それぞれが自分の幸せのポイントを知ってる。自分のあやし方がうまい、というか。彼らは自由 -
Posted by ブクログ
なんかわかるかも!!!!!と、思えるフランス人の思考はたしかに貧乏人のポジティブシンキングに似てました!笑笑!!!!
まぁね、よけりゃなんでもいいわけじゃないけど、幸せ感じられることが第一でものもお金も足るを知るとはこう言うことなんだろうな、目の前の幸せが感じられなくなったらどんな金持ちでと心貧乏なんだろうなーと、思う一冊でした。
にしてもフランス人のあまりの合理的しそうは老人にすら向いてて、老人が住んでる家を買うことが出来る、そして、老人死んだ時点で自分のものになるっていう老人死に待ちシステムがあり、老人も生きてるうちに家の分のお金が貰えて、買う人は格安で老人付きの家を買うことができるっ -
Posted by ブクログ
お金はもちろん、あって困るものではない。
けれど、それよりも重きをおくなら、「自分らしく」「お金に縛られずに」人生を楽しむことなのだと、テンポよく語られている気分になる本だ。
仕事や家事や、お金のあるなしに、知らず知らずのうちに肩に力が入っていくと思う。
自分らしくとかもっと自由にとか、そういうのは、自分に余裕がないと難しい。
でもその余裕を、力の入れ加減やメリハリをつけることで手に入れられたら、毎日はただのルーチンワークではなくなるのではないかな、と思わせてくれる本だった。
特段わたしはケチではないが、物持ちはかなりいい方だと思っている。
フランス人女性の、物をあまり捨てない、気に入った物