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一番お金がなかった社会人1~2年目の時に読んでから幾度となく読み返している本。
10年以上前の本なので今とは違うこともあるかもしれませんが、この本に書かれているフランス人の考え方や生活が私は好きです。
刺激にあふれた日本、東京の生活を楽しむ反面、
休みの日に恋人や家族とマルシェにでかけて、買ってきた食材を料理して一緒に食事をする、こんな生活にもどこかで憧れる自分がいます。
うちはうち、よそはよそ、的な周りと自分を比較しないことも大事だなと感じます。
全部が全部真似するのは難しいにしても、フランス人のエッセンスを自分の生活にも取り入れていきたい。
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タイトルを見て、どう違うの?と思った方は、読んでみて損はないと思う。
何が面白かったか、どこに惹かれたかと聞かれて、具体的に、これ!と答えるにはもう少し時間がいるけれど、自分を見つめ直すきっかけになったことは確か。
自分を見失っていたわけじゃなくても、どこかに「目から鱗」的なものがあると思う。
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・フランス人はケチというよりしまり屋
モノは買わずに、あるもので賄う、作る。
何かを買う=重大な決断。
・部屋に人を招く事が一番のおもてなし。
主役はお喋り、料理は二の次。
・貯金は念のためではなく、目的をもってする
保険ではなく、旅行資金やマイホーム資金として貯蓄する。
・子育ては伸ばす、諭す。叱らない。
怒ることは、子供のモチベーションや気持ちを下げる。
こうだから、こうでしょ?と諭す。
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いちばん最初に読んだ、吉村さんのエッセイです。
読んでいると、パリの空気がします、とは言い過ぎかもしれないけど、ふーん、そうなんだーと、面白く読めます。
まぁ、日本って確かに、無駄が多いと思うけどね、郷に入れば郷に従えといいますし。
フランスってステキ☆と思いつつ、日本もそんなに悪くないと思います(*^^*)
ミーハーですので、話題の高級な洋菓子大好きですもん。
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先日まで読んでいたイギリスと似ているところもあり、また違うフランス人の生き方の話。
日本は本当に物が溢れている国なんだなと、今まで当たり前のことも違う角度から見られるようにしてくれる本でした。
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フランスには行ったことないしフランスびいきと言うわけではないけど、タイトルに惹かれて読んでみた。フランス人に限らずこういう思考の人はいると思うが、共感する。ブランドものに興味がないってくだりが特に。作者はきっとサバサバした素敵な女性なんだろうと思う!押し付けがましくない文調がいいなと思った。友達になってみたい。
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なんかわかるかも!!!!!と、思えるフランス人の思考はたしかに貧乏人のポジティブシンキングに似てました!笑笑!!!!
まぁね、よけりゃなんでもいいわけじゃないけど、幸せ感じられることが第一でものもお金も足るを知るとはこう言うことなんだろうな、目の前の幸せが感じられなくなったらどんな金持ちでと心貧乏なんだろうなーと、思う一冊でした。
にしてもフランス人のあまりの合理的しそうは老人にすら向いてて、老人が住んでる家を買うことが出来る、そして、老人死んだ時点で自分のものになるっていう老人死に待ちシステムがあり、老人も生きてるうちに家の分のお金が貰えて、買う人は格安で老人付きの家を買うことができるっていうシステム、半端ない合理的だな。
と、ホントフランス人のそう言う考え方に逞しさを覚えました。
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私の人生の第二次読書ブームにのみ込んだ一冊。
私を含めた日本人は貯金があってもどこか不安。ほとんどの家族や人がそんな感覚で「お金」を貯めたり使ったりしているのではないのかな。
フランスと日本の違いが良く出ています。歴史や宗教性を踏まえながら国民性を紐解き、それがお金やモノへの価値観に現れています。
大量生産大量消費の時代を経て、最近だとミニマリストの特集記事や本が、目に止まるようになりました。
流行りに飲み込まれず、何があれば幸せか答えられる人の人生は、とても豊かなんだろうなと思う。
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日本がダメでフランスが良いという本ではなくて、それぞれの特徴がさっぱりと書かれていてわかりやすい。フランス人のお金に対するシビアな姿勢は印象的で、フランスについてもっと調べてみたくなった。自動販売機があまりないというのは驚き!異文化ってほんとに面白い。
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お金が無くても心豊かに暮らすという点はフランス人の精神を見習いたい。
「日本にはモノがあふれすぎている」、同感。
モノを買う時には本当に必要かを自分に確認したうえで、さらに、作れないのかや既に持っているもので代替できないかも考えたい。
特に子供のおもちゃやおやつなんかは、買うのは簡単だけど子供と一緒に作れば工作体験を共有できるし手先が器用になるし何かと良い気がする。
さて、プリキュアのおもちゃをどこまで図工で再現できるかにチャレンジしてみるとしよう!(ー▽ー)
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現代は電子機器にしろ、生活用品にしろ、どんどん進化して便利さが追求され、あらゆるモノが使い捨てになり、私に当てはまるものとしては特にファッションで、今は若い世代を中心にファストファッションが主流となっており、流行モノをより安く、値段>品質という傾向だと感じています。この本は、日本人とフランス人の金銭感覚、生活観などの違いが分かる内容になっていて、何というか、こんなスタイルもあるんだ、と新しい発見と共に、自分自身の金銭感覚を見直すきっかけになりました。
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フランスの生活観が垣間見れて面白い☆
仕事で疲れて、ついつい普段の生活をないがしろにしてしまっているけれど、充実した生活というのは、そういう、ないがしろにしてしまっている日々のちょっとしたことを大切にしていくことなのかもしれないと思った。
ただ追われるような毎日ではなく、人との繋がりや日々の営みをもっと大切にしたい。
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憧れのパリ✨
共感できる話がたくさんあった!
どうお金を使うか、本当に自分がしたいこと、楽しいと思えることしていきたいなぁと思った。
日本のいいところも忘れずにね^ ^
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最初は日本が否定されているようで、説教くさいなぁと思ったりもしましたが、読んでいるうちにハマってしまいました。
実態は知らないながらも、なんとなく、自分の中にフランス人像というものはあって、それに合致するところもあれば、意外な面もありました。
特に印象的だったのは、お金に対する価値観です。フランス人はお金の無駄使いをしないようで、食事にしても、ショッピングにしても、出費を最小限にする文化のようです。
結婚のお祝いのプレゼントもあらかじめ、もらう側が、あらかじめ、お店を指定して、そこに自分たちの欲しいものリストを上げます。
プレゼントする側は、そのリストの中から選んで買うだけなので、楽ですよね。もらう側も自分たちが選んだものなので「こんなにいいやり方はないのでは」と思いました。
外国の文化はおもしろいし、参考にしていい部分も多くありそうです。
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スマホが普及し、無料または安く刺激的なサービスを享受できる現在と当時は少し異なるかもしれないが、お金をそんなに使わない自分にとってはあまり違和感はなかった
東京は刺激的な施設も多く、何かやりたいと思ったときに大体のことはできるのはメリットだと思う
一方、自然の中での生活や人との深い関わりは犠牲になっていると思う
なんで日本人はそんなに見栄をはりたいんだろう
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2017年1冊目。
最近、身の丈に合わないブランド物ばかりに惹かれては、自分の経済力の無さに焦燥していたが、その必要はないのだと悟らせてくれた本作。
「東京に住んでいると、自分が貧しく思えてくる。」
日本に留学していたフランス人の女性が筆者に語った言葉に、深く共感し、自らの考えを改められた。
あの服、あのバッグ、あのアクセサリーが欲しい、と高価なものを手に入れたいと思うたびに自分の収入と照らし合わせて、とても佗しい気持ちになることがあった。
職も、住む家もあり、毎日三食食べられていて、週に何度も外食をしているのにだ。
それは十分に、いや十分すぎるくらい富のある暮らし。
貧しかったのは、懐ではなく、自分の心だったのだ。
これからはどんな少額の買い物であれ、本当に自分に必要なものなのか、その品質はどうか、しっかりと見極めてお金を使っていきたい。
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フランス人がいかにして無駄なものにお金を払わずに生活を充実させているのか。具体的には、
①基本的にお金を使わないで済ませようとする。コンビニや自動販売機がない。それは、モノの値段にとてもシビアな人たちだからである。マルシェなどで一週間の買い物を計画的に行って、残り野菜も次の日のごちそうにする
②買えないモノは欲しがらない。ブランド志向ではなく、古くても、安くても、自分が気に入ったものであればいい。
③しかし、マイホームやバカンスに向けて、貯金はする。家について言えば、自分で買ったカーペットを敷いたり、自分で縫ったカーテンをつけたり、壁を自分で塗ったり、工賃の高い職人に頼むくらいないなら、自分でやる
④学校に入学式はなく、教科書もリユース。買うのは文房具くらい。体操服などもない
⑤義理と冠婚葬祭にお金は使わない。お返しやお土産、お中元・お歳暮といった習慣もない。
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ひょんなことからフランス人男性と付き合うことになった(恋愛じゃないよ)ので、目にとまった本。
20年間パリで暮らした著者のフランス人とその生活・考え方についてのエッセイ。
力強いメッセージではないのだけども、多様な考え方があり、フランスと日本の人の考え方や行動様式の差を示すことで、新たな価値観を提示してくれる。
内容としては、繰り返しの部分が多く、やや冗長にも感じたのだけども、エッセイとしては、項目項目をそれぞれ読んで楽しめると思う。
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【内容(「BOOK」データベースより)
買えないモノは欲しがらない。お金を出さずにあるモノで、心豊かな節約生活を送るフランス人。子育て、貯金、マイホームから、バカンス、冠婚葬祭まで、二〇年間パリで暮らした著者が、肌で感じたフランス人の知恵。本当に大切なものを見極め、自分の価値観で人生を充実させる、楽しくおトクなエッセイ集。
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【著者略歴「BOOK著者紹介情報」より】
吉村/葉子
1952年神奈川県藤沢市生まれ。立教大学経済学部卒業。20年間のパリ滞在を通じ、フランスおよびヨーロッパ全域を対象に取材、執筆を続ける。「人と人とのいい関係」をテーマに、日常生活に根ざしたエッセイなど著作多数。現在は神楽坂を拠点に、講演活動も行なっている。また、男女の愛を語る小説や翻訳物も出版。日本家政学会食文化研究部会会員
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【目次】
第1章 お金を出さずにあるモノで、心豊かな生活
第2章 自分を知っているからわかる、いるモノ、いらないモノ
第3章 貯金とマイホームは時間をかけて
第4章 お金をかけずに楽しいバカンス
第5章 フランス流子育てのエスプリ
第6章 義理と冠婚葬祭にお金はいらない
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題名にあるお金の遣い方云々だけでなく、フランス文化の紹介も兼ねてる。
普段日本文化にどっぷり嵌まってると思い至らない考え方や風習、文化を知れるのは面白い。
何事も外の世界を見ると学ぶべき事が多いね。
殊更、親仏ではなく冷静に見ている作者のスタイルも好感が持てる。
ここは自分も取り入れたい、ここは別に共感はしない、と考えながら読むと自分の考えを整理できたりもします。
なんにしろ、心が軽くなる本やった。
3.5点!
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やはり、外国だなぁーと。
なんにつけてもおかえしとかをしたがる中国人に比べれば、
日本はやはり東南アジアの文化圏にいるのだな、と再確認。
パリの習慣も合理的でいいと思うけど、
感情的、情緒的なアジアの習慣がやはり、いい。
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お金を使わない生き方として学べる部分があるかと思って手に取った。
結果、使えることもあったけど大半は文化的な違いで取り入れられることは少なかったように思う。
フランス人の考え方を知るには良い本だと思った。
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フランス在住暦20年の著者が
日本とフランスの違いについてバッサバサ。
フランス人男性は女性に時計をプレゼントするとか
土曜日の買い物と朝食のしたくは絶対男性がするなど、
元祖フェミスト国豆知識は参考になった。
が、著者の書き方が単調なのもあり、
途中で飽きます。特に目新しい題材でもないしねえ。
ちなみにフランスではディズニーランドは
圧倒的に不人気らしいですが、ここまで吝嗇な国民性なら
その理由も納得ですな。
一読の価値はありますよ。
古本で見かけたらどーぞ。
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久しぶりにエッセイなんてもんを読んで見ました。
以前から本屋さんでタイトルだけは見かけていたんですが、いつものようにBookOffでは気軽に気になる本を購入できる。
この本を読んでいて思ったのですが、やっぱり環境や教育と言うのはその人の価値観を変えるんですね。
別にフランスがいいとか日本がいいとかは思いませんが、今日本に住んでいて、日本のことしか知らない私たち多くの日本人が常識だと思っていることが、別の国に行くとまったくの非常識になったり、根本的なものの考え方が違うんだなと言うことが良く分かりました。
どうもフランスでは、社会の最小グループがカップルで構成されているために、二人の意思で生活のレベルが進んでいくのに対して、日本の場合には家族と言う単位があるために、見栄や体裁と言ったものが、フランスに比べて重んじられているようですね。
これは、韓国や台湾、中国など東南アジア圏全体についていえるのかもしれませんね。
一方もしかするとアメリカは、さらに単位が小さく、最終的には個人のレベルまでいってしまっているのではないかと思えるようなところがありますね。
本の中で、日本に来たフランス人が、日本は思わず欲しくなるものが沢山ある、誘惑の多い刺激的な町だから、自分たちが貧しく思えると言うようなことが書いてありました。
逆にフランスでは、実に様々なことを自分たちの手でやってのけるようですね。
さらにびっくりしたのは、フランスのアパートと言うのは、何百年も前からの建物がほとんどで、部屋ごとにリフォームして住むんですね。
日本のように新築マンションが毎週新聞の広告に入るなんて事はないと言うことで、びっくりです。
このブログを読んでくれている、タヌ子さんもヨーロッパに住んでいらっしゃると言うことで、いつもおいしそうな料理のところにばかり目が行っていましたが、ところどころで、各地の風習も紹介されていて、もっとしっかりチェックして見ようなんて思ってしまいました。
Posted by ブクログ
文化の違いをフランス在住歴長い日本人がエピソードをいれて紹介。
小学生の体育の時間の運動着、日本はみんな一緒の体操着、かたやフランスは「自由」
ジャージの子もいれば、父親のトランクスを運動着としてしようする。
そんな生活してれば人間性ここまで違うのも納得。
どちらがいいとか悪いとかではなくて。
こういう考えがあって、この国の人たちはこう動き人が多い、というのを読めたのはよろしかった。
Posted by ブクログ
フランス人の個人主義的な側面を、事例と経験からまとめていた。
フランス人とよく接するが、確かにそのような人が多い傾向はある。
が、この本で出てくる事例は、ステレオタイプなイメージの人(本書の主張に沿うような人)ばかりを選んでいるような気が・・・。
もっと、多面的な考察が読みたかった。