あらすじ
人生はあなたが考えているほど難しくありません。大切なのは、お金があってもなくても、今を大切に生きること。ものと思い出を慈しむ暮らし、異性との友情の育て方、孤独とのつき合い方――なにものにもしばられず、味わい深く生きるために。
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Posted by ブクログ
« そもそもよりよく生きるとは、今を大切にすることにつきる »
当たり前なんだけど、ついつい忘れちゃう。ほんとそうだよな。なんで、未来のことばっか考えて今を生きてないんだろう、
今を大切にすること。か。
5年以上前に書かれた本で、なおかつ作者のパリ時代の思い出話だけど、フランス人の特徴がめちゃくちゃリアルに書かれてて(鮮度落ちてなくて笑)、納得度がすごい。ほんとこんな感じだよね。。っていう。みんなすごいつつましい。服買わない。一生おんなじ服着てる。部屋は借りるより買う。そして、お金ないってぼやきながらも、それぞれが自分の幸せのポイントを知ってる。自分のあやし方がうまい、というか。彼らは自由だ。
日本のイメージとは違う本当のフランス人。「フランス人は10着しか〜」のように、私たちはフランス人に対してキラキラした圧倒的なカリスマ感を抱きがちだけど、実際はすんごく質素で、かなりラフな人たちばっかり。
でもみんな、些細なことを豊かにとらえることのできる天才たち。
贅沢しないでも、私たちは幸せ感じられるんだ、ってこと、彼らにめちゃくちゃ教わった。そのエッセンスが詰まってる。おもしろかった。
Posted by ブクログ
お金はもちろん、あって困るものではない。
けれど、それよりも重きをおくなら、「自分らしく」「お金に縛られずに」人生を楽しむことなのだと、テンポよく語られている気分になる本だ。
仕事や家事や、お金のあるなしに、知らず知らずのうちに肩に力が入っていくと思う。
自分らしくとかもっと自由にとか、そういうのは、自分に余裕がないと難しい。
でもその余裕を、力の入れ加減やメリハリをつけることで手に入れられたら、毎日はただのルーチンワークではなくなるのではないかな、と思わせてくれる本だった。
特段わたしはケチではないが、物持ちはかなりいい方だと思っている。
フランス人女性の、物をあまり捨てない、気に入った物を、壊れたら直しながら使い続けるということに、親近感を持った。
Posted by ブクログ
お金をかけずに。というから節約の本かと思いきや、フランス人の生活や気質の紹介みたいな本でした。
でもわりと率直にかかれていたので、小気味よかった。
Posted by ブクログ
フランスだけではなく、豊かに暮らしている国って、やはり仕事よりも家を大切にしている。
私も近年は仕事より家での時間を大切にしていて、それでいいんだなぁと思えるようになった。
あまり便利になると、人ってだめになっていきますね。
工夫もしないし、想像もしなくなるし。
私は敢えて、不便な生活をしてみたいな。
楽しそう!
Posted by ブクログ
小学校の体育の時間に女の子がパパのトランクスをはいてくる。要は体が自由に動かせれば何でもいいという発想。マスタードがなければ胡椒。コンフィチュールがなければ砂糖。なければ代用品で済ませるのがフランス流。そもそもフランスにはコンビニがない。洗ってよれよれのTシャツをお年頃のパリジェンヌが平気で着流している。・・・・・有給休暇100%消化のフランス人。フランス流の倹約生活が実におもしろい。良くも悪しくも個人主義であり自分主義。但し、フランス流自分主義は、自分勝手主義ではない。自分にも優しいが、同じ分、他者にも優しい。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれてというより、パリで20年生活された著者の目から見たフランスに興味があったので購入。
こちらで生活を始めて半年が過ぎたばかりですが、あぁやっぱりフランスってこうなんだなぁと納得。
観光で訪れるのと生活するのでは、感じるものが全然違います。学生の時に留学してみれば良かったと今更ながら少し後悔するくらい。
著者も勧めていますが、短期滞在のパリ生活はお勧めします。短期ならフランス語は簡単なことだけで大丈夫。皆カタコトの英語にも寛容ですので。
気持ちがあれば意外に伝わるもんです。
パリはやっぱり魅力的な街です。
華やかでオシャレなイメージがありますが、古いものを上手に残していい雰囲気をつくっているのは、個人的には京都のような趣も感じます。
フランスには日本を見習ってほしい部分が沢山ありますし、日本もフランスから学ぶことが沢山あります。
彼らの生活が豊かなのかどうかはさておき、今までの価値観をいい意味でも、悪い意味でも壊してくれるこの国は面白いです。
豊かかどうかのモノサシは人それぞれ。
フランス人と日本人の間に違いがあるのは間違いないですし、それを考えるのは楽しいことだと思います。
なにを言いたいのか
全く伝わってきません。ヒントというか、ただのエッセイです。タイトルに惹かれて買ってみたらがっかり。飛ばし飛ばし読み終えました。