川戸貴史のレビュー一覧

  • 商人の戦国時代

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    時代は戦国、この時代に行われた商売を中心とした人々の暮らしが見て取れる本。
    今でも言う「宿場町」が栄えた理由、そこで行われた取引、また必要とされたモノ。売ると言うよりも、接待なんかもあるとこの本で面白く知ることができた。鎖国だった日本ではあるが、隣国や少数の貿易と言うには規模の小さな所望品のやり取りが書かれてあり面白かった。

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    2026年01月10日
  • 商人の戦国時代

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    やはり経済から戦国時代を見るのはとても面白い。戦国時代の面白さがどこにあるのかというと、京都集中でなく地方に財源が移って地方で力を蓄えた武将が活躍したからということにも気付いた。
    寺社との密接な繋がりで利権を有していた商人たちだが、中央権力が揺らぐ中で秩序が再編され新興商人も現れてきた。戦国大名による関所の撤廃などもその流れ。
    兵庫や堺、博多などの商業活動と発展。大名による支配。港湾の荷揚げと倉庫管理に携わる問丸、商品の輸送や卸も兼ねた問屋。
    復興や新規の町の振興のための楽市政策で、信長も旧来の構造を全て否定したわけではなかった。楽座は旧来の諸権門が持つ特権排除の意味合いがあった。
    室町幕府と比叡山の関係も面白く、それぞれがそれぞれの出した判決にあまり関与せず問題を回避しようとしている姿が見えて面白い。当知行と文書主義の争い。
    各大名の御用商人。石見銀山の開発や赤間関の支配、海賊の経済活動。長尾家が三条西家から奪った青苧の特権収入。金山開発。城下町の発展。遣明船をめぐる争いなど。
    繰り返しになるが面白い、戦国時代の理解が深まった。

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    2025年12月31日
  • 商人の戦国時代

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    戦国時代の商人および商人集団の活動を権力との関係から描いた本書は、しっかりと先行研究を踏まえて具体的な事例も的確に引用しながら、それでいて素人にもわかりやすく書かれた良書。とくに「座」の位置づけについて、新たに知ることも多く、勉強になった。

    蛇足ながら、徳仁親王殿下の『交通史研究』掲載論文もしっかりと参考文献リストに掲載されている。

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    2025年09月02日
  • 戦国大名の経済学

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    戦国時代でも下部構造としての経済が上部構造の政治に影響を与えていたんだな。応仁の乱も下降気味の経済で縮小するパイを奪い合う競争の激化によるものと捉えることもできそう。大航海時代が日本の経済に、ひいては政治史に大きな影響を与えていたこともわかった。大名の財源、貫高性が革新的だったが銭不足から石高性の米ベースに回帰したこと、南蛮貿易と銀の生産、楽市楽座と徳政の実際、実効性を持たなかった信長の貨幣政策など。
    武器や日当やその他の品々の当時の価値を現代に置き換えてくれるので、もちろん当時と生活の水準が違うことは知ったうえで、実感を持って考えることができる。元来の戦国時代のイメージをひっくり返してくれた良著。

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    2023年08月27日
  • 新説戦乱の日本史

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    日本の歴史
    教科書にまとめたものは綺麗に繕ったもの。
    しかし纏まるまでには幾つもの見解と事実があった。

    古すぎて調べようがないこともある。
    こうだと決めつけてかかる人。こうだったら良いとばかりに美談にする人。
    それで現在の歴史知識が出来上がっている。

    この本には当時は調べきれなかったことや、新しく発見された事実などから、歴史的事項を再度検証している。
    大化の改新辺りのところはなんとも古すぎて繋がるのは大変だったと思う。

    サラッと過ぎていた歴史的な出来事の新しい発見とエピソードや裏話。
    読みやすくまとまっている。

    乃木将軍の二百三高地攻略は深い。
    人柄だろう天皇からも愛され同期からも敬愛されたと思う。

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    2022年01月24日
  • 商人の戦国時代

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    ネタバレ

    戦国時代を俯瞰して理解をする為に、武将たちの合戦や政治史ではなく商人たちの経済活動という視点から読んで欲しい一冊
    通常の戦国時代本とは違って、本書は中央権力が衰退した乱世の世の中で、旧来の特権商人(座)と新興商人たちが利権をめぐって争う様子、金融業や貿易を展開しながら自由に自己責任で生き抜いた姿を、豊富な史料に基づいて生き生きと再現している
    改めて「楽市・楽座」の理解を深める事が出来た気がする
    御用商人の暗躍、海外貿易への参入など、教科書では簡略化されがちなトピックを、具体的なエピソードとともに詳述されていて、商人たちが権力者(大名、寺社、朝廷)と結びつきながら、借金トラブルや縄張り争いを巧みに乗り越えていく様子は興味深い、戦国時代を世界史の文脈で捉え、石見銀山の銀が国際貿易に与えた影響なども触れてあり視野が広がる
    戦国時代は単なる「戦乱の時代」ではなく、秩序の崩壊がもたらした自由と機会の時代でもあったことを学び、中世日本の経済史や社会史に興味がある人にとってはもちろん、戦国ファンにとっても新たな発見が多く、時代全体を俯瞰的に理解する上で大変役立つ一冊
    史料を丁寧に読み解いた著者の筆致が信頼でき、読み応えのある内容ながら新書らしい読みやすさも兼ね備えていておすすめです!

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    2025年12月18日
  • 新説戦乱の日本史

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    日本史における戦乱について様々な歴史学者が綴った一冊。

    今までの通説が覆されつつあることがよくわかった。

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    2025年11月01日
  • 商人の戦国時代

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    ネタバレ

    13世紀の商人の誕生から16世紀織豊期までの中世商業史。
    ・商人は、権門の税などの徴収、物資の調達、消費、贅沢品の輸入等に携わる中から誕生した。権門に仕える見返りに、独占的買い付け・販売権、関銭・津料の免除などを得た。
    ・楽市は、新興宿場、町を交流させるため、多くの戦国大名が使った手段。楽座は、特定の商品に限って認める一方で座を保護するなど恣意的利用であった。中世的独占権を破棄したのは豊臣政権になってから。
    ・13世紀半ばには為替手形が利用され、すぐに借金手形も利用されるようになった。14世紀前半には、経営能力がある叡山の神人から土蔵が生まれ、京の商人等も金融業に参入するようになった。
    ・戦国大名は兵糧調達・関銭徴収とともに関の防衛を行うような商人=武士も家臣に持ったり、商人司・頭を抱えたりした。清州の伊藤宗十郎は信長、秀吉、福島正則、松平忠吉と継続的に清州の商業の独占と約銭徴収を担った。また、伊勢神宮の御師、熊野神社の山伏が布教だけでなく、大名と京との連絡役や商業に携わることも。
    ・戦国大名は、戦時資金の調達が必須であり、鉱山のほか商業利権が大きかった。越後上杉氏と三条西家→長尾氏の苧座、

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    2025年10月07日
  • 商人の戦国時代

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    中世、特に戦国時代の商業や商人の状況を記述したもの。
    中世らしく権力者との結びつきが重要であったこと、その中でも既得権益者と新興勢力が争う様を具体的に書いている。

    権力は御用商人を保護し、その代わりに利益の一部を差し出す。
    その構図は変わらないが、権力側のプレイヤーは貴族、寺社から将軍、そして守護や戦国大名へと移り、地域権力が自らの領域の商人を保護し、その代わりに税を納めさせるという権力の分散と自由な商取引から豊臣政権が権力の統一と商業の再編を図っていく。

    この見取り絵は極めてわかりやすく、著者は中世の権力と既成商人に牛耳られた、不自由な取引から、権門の崩壊と戦国大名による権力の競争が商人を解放したかのように書いているが、それは庶民にとって良かったのか?

    清水克行によれば弱体化した室町幕府のもと、京都の商人は米を市場に出さずに暴利を貪り、餓死者が多数出たという。
    商人の利を求める行為は弱者を食い物にすること。
    利を得るためには権力とも結びつき、賄賂を送り、偽文書も作る。
    通読すると、今も昔も、資本主義であってもなくても商人のやることは変わらないということがよくわかった。
    歴史や商業に関心ある人には一読の価値がある。

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    2025年09月26日
  • 商人の戦国時代

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    <目次>
    プロローグ  戦国時代の商人とはどういう存在だったのか?
    第1章   戦国金融道~京都商人の栄枯盛衰
    第2章   ほんとうの「楽市・楽座」~兵庫・堺・博多・伊勢大湊
    第3章   新興商人vs特権商人~利権だらけの中世
    第4章   御用商人たちの暗躍~商人的活動を担った大名家臣
    第5章   大名たちの経営戦略~「資源大国」日本
    第6章   世界史の中の戦国時代~貿易を担った商人たち

    <内容>
    中世から近世初期の日本の商人たちの活動を、研究史を上手くまとめてわかりやすく説明した本。授業では通り過ぎてしまう「楽市・楽座」。鎌倉期から栄えた「座」の特権を奪う、と説明するが、ちょっと違うようだ。授業で説明しながら、違和感を感じた部分をきちんと説明してくれている。実態は新しく支配下に置いた地域において、新しく商業振興なら「楽市」をおこなうが、従来の商業保護なら座の特権を守る、ということだ。こうしたあたりを、研究史を上手くかいつまんでくれているので、理解が進んだ。

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    2025年09月19日
  • 戦国大名の経済学

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    何故戦国時代に貨幣経済になってまた米が使われる様になったとか時代の背景を含めて書いてある。作者の言う様に信長の場合天才というより現実的に手を打っていった(ミスって放置してるのもあるけど)のが要因とか説得力があるし、戦争に1回幾らかかるとか鐚一文の由来とか読んでいて楽しかった。
    あとがきにもあるけど参考資料、論文の多さ!お疲れ様でした。

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    2023年11月08日
  • 戦国大名の経済学

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    今年(2024)のGWの大掃除で発掘された本のレビューは大方終わりましたが、その前に娘夫婦が宿泊した時に大慌てでスースケースにしまい込んだ本があり、それらの本のレビュー書きを終了させたく思っています。記録によれば、まだまだ世の中がコロナ騒動の真っ最中だった、2年前(2022.5)に読み終わった本です。

    現代も過去においても戦争にはお金が必要で、それが用意できない限り戦争に勝つことができないか、負けていなくても撤退することになるのが常のようです。この本は読み終わってから2年も経過しているので、レビューを書きながら戦国時代にを生き抜くためにどのような経済においてお金や、それに代わる米と関わっていたのかを振り返りたいと思います。

    以下は気になったポイントです。

    ・室町時代(足利義政)の幕府の財源は、守護出銭(守護が自らの地位を確保するため)と土倉の営業勢(土倉税)に大きく依存していたので、土倉の没落と幕府が発した徳政令が金融不安を起こして、公家や寺院の間では資金繰りに行き詰まって破産するものさえ出ていた(p13)

    ・戦国大名は、ある特定の地域を独占的に支配した武家勢力(軍事政権)であり、その支配地域は領国と呼ばれる。朝廷や幕府の権力が及ばない領国は、小規模ながら独立国家であったとみる研究者もいる(p16)当時の経済価値は、銭6−7文が、60−70円相当と考えられる(p20)8貫500文で50−60万円、1貫はおよそ60万円強(p29)

    ・銀一貫目は、1000匁にあたり、これは約37.5グラムに相当する、当時は銀1文目は、銭にすると約200文の価値となり、銀一貫目は銭200貫文(20万文)、現在の価値にすると、1200−1400万円程度となる。参考:銀1グラム=173円(p31)

    ・史料によると武田方は当時の男女を生け取りにして、甲斐国へ連行したという。親類によって見受け(身代金)の支払いがあれば解放して帰したようだが、それにはそれぞれ2−10貫(10−70万円)の金額が支払われた(p44)

    ・北条氏の税率は、現在の米の値段(1キロ=五百円)で考えると、10%程度強であり、それほど過酷な基準ではなかったと言える(p70)

    ・桶狭間の戦いで勝利した織田信長は小牧城へ本拠を移した永禄6(1563)年に「国中闕所(けっしょ)」を命じた・荘園など中世を通じて構築された様々な利権を全て白紙にして、信長のもとに権利を一元化し、直轄地としたり、新たに家臣に再配分するなどした、このような中世的な土地権利関係の否定は、中世の土地制度の根幹である荘園制の解体と言ってよい(p83)

    ・安土城普請において、瓦職人、設計建築の指揮を執る大工などの技術者は報酬が支払われていた。京都の大工に対して、一日金1両が支払われる例があった、当時の金1両=銭2貫=12-14万円、末端の労働者は無報酬だったが、食糧は支給されていた、1万人の場合、1日だけで60石=200万円かかる、年間で6−7億円である(p98)

    ・伊達政宗が上洛した際、京都へ持参した砂金380両について、当時の京都では、金1両=5匁(1匁=3.75グラム)なので、1両=18.5グラム(12−14万円)とすると、現代では5000魔万円程度となる(105)

    ・楽市楽座とは、荒廃した市場は新規に設置される市場に対して、その商売に関わる一切の特権を排除した、いわば自由市場とすることを権力が規定するもので、特権を持たない人々にも経済活動への参入を促すことになり、商取引の活性化を期する政策であった(p133)既存の市での特権剥奪を狙っていたとも言い難い(p134)近江での楽市楽座は、地域的な商人集団のナワバリ争いからの解放を念頭においての政策で、激化していたローカルな商売活動と権力が癒着することによって経済成長が鈍化しないように出されていたものであった(p144)

    ・度重なる対応を行なっていたが、1560年代ついに行き詰まりを見せて、永禄7(1564)年頃には、過度な悪い銭で百姓が迷惑を被っているので、コメでの代納を認めるように、品川の代官に通達している(p229)精銭の消滅と、ビタの登場によって銭相場が混乱していた1570年台は、銭立てで組み立てられていた税制は大混乱をきたした、その結果、品質に大きな差がなく、桝も統一されて量りやすくなった米が注目されるようになった、石高制の採用が促されることになり、豊臣秀吉はこの時流に上手く乗った(p262)

    ・金銀は庶民にはあまりにも価値が高すぎた、銀ですら、1両(約16グラム)で200文の価値があった。現在価値で1万円、これを小銭と呼ぶには現代人の感覚からしてもかけ離れれていいる。それに比べてコメは、1合=2文だったのでコメは銭の代わりを十分に果たせるようになっていた(p249)

    2022年5月9日読破
    2024年7月15日作成

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    2024年07月15日
  • 新説戦乱の日本史

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    近年通説の見直しが進む戦乱について各時代毎の著者が最新の研究状況を解説する内容。疎い分野については新鮮で面白い。特に航空レーザ測量を用いた関ヶ原合戦の西軍布陣検討は興味深かった。

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    2021年09月17日
  • 新説戦乱の日本史

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    いろいろな時代の戦乱について最新の考え方が示されている。史実の背景や理由に関しては必ずしも真実が分かっているわけではなく、新しい事実や考え方によって、進化するものであることを学んだ。

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    2021年09月06日
  • 戦国大名の経済学

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    著者の先生は存じ上げないが、貨幣経済史のご専門とか。戦国時代における大名たちの領国経営については類書も多いのでさほど目新しい記述はなかったように思うが、ところどころ最新の研究成果も盛り込まれていて、興味深い部分も多かった。とくに第7章「混乱する銭の経済—織田信長上洛以前の貨幣」と第8章「銭から米へー金・銀・米の「貨幣化」と税制改革」の部分。ほかにも第5章で論じられている織田信長の楽市令に関する考察なども。

    結論はごくごく当たり前の話になってしまうのだが、旧来の秩序再編成に当たっての戦国大名の革新性について、過大評価はできないということ。とくに市場経済・貨幣経済のコントロールは、戦国大名といえどもそう簡単ではなく、旧来の秩序と折り合いを付けながら漸進的なものであった。

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    2020年09月25日
  • 戦国大名の経済学

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    戦国時代の経済的アプローチ 歴史学を勉強したことのない人には読みづらい専門的な部分もあったが、経済的な側面から戦国大名を見ることで今までとは違った戦国大名像が浮き彫りになる、知的好奇心が湧く内容だった。

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    2026年04月18日
  • 戦国大名の経済学

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    お金は大事だ。最近の研究を反映したこういうのっておもしろいわよね。まあ日本史で「撰り銭」みたいなのおぼえさせられた理由がわかる、というよりこういう解説してもらわないとそういうのの重要性がわからない。

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    2021年01月05日
  • 商人の戦国時代

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    ネタバレ

    戦国時代に商人がどうあったかという話。
    基本的に大名との関係が大切で、イノベーション的なものが記載されているかというとそうではない。
    楽市楽座は既得権益を壊すため。織田信長も統治しやすい場合は既存の商人を保護していたこともあった。

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    2026年02月11日
  • 戦国大名の経済学

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    貫高制から石高制への移行は、税金を通過で納め、企業の年商や従業員への給与を金額で表示するのが当たり前な現代人の感覚からすると、何だか逆行しているように感じていたが、この本を読んでスッキリした。

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    2025年03月09日
  • 戦国大名の経済学

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     ”腹が減っては戦はできぬ”ように、本書オビ文にある通り「銭がなくては戦はできぬ」。戦争をするためには兵士、その装備、糧食等が必要であるが、戦国時代には、兵士の装備一式70万円、鉄砲一丁50~60万円、兵糧米代1000万、捕虜の身代金10~70万円といった塩梅だったようだ。戦国大名はこれらをどのように用立てたのだろうか。
     本書では、戦国大名の経済面について焦点を当て、その収支の状況や具体的な活動について具体的に分かりやすく説明をしてくれる。
     特に「第七章 混乱する銭の経済ー織田信長上洛以前の貨幣」「第八章 銭から米へー金・銀・米の「貨幣化」と税制改革」を読んで、撰銭令の意義や、貫高制・石高制それぞれが採用された背景事情などについて、理解を進めることができた。

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    2024年12月22日